2022年にMBS/TBS「ドラマイズム」枠で放送された『liar』は、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)と見上愛のW主演で、婚約者がいながら部下と関係を続ける会社員・市川一哉と、その部下である新入社員・成田美紗緒の秘密の恋愛を描いた作品です。放送から時間が経った現在も、BS・CS各局や系列局で再放送が続いており、当時見逃した人や、見上愛のその後の活躍を知って本作をさかのぼりたい人からあらためて検索されています。
この記事では、公式発表・番組情報・報道各社の記事で確認できる情報をもとに、liarの全キャストを役名付きで整理し、人物関係を相関図としてまとめます。あわせて、地上波ドラマ初主演の2人を起用した座組がどんな意味を持っていたのかを、doramacasting.jp独自の視点で考察します。
liarのキャストと制作陣(2022年放送・全8話)
liarは、もぁらす原作・袴田十莉作画の漫画(原作小説は投稿サイト「エブリスタ」で累計1,500万PVを記録し、コミック版も累計200万部を突破)を実写化した作品です。放送・原作・制作陣の基本情報を以下にまとめます。
liarの作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送局 | MBS/TBS系「ドラマイズム」枠 |
| 放送期間 | 2022年2月15日〜4月6日、毎週火曜深夜(MBS24:59〜/TBS24:58〜) |
| 話数 | 全8話 |
| 原作 | もぁらす(原作)・袴田十莉(作画)による漫画『liar』 |
| 演出 | 熊坂出 |
| 脚本 | 内平未央、大谷洋介、下亜友美 |
| 主題歌 | tricot「エンドロールに間に合うように」(書き下ろし) |
本作は、市川一哉と成田美紗緒それぞれの視点が入れ替わりながら進行する構成が特徴の作品です。放送から4年ほど経った2026年に入ってからも、BS・CS系列局での再放送枠に組み込まれており、たとえば地方局のBSSでは2026年8月14日深夜に放送予定であることが番組表で確認できます。系列局ごとに放送日がずれて再放送されるのはこの手のドラマイズム作品ではよくあるパターンで、今回検索が増えているのもこうした再放送の広がりが背景にあると考えられます。
W主演の2人——市川一哉役・佐藤大樹と成田美紗緒役・見上愛
liarの中心となるのは、W主演を務めた佐藤大樹と見上愛の2人です。2人ともこの作品が地上波連続ドラマでの初主演という共通点があり、それぞれのキャリアにとって重要な起用でした。
市川一哉:佐藤大樹
市川一哉は、婚約者がいながら部下の成田美紗緒と関係を続けるエリートサラリーマンです。表向きは仕事のできる好青年でありながら、二重生活を送る二面性を抱えた人物として描かれます。
演じる佐藤大樹は1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。2014年に「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に合格してEXILEにパフォーマーとして加入し、2016年にFANTASTICS from EXILE TRIBEを結成、2018年に同グループでメジャーデビューしています。liarは佐藤にとって地上波ドラマ初主演の作品で、以降は『HiGH&LOW』シリーズや映画『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』など、俳優としての出演作を積み重ねています。
成田美紗緒:見上愛
成田美紗緒は、市川と同じ部署に配属された新入社員です。当初は市川に反発を抱きながらも、ある出来事をきっかけに関係を持つようになり、理想の恋愛とは違う「大人の関係」に踏み込んでいく役どころとして発表されています。
