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『10回切って倒れない木はない』全キャスト・俳優14人|志尊淳の相関図

日テレ日曜10:30で『10回切って倒れない木はない』が始まって、毎週志尊淳演じる青木照/キム・ミンソクと仁村紗和演じる河瀬桃子の運命の再会が積み重なっています。秋元康企画×日韓合作×志尊淳の民放GP帯初単独主演、京本大我(SixTONES)の医師役、長濱ねるの財閥令嬢、オ・マンソクら韓国側キャスト——これからじっくり観るか迷っている人にも、毎週追っている人にも、まず14人の役柄と相関を一度俯瞰してほしい記事です。視聴済の人もこれから観る人も、相関図を頭に入れてから次の話に入った方が、ファングムホテルグループと風見診療所をつなぐ伏線により深く入っていけます。

目次

『10回切って倒れない木はない』の全キャスト一覧(脚本・演出・主題歌の制作陣も)

『10回切って倒れない木はない』のキャストは、青木照/キム・ミンソクと河瀬桃子の運命の再会を縦軸に、韓国の財閥「ファングムホテルグループ」、東京の風見診療所、ホテル支配人サイドの3層構造で組まれた相関図になっています。タイトルは韓国のことわざで「10回斧で打って倒れない木はない(粘り強く挑めば必ず成功する)」の意味。下記の表は俳優の年齢で、役の設定年齢ではありません。役名をクリックすると各キャストの詳細まで一気にジャンプします。

主役カップル+風見診療所サイド

役名 俳優名 年齢(2026年5月時点) 役どころ
キム・ミンソク/青木照 志尊淳 31歳 【主人公】韓国財閥の養子・元社長候補
河瀬桃子 仁村紗和 31歳 【ヒロイン】風見診療所の医師
山城拓人 京本大我 31歳 【ヒロインの幼馴染】医師・恋のライバル
新海映里 長濱ねる 27歳 【財閥令嬢】謎を抱える女性
風見進 でんでん 76歳 【院長】風見診療所の院長
花井美香 みりちゃむ 22歳 【看護師】診療所の看護師
河瀬杏子 入山法子 40歳 【家族】桃子の姉

韓国・ファングムホテルグループサイド+日本の家族

役名 俳優名 年齢(2026年5月時点) 役どころ
キム・ジョンフン オ・マンソク 57歳 【養父】財閥先代社長・故人
キム・ヒスン キム・ドワン 非公開 【義兄】財閥の新社長
キム・キョンファ キム・ジュリョン 非公開 【養母】財閥の女主人
青木優 田辺誠一 57歳 【実父】喫茶店経営・故人
青木未希 橋本マナミ 41歳 【実母】絵本作家志望・故人
水島栄壱 矢柴俊博 59歳 【ホテル支配人】副支配人の上司
夏目孝彦 松岡卓弥 非公開 【ベルマン】ホテルスタッフ

制作陣

役割 担当
企画 秋元康
原作 公式は未発表としています(オリジナル脚本)
脚本 川﨑いづみ・松島瑠璃子
演出 小室直子・内田秀実
チーフプロデューサー 松本京子(日本テレビ)
プロデューサー 島ノ江衣未・本多繁勝(AX-ON)
主題歌 AI「It’s You」
音楽 はらかなこ
放送 日本テレビ系 日曜22:30(2026年4月12日スタート)

気になった俳優は、続くH2で志尊淳と仁村紗和の主役カップル+京本大我のライバル医師を、その次で長濱ねる・財閥サイド・診療所スタッフまで深掘りしていきます。企画は秋元康、脚本は川﨑いづみ・松島瑠璃子、演出は小室直子・内田秀実という、AKB48グループ系の作家ラインが日テレ日曜の枠でドラマ企画を担う座組です。日韓合作の体制を取り、韓国のロケと韓国側キャストを正面から起用しています。

事務所配分にも特徴があり、志尊淳(ワタナベエンターテインメント)、仁村紗和(A-team)、京本大我(SMILE-UP.)、長濱ねる(個人事務所)、でんでん(リコモーション)、田辺誠一(ホリプロ)、橋本マナミ(OPRO Entertainment)、入山法子(フィット)、矢柴俊博(フリー)と分散。芝居の核となる主役カップルとライバル医師を演技派事務所で固め、財閥令嬢の長濱ねる・看護師役のみりちゃむと、SNS発信力のある若手を要所に配置する、日テレ日曜枠の現代的な布陣になっています。

