2026年7月11日スタートの日本テレビ「土曜ドラマ」枠『告白-25年目の秘密-』で、麻里子(岡崎紗絵)の秘書・竹田泉役を演じる佐々木希。7歳の娘を育てるシングルマザーという設定の泉は、主人公の身近で支え続ける存在として物語に絡んでいく役どころです。2006年に2つの読者モデルオーディションでグランプリを獲得して芸能界入りしてから今年で20年目。モデルとしてスタートし、女優として着実にキャリアを積み重ねてきた佐々木希にとって、今回はそのキャリアの中でも成熟した大人の女性を演じる作品のひとつになります。
佐々木希といえば、2008年の映画『ハンサム★スーツ』で女優デビューしてから18年、2006年のモデルデビューから数えれば20年のキャリアを積んできたタレントです。グラビア・モデル出身らしい華やかな役どころから、ホラー映画の主演、そしてNHK連続テレビ小説での初出演を経て、近年は等身大の大人の女性を演じるドラマ・映画に軸足を移してきました。『告白-25年目の秘密-』での竹田泉役も、そうした近年の役柄の延長線上にある起用だと捉えられます。
このページでは、佐々木希 経歴と代表的な出演作を時系列で整理し、モデル時代から現在までのキャリアの転機を深掘りします。『告白-25年目の秘密-』の全キャスト・相関図・キャスティング考察は、以下の記事にまとめています。

佐々木希とは?秋田県秋田市出身、モデル発の女優
佐々木希(ささき のぞみ、本名:渡部希)は、1988年2月8日生まれ、秋田県秋田市出身の女優・タレント。身長168cm、血液型はAB型。所属事務所はトップコート。ソニーミュージックオフィシャルサイトにプロフィール・出演作一覧が掲載されています。モデルとしてキャリアをスタートし、女優業に軸足を移していった経緯があり、近年はバラエティ番組やYouTubeなど活動の幅もさらに広げています。
「ギャルコンJAPAN」と「プリンセスPINKY」二冠からの芸能界入り
佐々木希の芸能界入りのきっかけは、2005年に地元・秋田のアパレルショップの店員をしていたところをスカウトされたことです。2006年3月には『週刊ヤングジャンプ』の読者モデルオーディション「ギャルコンJAPAN」で初代グランプリを獲得。さらに同年8月には、集英社の女性ファッション雑誌『PINKY』の「プリンセスPINKYオーディション」に応募者4,290人の中からグランプリを獲得しました。系統の異なる2つの読者モデルコンテストで同時期にグランプリを獲得したことは当時「史上初」とされ、複数の芸能事務所からオファーが集まる中、トップコートへの所属を決めています。所属を機に秋田のショップ店員を辞めて上京したことも、このデビュー期を象徴するエピソードです。
PINKY・non-no専属モデル時代——「見られる仕事」の原点
芸能界入り後の佐々木希は、まず『PINKY』の専属モデルとして活動を本格化させ、同誌が休刊するまで専属モデルを務めました。その後は2010年1月から2013年3月まで『non-no』の専属モデルとしても活動しており、10代後半から20代前半にかけての約7年間、女性ファッション誌の専属モデルという立場で「見られる仕事」の基礎を積んでいます。この時期に培った撮影現場での立ち居振る舞いやカメラ慣れが、のちに映画・ドラマへ活動の場を広げていく際の土台になったと考えられます。
写真集でも重ねてきたビジュアルワーク
佐々木希は女優・モデル業と並行して、節目ごとに写真集も発表してきました。2008年8月には初の写真集『nozomi』を発売し、その後2013年11月には『ささきき』、2016年9月には『かくしごと』を発売しています。デビューから10年近くにわたってコンスタントに写真集をリリースしてきたことは、女優としてのキャリアと並行してビジュアル面での仕事も継続的に評価されてきたことを示す実績のひとつです。専属モデル時代に培った「見られる仕事」への向き合い方が、20代・30代を通じて途切れずに続いている点は、モデル出身の女優としては珍しい部類に入ります。
キャリアの転機
佐々木希のキャリアは、年表よりもいくつかの転機で整理すると流れがつかみやすくなります。
- 転機1(2006年・18歳):「ギャルコンJAPAN」「プリンセスPINKYオーディション」で二冠を獲得しモデルデビュー。トップコートに所属
- 転機2(2008年・20歳):映画『ハンサム★スーツ』で女優デビュー(玲美役)。モデル業と並行して演技の仕事を開始
- 転機3(2009年・21歳):映画『天使の恋』で映画初主演(理央役)。モデル出身のタレントとして初めて主演級のポジションを経験