演じる見上愛は2000年10月26日生まれ、東京都出身。2019年にドラマデビューし、2021年の映画『衝動』で映画初主演を果たした後、2022年のliarでテレビドラマ初主演を務めました。この作品以降のキャリアの伸びが著しく、2024年には大河ドラマ『光る君へ』で藤原彰子役を演じ、2025年には映画『国宝』で第49回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2026年前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』では、上坂樹里とのW主演で朝ドラ初出演にして初主演を務めています。
市川と美紗緒を取り巻く主要キャスト——田所裕子・上条譲・出野司
W主演の2人を取り巻く形で、物語のキーパーソンとなる3人が発表されています。いずれも市川・美紗緒それぞれの人間関係の軸になる役どころです。
田所裕子:川島海荷
田所裕子は市川の婚約者です。市川が美紗緒と秘密の関係を続けていることを知らない立場として物語に登場し、市川の「表の顔」を体現する人物として位置づけられています。演じる川島海荷は、追加キャスト発表の際に本役での出演が公式に伝えられました。
上条譲:太田基裕
上条譲は、美紗緒が憧れる優秀な商社マンとして紹介されています。美紗緒にとって市川との秘密の関係とは対照的な「理想の恋愛」の対象になり得る人物という位置づけです。演じる太田基裕も追加キャスト発表で本役が公表されています。
出野司:古川雄輝
出野司は市川と美紗緒がともに所属する部署の上司です。2人の秘密の関係を職場という同じ空間の中でどこまで把握しているかが、物語の緊張感に関わる役どころとして発表されています。演じる古川雄輝も追加キャスト発表分の1人です。
liarのキャスト相関図
発表済みの情報をもとに、liarの主要な人物関係をテキストで整理すると以下のようになります。
[市川一哉(佐藤大樹)] ── 婚約者 ── 田所裕子(川島海荷) ── 秘密の関係 ── 成田美紗緒(見上愛) ── 同期 ── 大柳弥(濱正悟) ── 上司 ── 出野司(古川雄輝) ── 父親 ── 市川雅哉(升毅) [成田美紗緒(見上愛)] ── 秘密の関係 ── 市川一哉 ── 憧れの相手 ── 上条譲(太田基裕) ── 同期 ── 仁科剛(蒼野孝介) ── 大学の先輩 ── 文里薫(高田里穂) ── 上司 ── 出野司 [職場のムードメーカー] 国見宗一(佐藤友祐)……市川・美紗緒の部署のムードメーカー 松永裕美(山谷花純)……市川に急接近する女性
この相関図で目を引くのは、市川を軸に「婚約者」「秘密の関係の相手」という2つの恋愛関係が同時並行で存在している点です。田所裕子と成田美紗緒はどちらも市川と近い関係にありながら、互いの存在を知らないまま物語が進むという構図が、本作のサスペンス的な緊張感を生んでいると考えられます。また、上条譲という「美紗緒にとっての理想の恋愛対象」が別枠で用意されていることで、美紗緒側にも三角関係に近い揺れが生まれる座組になっています。
脇を固めるキャスト一覧
ここまでで紹介した6人に加えて、liarにはさらに5人のキャストが役名付きで発表されています。以下にまとめて一覧化します。
| 役名 | 俳優名 | 役どころ |
|---|---|---|
| 文里薫 | 高田里穂 | 市川の大学の先輩。男性にモテる女性という役どころ |
| 国見宗一 | 佐藤友祐 | 市川と美紗緒が所属する部署のムードメーカー |
| 松永裕美 | 山谷花純 | 市川に急接近する女性 |
| 大柳弥 | 濱正悟 | 市川の同期 |
| 仁科剛 | 蒼野孝介 | 大柳の相方で、美紗緒の同期 |
| 市川雅哉 | 升毅 | 市川一哉の父親 |
大柳弥と仁科剛は、それぞれ市川・美紗緒の同期という立場で対になる形で発表されており、主人公2人それぞれの職場での人間関係を横に広げる役どころです。市川雅哉は市川一哉の父親という設定で、主人公の家庭環境を示す人物として発表されています。
キャスティング考察——地上波初主演2人を起用した座組の意味
ここからは事実の紹介ではなく、公式発表内容をもとにしたdoramacasting.jp独自の考察です。