『10回切って倒れない木はない』の主演・ヒロイン・主役の役柄

キム・ミンソク/青木照(主演・韓国財閥の養子):志尊淳

キム・ミンソク/青木照は、7歳で日本人の両親を事故で失い、韓国有数の財閥「ファングムホテルグループ」のトップ・キム・ジョンフンに養子として引き取られた日本人青年。財閥の新社長候補として育てられたものの、養父の死後に義兄から左遷されて東京のホテル副支配人として日本に戻ってくる立場で、本作の物語の中心に立つ主人公です。23年ぶりに帰国した東京で、運命の再会を果たす河瀬桃子との関係が縦糸として描かれていきます。

演じる志尊淳は、1995年東京都生まれ、ワタナベエンターテインメント所属。2014年スーパー戦隊『烈車戦隊トッキュウジャー』ライト/トッキュウ1号役で主役デビュー、2018年TBS『花のち晴れ』、2023年フジテレビ『フェルマーの料理』海老原朱役、2023年Netflix『幽☆遊☆白書』蔵馬役、2024年映画『52ヘルツのクジラたち』、2025年配信ドラマ『日本一情けない男』など、戦隊から実写主演を10年以上重ねてきた俳優です。

志尊淳は『トッキュウジャー』『花のち晴れ』『フェルマーの料理』『幽☆遊☆白書』など、「中性的な美しさで物語の中心に立つ主人公」を演じ続けてきた俳優です。今回のキム・ミンソク/青木照は韓国財閥の養子という、これまでにない「日韓のアイデンティティを抱える主人公」の役どころで、本作では志尊が韓国語の台詞にも挑戦。戦隊・少女漫画原作・科学ミステリー・古典漫画原作と来た志尊のキャリアのなかで、初めての日韓合作主演という新挑戦で、民放GP帯(ゴールデン・プライム帯)の単独主演としても志尊にとって重要なステップになりそうな配役です。

河瀬桃子(ヒロイン・風見診療所の医師):仁村紗和

河瀬桃子は、東京下町の風見診療所に勤務する医師で、患者思いの内科医。幼い頃に父親を事故で失い、姉と2人で困窮のなかから医師になった経歴を持ち、本作の物語のなかでミンソクと運命的に再会するヒロインです。23年前に幼かったミンソクと出会った記憶が、本作のタイトル「10回切って倒れない木はない」というキーワードでつながる設計で、桃子のキャリアと過去が物語の縦糸を支える役どころに見えます。

演じる仁村紗和は、1994年大阪府生まれ、A-team所属。2014年に俳優デビュー後、2020年NHK連続テレビ小説『おちょやん』、2021年WOWOW『連続ドラマW シャイロックの子供たち』、2023年MBS『SHUT UP』でAsia Content Awards & Global OTT Awards 2024最優秀新人賞を受賞、2024年TBS『不適切にもほどがある!』など、朝ドラ・WOWOW・MBS深夜枠と多角的にキャリアを積んできた俳優です。

仁村紗和は『おちょやん』『シャイロックの子供たち』『SHUT UP』『不適切にもほどがある!』など、「真面目で芯のある女性」と「複雑な内面を抱える役」の両方を演じてきた俳優です。今回の河瀬桃子は患者思いの医師という、仁村が朝ドラ『おちょやん』で見せた「芯のある女性」の延長線上にある役柄ですが、ミンソクとの運命の再会という日韓合作の文脈に置かれる配役。仁村のこれまでのキャリアで培った「真面目さと内面の複雑さ」を、医師という職業役で統合する起用と言えそうです。

山城拓人(ヒロインの幼馴染・医師):京本大我

山城拓人は、河瀬桃子の幼馴染にして大病院の御曹司で、桃子に長年想いを寄せている医師。スポーツ万能・頭脳明晰・容姿端麗のモテ御曹司という設定で、ミンソクとの恋の三角関係を構成する立ち位置に置かれています。風見診療所の医師・桃子と、大病院の御曹司・拓人という対比のなかで、医療の世界の階層構造を象徴するキャラクターでもあります。

演じる京本大我は、1994年東京都生まれ、SMILE-UP.(旧ジャニーズ)所属でSixTONESのメンバー。2020年にSixTONESとしてCDデビュー、2024年映画『言えない秘密』、2024年Netflix『おむかえ渋谷くん』、2025年舞台『Once』など、グループ活動と並行で映画・ドラマ・舞台のキャリアを重ねてきた俳優です。本作が連ドラ初の医師役にあたります。