- 転機4(2014〜2015年・26〜27歳):『呪怨 -終わりの始まり-』とその続編に主演。それまでのグラビア・清純派イメージとは異なるホラー映画の主演を経験
- 転機5(2021年・33歳):NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で朝ドラ初出演(笹川奈々役)
- 転機6(2025年・37歳):TBS『地獄の果てまで連れていく』で連続ドラマ主演(紗智子役)
そして2026年、日本テレビ『告白-25年目の秘密-』で竹田泉役として出演。20代でのグラビア・モデル出身タレントとしてのイメージから、30代を経て大人の女性を演じる俳優へと、少しずつ役どころの重心を移してきた歩みの延長に、今回の起用があります。
この転機を並べて気づくのは、モデルデビューから女優デビューまでの2年、女優デビューから映画初主演までの1年というスピード感に対し、そこから朝ドラ初出演までは12年、連続ドラマ主演までさらに4年かかっているという点です。20代のうちに一気に主演級の実績を作った後、30代でじっくりと役の幅を広げてきたのが、佐々木希のキャリアの特徴だと言えます。
CM・バラエティでも積み重ねてきた「顔」の仕事
佐々木希は映画・ドラマ出演と並行して、CM・バラエティ番組でも継続的に活動してきました。2010年10月4日からはフジテレビ『森田一義アワー 笑っていいとも!』の木曜レギュラーに起用され、20代前半のうちからバラエティの現場にも定期的に出演。CM出演も多く、ミセスロイド・FLANMY・快適ガード・洋服の青山・カラダファクトリーなど幅広い業種の広告に起用されており、累計のCM出演本数は474本以上にのぼるとされています。2025年10月からはGMOクリック証券のイメージキャラクターとして、芸人のスギちゃんと共演する新CM「株式手数料ゼロゼーロ」篇にも出演しました。ドラマ・映画の役柄では近年「大人の女性」への転換が進む一方、CMの分野では幅広い年代・業種の企業から継続的に起用され続けている点も、佐々木希のキャリアの厚みを裏付ける要素のひとつです。
佐々木希 出演作・代表作リスト【映画・ドラマ】
佐々木希の出演作は、モデル出身らしい華やかな役から、ホラー・サスペンス、家族ドラマまで幅広く広がっています。デビュー初期はグラビア・モデルのイメージを生かした役が中心でしたが、2020年代に入ってからは母親役・大人の女性役での出演が増えています。ここでは代表作・話題作を中心に整理します。
映画代表作(2008〜2025)
| 年 | 作品名 | 役名 | 話題ポイント | 配信 |
|---|---|---|---|---|
| 2008 | 『ハンサム★スーツ』 | 玲美 | 女優デビュー作 | — |
| 2009 | 『天使の恋』 | 理央(主演) | 映画初主演。人気携帯小説の実写化 | — |
| 2012 | 『アフロ田中』 | —(ヒロイン) | 人気コミックの実写映画化 | — |
| 2014 | 『呪怨 -終わりの始まり-』 | 結衣(主演) | 初のホラー映画主演 | — |
| 2015 | 『呪怨 -The Final-』 | 結衣 | 前作からの続投出演 | — |
| 2015 | 『縁 The Bride of Izumo』 | —(主演) | 出雲を舞台にした主演作 | — |
| 2016 | 『嫌な女』 | 神谷真里菜 | 湊かなえ原作のサスペンス | — |
| 2017 | 『東京喰種 トーキョーグール』 | 入見カヤ | 人気コミックの実写化 | — |
| 2018 | 『伊藤くん A to E』 | 島原智美(A) | 群像劇形式のラブストーリー | — |
| 2021 | 『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』 | 梅本尚美 | SNS発の人気サスペンス | — |
| 2024 | 『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』 | — | 『踊る大捜査線』派生の大型2部作 | — |
| 2025 | 『佐藤さんと佐藤さん』 | 吉田リサ | — | — |
| 2025 | 『お嬢と番犬くん』 | 関谷香織 | — | — |
※役名・配信情報が2026年7月時点で一次情報源から確認できなかった項目は「—」としています。
テレビドラマ代表作(2009〜2026)
| 年 | 作品名 | 役名 | 役柄・話題ポイント | 配信 |
|---|---|---|---|---|
| 2009 | 『神の雫』(日本テレビ) | — | 人気ワイン漫画のドラマ化 | — |