京本大我は『言えない秘密』『おむかえ渋谷くん』『Once』など、「品のあるキャラクター」を映画・ドラマ・舞台で演じ続けてきた俳優です。今回の山城拓人は大病院の御曹司にして桃子の幼馴染という、これまでの京本の「品のあるキャラクター」の延長線上にある役柄ですが、医師役は連ドラ初。志尊淳とは10年以上交流のある同級生で、本作が初共演という背景もあり、SixTONESグループ活動で培ったパフォーマンス力を「医師の御曹司」役にぶつける配役と言えそうです。

『10回切って倒れない木はない』の登場人物・脇役の俳優

新海映里(謎の財閥令嬢):長濱ねる

新海映里は、本作に登場する謎を抱える財閥令嬢で、ミンソクの周辺で物語に絡んでいくキーパーソン。財閥という設定が韓国側のファングムホテルグループとどう接続するかが物語の伏線として描かれており、本作の謎解き要素を担うキャラクターの一角に置かれている立ち位置に見えます。

演じる長濱ねるは、1998年長崎県生まれ、個人事務所所属。2015年欅坂46(現・櫻坂46)の1期生として加入、2019年に卒業後、2020年フジテレビ『監察医 朝顔』、2023年テレビ朝日『君が獣になる前に』、2024年映画『陰陽師0』など、アイドル卒業後に俳優活動を本格化させている人物です。本作は連ドラのレギュラー級の機会となります。

長濱ねるは『監察医 朝顔』『君が獣になる前に』『陰陽師0』など、アイドル卒業後の俳優活動で「内面を抱えた女性」を演じてきた俳優です。今回の新海映里は謎の財閥令嬢という役柄で、欅坂46時代から培ってきた「内向的な佇まい」を、本作の謎解き要素に転用する配置。アイドル時代の繊細なキャラクター性を、財閥令嬢のミステリアスな役どころで活かす起用になりそうです。

風見進(風見診療所院長):でんでん

風見進は、河瀬桃子が勤務する東京下町の風見診療所の院長で、地域医療を担うベテラン医師。桃子の上司にして人生の師としても描かれる立ち位置で、本作の風見診療所サイドの精神的な核を担うキャラクターです。下町の人情と医療の現場感を体現する役どころで、ミンソクが日本に戻ってくる物語の受け皿の1つとして機能する設計に見えます。

演じるでんでんは、1950年広島県生まれ、リコモーション所属。1980年代から舞台・映画で活動し、2006年映画『ゆれる』、2013年フジテレビ『リーガル・ハイ』第2シリーズ、2024年NHK連続テレビ小説『虎に翼』など、半世紀近くにわたって「市井の人情味あふれる男性」を演じ続けてきたベテラン俳優です。

でんでんは『ゆれる』『リーガル・ハイ』『虎に翼』など、「年齢を重ねた人情味のある男」を映画とドラマで演じ続けてきた俳優です。今回の風見進は下町診療所の院長という、でんでんが半世紀近く積み上げてきた「市井の人情味」を医療の現場に転用する役どころ。本作の風見診療所サイドの空気感を、でんでんという「日本の市井」を体現するベテラン1人で担保する起用と言えそうです。

花井美香(風見診療所看護師):みりちゃむ

花井美香は、風見診療所の看護師で、桃子の同僚にあたる若手スタッフ。診療所の現場で患者と接する立場で、本作の下町医療パートに若手世代の風通しを加える役どころに置かれています。SNS世代の感覚を診療所サイドに持ち込むキャラクターとして配置されている設計に見えます。

演じるみりちゃむは、2003年生まれの女性タレント・モデル・YouTuber。『Popteen』レギュラーモデルとして活動し、TikTokやYouTubeのフォロワー数で人気を獲得、近年は2024年フジテレビ『顔だけ先生』など実写ドラマにも進出してきた人物です。本作は連ドラのレギュラー級の機会となります。

みりちゃむは『Popteen』モデル・SNSインフルエンサーとして10代女性の支持を集め、近年『顔だけ先生』など実写ドラマでもレギュラー枠に進出してきました。今回の花井美香は看護師という職業役で、SNS発信で培ったフレッシュなキャラクター性を、医療現場のリアリティに落とし込む配置。志尊淳・京本大我というSNS強い主演陣と並んで、若年層視聴者を取り込む起用と言えそうです。

河瀬杏子(桃子の姉):入山法子

河瀬杏子は、桃子の姉で、両親を失った後に妹を支えてきた家族の核。桃子が医師になるまでの苦労を共に乗り越えてきた立ち位置で、本作の桃子のバックグラウンドを補強する役回りに置かれています。家族の絆を体現するキャラクターとして、桃子の感情線を支える配置です。

演じる入山法子は、1986年群馬県生まれ、フィット所属。2003年に女性ファッション誌『nicola』のモデルとしてキャリアをスタートし、2009年TBS『JIN-仁-』、2017年フジテレビ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』、2024年TBS『不適切にもほどがある!』など、ファッションモデルから連ドラの脇役へとキャリアを広げてきた俳優です。

入山法子は『JIN-仁-』『コード・ブルー』『不適切にもほどがある!』など、「品のある女性」を連ドラの脇役として演じ続けてきた俳優です。今回の河瀬杏子は桃子の姉という家族の核を担う役柄で、入山がモデル出身として培ってきた佇まいの安定感を、姉妹の絆を描くシーンに転用する配置。仁村紗和の演じる桃子の感情線の起点として、姉役で物語の根幹を支える配役と言えそうです。

キム・ジョンフン(韓国財閥の養父・故人):オ・マンソク

キム・ジョンフンは、韓国有数の財閥「ファングムホテルグループ」の先代社長で、ミンソクを養子として引き取った養父にあたる人物。物語の現在時点ではすでに故人として描かれており、ミンソクが日本に戻ってくる物語のきっかけは、この養父の死による義兄からの左遷です。回想シーンや遺された言葉として、ミンソクのアイデンティティの根幹を担う役どころに見えます。

演じるオ・マンソクは、1968年生まれの韓国人俳優。1995年に俳優デビュー後、2005年韓国ドラマ『私の名前はキム・サムスン』、2014年韓国ドラマ『マイ・ラブリー・ガール』、2020年Netflix『キングダム』など、韓国ドラマと映画で第一線を歩んできたベテラン俳優です。日本人視聴者にも韓流ファン層には広く知られた俳優として、本作の日韓合作の韓国側の信頼性を担保する配役です。

オ・マンソクは『私の名前はキム・サムスン』『マイ・ラブリー・ガール』『キングダム』など、韓国ドラマの第一線で「組織のトップに立つ重厚な男」を演じ続けてきた俳優です。今回のキム・ジョンフンは韓国財閥の先代社長という、まさにオ・マンソクの十八番の領域で、本作の日韓合作の起点を担う配役。韓流ファン層に向けて「本物の韓国財閥もの」のリアリティを担保する起用と言えそうです。

キム・ヒスン(財閥の新社長・義兄):キム・ドワン

キム・ヒスンは、ジョンフンの息子でミンソクの義兄、養父の死後にファングムホテルグループの新社長に就任した人物。ミンソクを東京に左遷した張本人として、本作の対立軸を担うキーパーソンです。財閥の血を引く実子と、養子として育てられたミンソクの対比が物語の縦糸の1つになっており、ヒスンは「血の継承」を体現するキャラクターに置かれています。

演じるキム・ドワンは、韓国人俳優として活動してきた人物。本作の日韓合作の枠組みのなかで、ファングムホテルグループの新社長役という重要なポジションを担う起用です。韓国ドラマの現代劇で経験を積んできた俳優として、本作のヒスン役で日本の視聴者にも本格的に登場します。

キム・ドワンにとって今回のキム・ヒスン役は、韓国財閥の新社長というポジションで、ミンソク(志尊淳)を東京に左遷する対立軸を担う配役。日韓合作という本作の枠組みのなかで、韓国側の主要キャストとして物語の対立構造を1人で背負う起用になっていそうです。これまでの韓国ドラマで培ってきた現代劇の演技を、日本のドラマで対立軸として展開する場と言えそうです。

キム・キョンファ(財閥の養母):キム・ジュリョン

キム・キョンファは、ジョンフンの妻でミンソクの養母にあたる韓国財閥の女主人。養父の死後、財閥のなかでヒスンとミンソクの間に立つポジションで、本作の韓国サイドの感情線を担うキーパーソンに置かれています。母としてミンソクをどう見るか、義理の母としてヒスンをどう支えるかが、物語の韓国パートの縦糸の1つになっていきそうです。

演じるキム・ジュリョンは、韓国人女優として活動してきた人物。本作の日韓合作の枠組みのなかで、ファングムホテルグループの女主人役を担う起用です。韓国ドラマで母役・妻役を演じてきた俳優として、本作のキョンファ役で日韓合作のなかの「韓国の家族の母」を担うポジションに置かれています。

キム・ジュリョンにとって今回のキム・キョンファ役は、韓国財閥の女主人として、ミンソク(志尊淳)の養母とヒスン(キム・ドワン)の実母という二重の立場を演じる配役。日韓合作の枠組みで、韓国側の家族の感情線を1人で背負う重い役どころに見えます。これまでの韓国ドラマで培ってきた母役の演技を、日本の視聴者向けに展開する場と言えそうです。