| 2010 | 『土俵ガール!』 | —(主演) | 相撲部屋を舞台にした主演作 | — |
| 2014 | 『ファースト・クラス』 | — | 華やかな女性群像劇 | — |
| 2016 | 『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ) | — | サスペンス系刑事ドラマ | — |
| 2017 | 『小さな巨人』(TBS) | — | 長谷川博己主演の社会派サスペンス | — |
| 2018 | 『デイジー・ラック』(NHK) | 楓(主演) | パン職人を目指す女性が主人公 | — |
| 2021 | 『カムカムエヴリバディ』(NHK連続テレビ小説) | 笹川奈々 | 朝ドラ初出演。芸能事務所の社長令嬢役 | NHKプラス |
| 2021 | 『白い濁流』 | 河原智子 | — | — |
| 2022 | 『やんごとなき一族』(フジテレビ) | — | 高石あかり・北村匠海ら共演の家族群像劇 | — |
| 2022 | 『ユーチューバーに娘はやらん!』(テレビ東京) | 平千紗(主演) | 連続ドラマ主演 | — |
| 2024 | 『アイのない恋人たち』(朝日放送テレビ・テレビ朝日) | — | 福士蒼汰・岡崎紗絵らが主演の恋愛ドラマ | — |
| 2025 | 『地獄の果てまで連れていく』(TBS) | 紗智子(主演) | 連続ドラマ主演のサスペンス作品 | — |
| 2025 | 『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日) | — | 医療ミステリー | — |
| 2026 | 『月夜行路 ―答えは名作の中に―』(日本テレビ) | 野宮ルナ | — | — |
| 2026 | 『告白-25年目の秘密-』(日本テレビ) | 竹田泉 | 麻里子の秘書。7歳の娘を育てるシングルマザー | TVer |
※役名・配信情報が2026年7月時点で一次情報源から確認できなかった項目は「—」としています。
役柄の傾向——「見られる女性」から「支える大人の女性」へ
佐々木希の出演作を並べると、「モデル出身らしい華やかな役」から「ホラー映画の当事者」、そして「主人公を支える大人の女性」へと、役柄の重心が移ってきたことが見えてきます。デビュー初期の『ハンサム★スーツ』『天使の恋』では、いずれも見た目の華やかさを生かしたヒロイン格の役どころでした。その後2014〜2015年の『呪怨』シリーズでは、日常が崩れていく恐怖に直面する当事者を主演として演じ、モデル出身のタレントが本格的なジャンル映画の主演を任される好例となりました。
2021年の『カムカムエヴリバディ』では、社長令嬢という華やかな出自を持ちながらもプロ意識の高さを内面から見せる笹川奈々を演じ、ドラマガイド取材に「秋田の母もとても喜んでくれました」と朝ドラ初出演の喜びを語っています。2022年以降は『ユーチューバーに娘はやらん!』『地獄の果てまで連れていく』のように主演として物語の中心に立つ作品が増えており、2026年の『告白-25年目の秘密-』では、主人公・麻里子を支える秘書として、7歳の娘を育てるシングルマザーという生活者としての顔を持つ役柄に挑みます。筆者としては、佐々木希がここ数年、華やかさだけでなく「日々の暮らしを背負う大人の女性」の説得力を意識的に積み上げてきているのではないかと見ています。
この変化をさかのぼると、2016年の『嫌な女』で演じた神谷真里菜も、2017年の『東京喰種 トーキョーグール』で演じた入見カヤも、いずれも謎や秘密を抱えた側の人物で、モデル出身らしい表面的な華やかさの奥にある「素直に感情を見せない女性」を演じる役どころが目立ちました。こうした「本音が読めない女性」を演じる経験が土台にあったからこそ、2020年代に入ってからの「静かに主人公を支える大人の女性」への役どころのシフトも、決して唐突な方向転換ではなく、これまでの出演作の延長線上にある変化として捉えることができます。
日本テレビとの縁——デビュー期から現在まで続く接点
佐々木希のキャリアを局別に見ると、女優としてのキャリア初期に出演した『神の雫』(2009年)、そして2026年の『月夜行路 ―答えは名作の中に―』『告白-25年目の秘密-』と、日本テレビ作品への出演が節目ごとに見られるのが特徴です。デビューから約17年の時を経て、2026年に日本テレビ作品への出演が続いていることは、キャリアの長さと局からの継続的な信頼を示すエピソードのひとつと言えます。
ジャンル別に見る出演傾向——グラビア発からサスペンス・家族ドラマへ