青木優(ミンソクの実父・故人):田辺誠一

青木優は、ミンソク=青木照の実父で、ミンソクが7歳の時に妻とともに事故で亡くなった人物。物語の現在時点では故人として、回想シーンを中心に描かれます。喫茶店を経営していた設定で、ミンソクの日本人としてのルーツと「青木照」というアイデンティティの根幹を担う役どころです。本作の桃子との運命の再会の縦糸を支えるキーパーソンに見えます。

演じる田辺誠一は、1969年東京都生まれ、ホリプロ所属。1992年に俳優デビュー後、2003年フジテレビ『ビギナー』、2009年テレビ朝日『臨場』、2015年TBS『新ナニワ金融道5』、2024年NHK大河『光る君へ』など、30年以上にわたって連ドラの主役・準主役と脇役を厚く担ってきたベテラン俳優です。

田辺誠一は『ビギナー』『臨場』『光る君へ』など、「品のある男性」を連ドラで演じ続けてきた俳優です。今回の青木優はミンソクの実父という、回想シーンで物語の根幹を支える重い役どころで、田辺が30年以上培ってきた「品のある男性」のイメージを「ミンソクのルーツとなる実父」に転用する配置。登場時間は限られていても、田辺の存在感がミンソクのアイデンティティの根幹を担保する起用と言えそうです。

青木未希(ミンソクの実母・故人):橋本マナミ

青木未希は、ミンソク=青木照の実母で、夫の優とともに事故で亡くなった人物。絵本作家志望だった設定で、ミンソクの「想像力」や「心の柔らかさ」のルーツを担う役どころに置かれています。物語の現在時点では故人として、回想シーンを中心に描かれる立ち位置です。本作の感情線の根幹を支えるキーパーソンに見えます。

演じる橋本マナミは、1984年山形県生まれ、OPRO Entertainment所属。2007年に女性ファッション誌『SCawaii!』のモデルからキャリアをスタートし、2014年テレビ東京『闇金ウシジマくん Season3』、2016年映画『真田十勇士』、2024年配信ドラマ『金田一少年の事件簿』など、グラビア・モデルから連ドラの脇役へとキャリアを広げてきた俳優です。

橋本マナミは『闇金ウシジマくん』『真田十勇士』『金田一少年の事件簿』など、グラビア出身者として連ドラの脇役で「色気と知性を両立する女性」を演じてきました。今回の青木未希はミンソクの実母で絵本作家志望という、これまでの橋本の役柄とは違う「母性と想像力を体現する女性」の役どころ。回想シーンで本作の感情線の根幹を担う起用で、グラビア出身者がドラマの「ルーツとなる母」役を担う転換期の配役と言えそうです。

水島栄壱(ホテル支配人):矢柴俊博

水島栄壱は、ミンソクが副支配人として赴任した東京のホテルの支配人で、ミンソクの直接の上司にあたる人物。財閥の御曹司から左遷されてきたミンソクと現場のホテルマンとしての日本のホテル業界の常識をぶつけ合う立場で、本作の東京のホテルパートの中核を担う役どころに置かれています。

演じる矢柴俊博は、1967年神奈川県生まれ、フリー所属。1993年に俳優デビュー後、2009年テレビ朝日『相棒 season8』、2017年NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2024年TBS『不適切にもほどがある!』など、30年以上にわたって連ドラの脇役を厚く担ってきた中堅・ベテラン俳優です。

矢柴俊博は『相棒』『ひよっこ』『不適切にもほどがある!』など、「組織のなかで実務を回す中堅男性」を連ドラで演じ続けてきた俳優です。今回の水島栄壱は東京のホテルの支配人という、まさに矢柴の十八番の領域で、本作のホテルパートの現場感を担う配役。志尊淳の演じる副支配人ミンソクの上司として、財閥の世界とホテル業界の現場をつなぐ仲介役を背負う起用と言えそうです。

夏目孝彦(ホテルのベルマン):松岡卓弥

夏目孝彦は、ミンソクが副支配人として赴任したホテルのベルマンで、現場の最前線で働くホテルスタッフ。ミンソクの部下にあたるポジションで、本作のホテルパートに若手スタッフの視点を加える役回りに置かれています。財閥の御曹司として育ったミンソクに、日本のホテル業界の現場感を伝えるキャラクターとして配置されている設計です。

演じる松岡卓弥は、ダンス&ボーカルグループMATSURIのメンバーとして活動してきた人物。本作のホテルパートのレギュラー級の機会として、ベルマン役で日テレ日曜枠に登場します。グループ活動と並行で俳優業を本格化させる起用です。

松岡卓弥にとって今回の夏目孝彦役は、ホテルのベルマンという現代劇のレギュラー枠で、MATSURIで培ってきたダンス&ボーカルグループのパフォーマンス力を、ホテル業界の現場感に転用する配役。志尊淳(ワタナベエンターテインメント)と並んで、若手枠でホテル業界の現場を担う起用で、グループ活動から俳優キャリアへの広がりを測れる場と言えそうです。

『10回切って倒れない木はない』の話数別ゲスト・特別出演キャスト

第1〜6話のゲスト・各話の主役級キャスト

本作は連続ドラマで、毎話「ミンソクと桃子の運命の再会」を縦糸に、ファングムホテルグループの韓国エピソードと東京のホテル&風見診療所のエピソードが並行で展開される構造。各話のサブタイトルは第1話「運命の再会」・第2話「すり替わった記憶」・第3話「住む世界の違う人」・第4話「本当に大切な人」・第5話「隠されていた真実」・第6話「夢の代償」と、毎話異なるテーマで物語が進行しています。各話の脚本は川﨑いづみ(第1〜5話)と松島瑠璃子(第6話)が分担、演出は小室直子と内田秀実が交互に担当する形式です。

幼少期パートでは近江晃成がミンソクの7歳時、橘明架里が桃子の7歳時を演じており、本作の23年前の運命の出会いシーンの感情線を子役2人で担う構成。本作はゲスト主役制を取らず、固定キャスト14人と幼少期キャストで物語を展開する設計を採用しています。

サプライズ出演・特別出演・カメオ出演

本作の特徴的なゲスト枠として、オ・マンソク・キム・ドワン・キム・ジュリョンら韓国側キャストの登場があります。これは日韓合作の枠組みのなかで「韓流ファン層に向けたサプライズ要素」として機能する起用で、日本の連ドラとしては韓国側キャストを正面から起用する点が本作の最大の差別化要素。韓国ロケと韓国側キャストを本格的に投入する設計は、秋元康企画の日韓合作という座組ならではの仕掛けです。

『10回切って倒れない木はない』の追加キャスト・新キャスト発表

追加キャスト・新キャスト発表は、2026年3月の制作発表会で主要キャストが一括解禁されました。志尊淳の主演発表は2026年3月初旬、続いて仁村紗和・京本大我・長濱ねるの主要キャスト4人が同時期に発表されています。韓国側キャストのオ・マンソク・キム・ドワン・キム・ジュリョンも放送開始前の2026年3月に発表され、日韓合作の体制が事前にアナウンスされました。

新キャスト発表のタイミングを見ると、本作は主演+日韓のメインキャスト10人を最初に発表し、その後で診療所スタッフ・ホテルスタッフ・家族役を段階的に解禁する戦略を取りました。これは、志尊淳が民放GP帯初の単独主演という話題性と、京本大我(SixTONES)の連ドラ医師役、長濱ねる(元欅坂46)の財閥令嬢役、オ・マンソクら韓国側ベテランの起用という4軸の話題性を、放送開始前に最大化させる設計です。

放送中の追加レギュラー枠の発表は、2026年5月時点では公式から行われていません。本作は「主演カップル+ライバル医師+財閥令嬢+韓国側」の10人を基盤に、診療所と韓国財閥の両拠点で物語を展開する設計で、シリーズ後半に向けては各話のテーマに応じて関連人物が段階的に登場していく形式が続きそうです。

とくに新海映里役の長濱ねるの「謎」がどう物語に絡むか、ホテル業界の水島栄壱(矢柴俊博)がどうミンソクと関係を深めるか、姉・河瀬杏子(入山法子)がどう物語に絡むかは、シリーズ中盤以降で本格的に動くポジション。その意味で「追加キャスト」の概念が物語の進展に応じて段階的に深掘りされる設計と言えそうです。

『10回切って倒れない木はない』のキャスト相関図と登場人物の関係性

『10回切って倒れない木はない』の相関図は、キム・ミンソク/青木照と河瀬桃子の運命の再会を縦軸に、韓国・ファングムホテルグループと東京・風見診療所&ホテルの三層構造です。