佐々木希の出演作をジャンル別に分けると、デビュー初期は『ハンサム★スーツ』『天使の恋』のようなラブストーリー・青春ものが中心だったことがわかります。2014年以降は『呪怨』シリーズ、『嫌な女』、『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』のように、サスペンス・ホラー要素のある作品への出演が増加。2021年の朝ドラ出演を経て、2022年以降は『ユーチューバーに娘はやらん!』『やんごとなき一族』『地獄の果てまで連れていく』のように、家族・人間関係を描く作品での主演・準主演が目立つようになっています。モデル出身のタレントとして「見た目のインパクト」を生かす時期から、サスペンスで「緊張感のある当事者」を演じる時期を経て、現在は「生活者としてのリアリティ」を求められる役どころへと軸足を移してきた流れが見て取れます。
もう一つ注目したいのが、原作もののコミック実写化への出演が要所で続いている点です。2012年の『アフロ田中』、2017年の『東京喰種 トーキョーグール』はいずれも人気コミック原作の実写映画で、佐々木希はそれぞれ主要キャラクターを担っています。原作ファンの目が厳しい実写化作品に節目ごとに起用されてきたことは、原作のイメージを壊さずに実写のキャラクターへ落とし込む演技力が評価されてきたことの裏付けとも言えるでしょう。2024年の『室井慎次』2部作のような大型シリーズものへの出演も含め、単発のオリジナル作品だけでなく、原作・シリーズものの中で安定して起用され続けているのも佐々木希の出演傾向の特徴です。
配信時代の佐々木希——TVerでの見逃し配信
佐々木希の主演作・出演作は、放送後にTVerで見逃し配信されるケースが基本パターンです。『告白-25年目の秘密-』もTVerに番組ページ・予告編が開設されており、見逃し配信が行われる見込みです。地上波の新作をリアルタイムで追う層にとっても、配信で過去作から遡って追う層にとっても、佐々木希は接点を持ちやすいタレントのひとりであり、今後さらに出演作が積み上がるほど、この”見つけてもらう”導線の価値も増していくはずです。
佐々木希の”仕事への向き合い方”——インタビューで語られること
佐々木希自身のインタビューを追うと、評価を過度に気にせず、目の前の役に向き合う姿勢がうかがえます。女優としての手応えについて、「評価も成長も、全て自分ではなく人が決めることだと思ってます」と語り、10代の頃から自らを他人の目にさらけ出す仕事をしてきた実感を述べています(ORICON NEWSのインタビューより)。演技そのものについては「心でお芝居をして、見ている方の心に響くような演技をしていきたい」と語っており、技術面だけでなく感情の伝わり方を大切にしていることが読み取れます。
近年の心境の変化についても率直に語っており、「20代の時はモデルということもあって、きらびやかな役も結構演じさせてもらいました。その時ももちろん楽しかったんですけど、今、お芝居に対してまた違う楽しさを感じています。人間の奥深いところのお芝居ができるのが、すごく楽しいです」とコメント(InRed webのインタビューより)。モデル出身らしい華やかな役を通過点として受け止めつつ、30代以降は役の内面を掘り下げる面白さに軸足を移しつつあることがうかがえる発言です。
2021年の『カムカムエヴリバディ』出演時には、朝ドラ初出演の喜びについて「秋田の母もとても喜んでくれました」と地元・秋田への思いを語っており(TVガイドWebのインタビューより)、演じた笹川奈々については「プロ意識が高く、面倒見がいい女性」と役柄の解釈を説明しています。こうした発言を時系列で並べると、佐々木希はモデル出身というキャリアの出発点を否定的に捉えるのではなく、その経験を土台にしながら、年齢を重ねるごとに役の解釈の幅を意識的に広げてきたタレントだと読み取れます。
プロデュース業に関わった際の発言では、「人に任せず、最初から最後まできちんと関わることを自分のなかの絶対条件にしました。やるからには絶対に中途半端にしたくないという強い想いがありました」と語っており、女優・モデルとしての「見られる仕事」だけでなく、企画や制作の側にも当事者意識を持って関わる姿勢がうかがえます(クランクイン!のインタビューより)。10代でスカウトされ、周囲に導かれる形で芸能界に入ったところから出発しながらも、キャリアを重ねる中で自分自身の意思で仕事に関わる領域を広げてきたことも、佐々木希というタレントの厚みを形づくっている要素のひとつと言えるでしょう。
佐々木希を観るならこの作品から
佐々木希の作品を初めて観る人へ、入口別のおすすめを整理します。デビュー期の華やかな主演作から、ホラー・朝ドラ・連続ドラマ主演まで、時代ごとに違う魅力を確認できるのが佐々木希のキャリアの面白いところです。
モデル出身らしい華やかさを観たい人——『天使の恋』
2009年公開の『天使の恋』は、佐々木希の映画初主演作。過去のトラウマから人を信用できず、お金だけに価値を感じる女子高生・理央を演じており、モデル出身のタレントが本格的な主演女優として評価される出発点になった作品です。
意外な一面を観たい人——『呪怨 -終わりの始まり-』
2014年公開の『呪怨 -終わりの始まり-』は、佐々木希にとって初のホラー映画主演作。不登校の児童の家を訪ねたことから怪異に巻き込まれていく小学校教師・結衣を演じ、それまでの華やかなイメージとは異なる一面を見せました。2015年公開の続編にも続投しています。
朝ドラでの佐々木希を観たい人——『カムカムエヴリバディ』
2021年放送のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、佐々木希の朝ドラ初出演作。芸能事務所の社長令嬢・笹川奈々役として、プロ意識の高さを内面からにじませる演技を見せています。
連続ドラマ主演を観たい人——『地獄の果てまで連れていく』
2025年放送のTBS『地獄の果てまで連れていく』は、佐々木希が紗智子役で連続ドラマ主演を務めたサスペンス作品。30代後半になった佐々木希が、物語の中心に立つ大人の女性をどう演じているかを確認できる作品です。
最新作で観たい人——『告白-25年目の秘密-』
2026年7月11日スタートの日本テレビ「土曜ドラマ」枠『告白-25年目の秘密-』では、麻里子の秘書で7歳の娘を育てるシングルマザー・竹田泉役を演じます。松村北斗と岡崎紗絵のW主演を、身近な立場から支える役どころとして注目です。
佐々木希の今後——『告白-25年目の秘密-』とその先
2026年の佐々木希は、7月スタートの日本テレビ『告白-25年目の秘密-』で竹田泉役を務めるほか、同年には『月夜行路 ―答えは名作の中に―』にも出演するなど、地上波連続ドラマへの出演が続いています。2021年の朝ドラ初出演を経て、2022年以降は主演作も安定して任されるようになっており、モデルデビューから20年、女優デビューから18年というキャリアの厚みが、脇を固める役どころ・主演級の役どころの両方で発揮されている段階だと言えます。
個人的には、『告白-25年目の秘密-』の竹田泉が「7歳の娘を育てるシングルマザー」という生活者としての顔を持つ役柄であることに注目しています。これまでの出演作で培ってきた華やかさやサスペンス耐性に、日々の暮らしを背負う大人の女性としてのリアリティがどう重なるか――華やかなモデル出身タレントというキャリアの出発点から、生活実感のある役どころまで振れ幅を広げてきた佐々木希にとって、今後も年齢を重ねた大人の女性を描く作品への出演がさらに増えていくのではないかと予想しています。
2006年のモデルデビューから今年でちょうど20年。2008年の女優デビューからは18年というキャリアの節目にあたる2026年に、日本テレビの看板ドラマ枠でシングルマザーという生活実感のある役どころを任されたことは、佐々木希にとって単なる一仕事にとどまらず、モデル出身タレントとしての「見られる仕事」の経験と、女優として積み上げてきた「演じる仕事」の経験の両方が求められる役柄だと言えます。CM・バラエティでの継続的な起用と、ドラマ・映画での役柄の深化が同時並行で進んでいる現状を踏まえると、2026年以降も業種・ジャンルを問わず幅広い分野での活躍が続いていくと見て良さそうです。
『告白-25年目の秘密-』の共演者をもっと知る
『告白-25年目の秘密-』で佐々木希が支える麻里子を演じる岡崎紗絵、そして麻里子とW主演を務める松村北斗は、いずれも今回の作品でキャリアの節目を迎えています。松村北斗にとっては地上波連続ドラマ単独初主演、岡崎紗絵にとってはモデル出身からの14年をかけて掴んだ地上波土曜ドラマ枠のヒロインという位置づけです。作中では、麻里子のお見合い相手として玉山鉄二演じる刑事・佐倉泰輔も絡み、25年間の片思いと事件の謎解きという2つの軸が同時に進む座組になっており、佐々木希演じる竹田泉はその麻里子を最も身近で支える存在として物語に関わっていきます。モデル出身から女優としてのキャリアを積んできたという点では、佐々木希と岡崎紗絵は出発点に共通項があり、それぞれ異なるスピード・順序でキャリアを積み上げてきた2人の対比という視点で観るのも面白いポイントです。松村北斗・岡崎紗絵それぞれのこれまでのキャリア・代表作については、以下の記事で詳しく解説しています。


佐々木希に関するよくある質問
佐々木希のプロフィールは?