   === 韓国・ファングムホテルグループ ===
    【先代社長・養父】キム・ジョンフン(オ・マンソク)
        │ 養子縁組(23年前)
        ├── 妻 キョンファ(キム・ジュリョン)
        └── 実子 ヒスン(キム・ドワン)
              │ 義兄→新社長
              ↓ 左遷
   === 東京・ホテル ===
    【主人公】ミンソク/青木照(志尊淳)
        │ 副支配人
        ├── 上司 水島(矢柴)
        └── 部下 夏目(松岡)
              │ 運命の再会
              ↓
   === 東京・風見診療所 ===
    【ヒロイン】河瀬桃子(仁村紗和)
        │
        ├── 院長 風見進(でんでん)
        ├── 看護師 花井美香(みりちゃむ)
        ├── 姉 河瀬杏子(入山法子)
        └── 幼馴染・ライバル 山城拓人(京本大我)
              │ 三角関係
              │
        【謎の存在】新海映里(長濱ねる)
              │ 実父母(故人)
              ├── 青木優(田辺誠一)
              └── 青木未希(橋本マナミ)

中心の縦糸は、23年前のミンソクと桃子の出会いと、現在の運命の再会。タイトル「10回切って倒れない木はない」は7歳のミンソクと桃子が出会った時の合言葉として描かれており、23年の時を経て2人が再会するロマンスが物語の柱として組み立てられています。志尊淳とSixTONES京本大我は10年以上の同級生関係で、本作で初共演という背景もあり、ミンソク・桃子・拓人の三角関係に現実の関係性のリンクも重なる設計です。

横糸は、韓国財閥(ファングムホテルグループ)の養父母・義兄関係と、東京の風見診療所の同僚関係、ホテル業界の上下関係の3軸。ミンソクは「韓国財閥の養子」と「日本人としてのルーツ」の二重のアイデンティティを抱えながら、義兄に左遷された立場で東京のホテルで働き、桃子の診療所と接点を持ちます。この三層が交差する地点に、新海映里(長濱ねる)の「謎」が配置される構造です。

毎話の物語では、ミンソクと桃子の関係の進展に合わせて、韓国財閥側のヒスン(キム・ドワン)の動きと、東京の山城拓人(京本大我)の動きが並行で描かれていきます。日韓合作という枠組みを物語の構造そのものに反映させた、本作ならではの相関図設計です。

キャスティング目線で相関図を見ると、主演級(志尊・仁村・京本・長濱)と韓国側ベテラン(オ・マンソク)を演技派で固め、診療所スタッフにでんでん・みりちゃむ・入山法子、ホテルスタッフに矢柴俊博・松岡卓弥、実父母役に田辺誠一・橋本マナミと、世代・ジャンルを横断する俳優を配置する、日テレ日曜枠の挑戦的な座組が見えます。とくに京本大我(SixTONES)と松岡卓弥(MATSURI)の起用は、ダンス&ボーカルグループの俳優を本格的にドラマの主要キャストに置く、秋元康企画ならではの起用と言えそうです。

『10回切って倒れない木はない』のキャスト陣の見どころ・共演

『10回切って倒れない木はない』のキャスト陣で最大の見どころは、志尊淳の民放GP帯初単独主演と日韓合作の枠組みにあります。志尊は『トッキュウジャー』『花のち晴れ』『フェルマーの料理』など主役級を10年積んできた俳優ですが、民放ゴールデン・プライム帯の単独主演は本作が初めて。さらに韓国語の台詞にも挑戦するという、志尊のキャリアで最大の挑戦の場になっています。

過去の共演関係を辿ると、志尊淳と京本大我は10年以上の同級生関係で、本作が初共演。実生活で長年友人として知られる2人が、ヒロイン・桃子(仁村紗和)をめぐる三角関係を演じる構図は、本作の話題性の核です。さらに、仁村紗和とSixTONES京本大我は本作で初めて顔を合わせる組み合わせで、3人の化学反応が物語の感情線を担っていきそうです。

企画の秋元康は『ポカリスエットCM』『AKB48』『欅坂46』など、エンタメ業界の作家性を持つ人物。今回の志尊・京本起用と日韓合作の体制は、秋元康企画の「アイドル文化と本格ドラマの融合」という方向性と合致しており、本作は秋元康のプロデュース力を日テレ日曜枠で日韓合作として展開する企画と言えそうです。

韓国側キャスト——オ・マンソク・キム・ドワン・キム・ジュリョン——のなかで、オ・マンソクは『私の名前はキム・サムスン』『キングダム』など韓国ドラマの第一線で活動してきた大ベテラン。本作で日韓合作の枠組みのなかで、日本の連ドラの主要キャストとして登場する経験は、日韓のドラマ業界の橋渡しを担う重要な配役です。

『10回切って倒れない木はない』のキャストに関するよくある質問

出てる人は誰?メインメンバーは何人?

『10回切って倒れない木はない』のメインメンバーは合計14人。主演は志尊淳(キム・ミンソク/青木照役)、ヒロインは仁村紗和(河瀬桃子役)。三角関係のライバルに京本大我(山城拓人)、財閥令嬢に長濱ねる(新海映里)の4人がメイン軸。風見診療所サイドにでんでん(風見進)・みりちゃむ(花井美香)・入山法子(河瀬杏子)の3人、韓国・ファングムホテルグループサイドにオ・マンソク(キム・ジョンフン)・キム・ドワン(キム・ヒスン)・キム・ジュリョン(キム・キョンファ)の3人、ホテル業界に矢柴俊博(水島栄壱)・松岡卓弥(夏目孝彦)の2人、実父母(故人)に田辺誠一(青木優)・橋本マナミ(青木未希)の2人で、計14人の固定メンバーで毎話の物語に挑む構成です。

これに加えて幼少期パートで近江晃成(7歳のミンソク)・橘明架里(7歳の桃子)が登場しており、23年前の運命の出会いシーンを担っています。

主題歌・ナレーションは誰が担当?

『10回切って倒れない木はない』の主題歌は、AI(アイ)の「It’s You」。AIは2003年のデビューから「Story」「ハピネス」など数々のヒット曲で知られる女性シンガーで、本作の日韓合作という枠組みに対して「日本のソウルシンガー」を主題歌に据える設計です。劇伴音楽ははらかなこが担当しており、ミンソクと桃子の運命の再会の感情線を音楽でつなぐ仕掛けになっています。ナレーションは公式に発表されていません。

京本大我と志尊淳は過去に共演している?

京本大我と志尊淳は本作が初共演にあたります。2人は10年以上の同級生関係として知られており、私生活では長年の友人。本作で初めて連ドラの主要キャストとして同じ画面に並ぶ構図は、ファンにとっての最大の話題性です。京本大我にとっては本作が連ドラ初の医師役で、SixTONESメンバーとしてのアイドル活動と並行で俳優キャリアを広げる重要な配役になっています。

韓国側キャストは誰が出演している?

本作の韓国側キャストはオ・マンソク(キム・ジョンフン役)・キム・ドワン(キム・ヒスン役)・キム・ジュリョン(キム・キョンファ役)の3人。日韓合作の枠組みのなかで、ファングムホテルグループの養父・義兄・養母を韓国側ベテラン俳優で固める設計です。オ・マンソクは『私の名前はキム・サムスン』『キングダム』など韓国ドラマで第一線を歩んできたベテラン俳優で、本作で日本の視聴者にも本格的に登場します。志尊淳が韓国語の台詞に挑戦する設計のため、韓国側キャストの起用が本作の日韓合作のリアリティを担保しています。

『10回切って倒れない木はない』キャストの総評と魅力ポイント

『10回切って倒れない木はない』のキャスト陣は、志尊淳の民放GP帯初単独主演と仁村紗和のヒロイン起用を縦軸に、京本大我(SixTONES)のライバル医師、長濱ねる(元欅坂46)の財閥令嬢、オ・マンソクら韓国側ベテラン3人を加え、でんでん・みりちゃむ・入山法子・矢柴俊博・松岡卓弥・田辺誠一・橋本マナミの脇役7人で、合計14人の固定布陣に幼少期キャスト2人が加わる構成。日本テレビ日曜枠の「ロマンスドラマ」の系譜を、日韓合作と秋元康企画という新しい枠組みで再構築した座組です。

キャスティングの核心は、志尊淳の「中性的な美しさで物語の中心に立つ主役10年」のキャリアを、日韓合作という新領域で集大成として使う点と、京本大我・長濱ねるというアイドル出身者の本格俳優転換期に「医師の御曹司」「謎の財閥令嬢」という難役を与える二重構造に置く点。SixTONES・欅坂46・MATSURIと出自の異なる若手をドラマの主要キャストに並列に並べる配置も、秋元康企画ならではの座組です。

毎話のミンソクと桃子の運命の再会の進展を通じて、韓国財閥と東京のホテル・診療所の関係も少しずつ動いていく設計のため、相関図そのものが毎週更新されていきます。続編・スピンオフの発表は2026年5月時点では公式に発表されていません。

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この記事を書いた人

ドラマ・映画のキャスティング考察を専門にする編集者。俳優のキャリア軌跡・過去作との連続性・脚本家や演出家の作風・事務所動向を組み合わせて「なぜこの俳優がこの役なのか」を読み解いている。

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