1988年2月8日生まれ、秋田県秋田市出身。身長168cm、血液型AB型。所属事務所はトップコートです。
佐々木希はモデルと女優、どちらが本業?
2006年のモデルデビューが芸能界入りのきっかけですが、2008年の映画『ハンサム★スーツ』以降は女優としての出演作が着実に増え、近年は連続ドラマ・映画の主演を務める機会も増えています。モデル出身というキャリアの出発点を土台にしながら、女優業に軸足を移してきたタレントと言えます。
佐々木希の朝ドラ初出演作は?
2021年放送のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』です。芸能事務所の社長令嬢・笹川奈々役を演じました。
佐々木希の次の出演作は?
2026年7月11日スタートの日本テレビ『告白-25年目の秘密-』で竹田泉役を務めるほか、同年の『月夜行路 ―答えは名作の中に―』にも出演します。
佐々木希の家族について公表されていることは?
2017年にお笑い芸人の渡部建と結婚し、2018年と2023年に子どもが誕生していることが公表されています。それ以上の家庭内の詳細については、本人・所属事務所から公式に発表された範囲を超える情報は本記事では扱いません。
佐々木希が演じてきた役柄の系統は?
デビュー初期は『ハンサム★スーツ』『天使の恋』のような華やかなヒロイン役が中心でした。2014年以降はサスペンス・ホラー作品への出演が増え、2021年の朝ドラ出演を経て、近年は家族ドラマ・サスペンスで主人公やそれを支える大人の女性を演じる機会が増えています。
佐々木希は写真集も出している?
2008年の『nozomi』を皮切りに、2013年『ささきき』、2016年『かくしごと』と、節目ごとに写真集を発売してきました。女優業と並行してビジュアル面での仕事も継続している点が特徴です。
佐々木希はCMにも多く出演している?
累計474本以上のCMに出演してきたとされており、2010年からはフジテレビ『笑っていいとも!』の木曜レギュラーも務めていました。2025年10月からはGMOクリック証券のイメージキャラクターを務めるなど、女優業と並行してCM・バラエティでの活動も継続しています。
記事の要点まとめ
- 佐々木希は1988年生まれ・秋田県秋田市出身・トップコート所属の女優。2006年に「ギャルコンJAPAN」「プリンセスPINKYオーディション」で二冠を獲得しデビュー
- 2008年『ハンサム★スーツ』で女優デビュー、2009年『天使の恋』で映画初主演
- 2014〜2015年『呪怨』シリーズで初のホラー映画主演、2021年NHK『カムカムエヴリバディ』で朝ドラ初出演
- 2022年以降『ユーチューバーに娘はやらん!』『地獄の果てまで連れていく』で連続ドラマ主演を経験
- 2026年7月、日本テレビ『告白-25年目の秘密-』で竹田泉役に抜擢。麻里子の秘書で7歳の娘を育てるシングルマザーという役どころ
- 役柄の傾向は「モデル出身の華やかなヒロイン」から「主人公を支える大人の女性」へ。日本テレビ作品がキャリアの節目に置かれている点も特徴
『告白-25年目の秘密-』は2026年7月11日から日本テレビ系「土曜ドラマ」枠で放送予定です。松村北斗・岡崎紗絵のW主演を、佐々木希演じる竹田泉がどう支えていくのか、放送開始後もあわせて注目していきたいところです。
※本記事は2026年7月時点の公開情報をもとに作成しました。出演情報・配信状況は変更される場合があります。

コメント