まず目を引くのは、佐藤大樹・見上愛という「ともに地上波連続ドラマ初主演」の2人をW主演に据えた座組です。深夜帯の「ドラマイズム」枠は、大型のゴールデン帯ドラマに比べて挑戦的なキャスティングがしやすい枠だと言われており、初主演の2人を起用することでキャスト自身の伸びしろと作品のフレッシュさを重ねる狙いがあったのではないかと考えられます。実際、見上愛はこの後、大河ドラマや朝ドラ主演へとステップアップしており、結果的にliarは「後から振り返ると転機だった」と位置づけやすい作品になっています。
もう一つ注目したいのは、原作となった漫画・小説がすでに大きな読者数(小説累計1,500万PV、コミック累計200万部超)を獲得していた点です。深夜ドラマ枠であっても、原作ファンの母数がある程度見込める作品を選んでいる点は、初主演2人という挑戦的なキャスティングとバランスを取る意図があったように見えます。原作の知名度で土台を作りつつ、キャストの新鮮さで話題性を作るという二段構えの座組だったのではないかと筆者は捉えています。
また、出野司役に古川雄輝、田所裕子役に川島海荷という、すでに一定のキャリアを積んだ俳優を主人公2人の周囲に配置している点も特徴的です。主演2人の初々しさに対して、脇を固める側にキャリアのある俳優を置くことで、職場ドラマとしてのリアリティを支える構成になっていると考えられます。ただし、こうしたキャスティング意図について制作陣が公式にコメントした情報は確認できておらず、あくまで座組から読み取れる推測の域を出ない点には注意が必要です。
liarはどこで見られる?配信・再放送情報
liarの配信状況について、確認できている範囲をまとめます。
本編はHuluで配信されているほか、TVerでも見逃し配信の対象となったことが確認できます。放送当時はTVerでの再生回数が伸び、SNS上でも反応が広がったと報じられています。配信状況は今後変わる可能性があるため、視聴を検討する場合は各サービスの最新の配信状況を確認することをおすすめします。
テレビ放送については、2026年に入ってからもBS・CS系列局での再放送が続いており、地域によって放送日が異なります。系列局ごとの正確な放送日時は、各局の番組表で確認するのが確実です。
liarのキャストに関するよくある質問
liarのW主演は誰?
市川一哉役を佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)、成田美紗緒役を見上愛が演じています。2人ともこの作品が地上波連続ドラマでの初主演でした。
liarは原作がある作品?
はい。もぁらす原作・袴田十莉作画の漫画『liar』が原作です。原作小説は投稿サイト「エブリスタ」で累計1,500万PVを記録し、コミック版も累計200万部を突破しています。
liarの全キャストは何人?
公式に役名付きで発表されているのは、W主演の2人を含めて11人です。市川一哉(佐藤大樹)、成田美紗緒(見上愛)、田所裕子(川島海荷)、上条譲(太田基裕)、文里薫(高田里穂)、国見宗一(佐藤友祐)、松永裕美(山谷花純)、大柳弥(濱正悟)、仁科剛(蒼野孝介)、出野司(古川雄輝)、市川雅哉(升毅)の11人です。
見上愛はliarの後、どんな作品に出演した?
2024年に大河ドラマ『光る君へ』で藤原彰子役、2025年に映画『国宝』で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞、2026年前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』でヒロインを務めています。liarでの地上波ドラマ初主演から、わずか数年でこうした主要な役を任されるようになった俳優です。
liarは今も見られる?
Huluでの配信のほか、TVerでの見逃し配信実績が確認できます。テレビ放送についても、2026年に入ってからBS・CS系列局での再放送が続いています。
liarのキャストまとめ
liarは、地上波ドラマ初主演となる佐藤大樹と見上愛のW主演に、川島海荷・太田基裕・古川雄輝ら実力派の脇役キャストを組み合わせた座組の作品でした。婚約者がいながら部下と関係を続ける市川一哉を軸に、田所裕子・成田美紗緒という2つの恋愛関係が同時に存在する構図が、相関図として見ても本作の緊張感を生んでいます。
放送から時間が経った今、見上愛が大河・朝ドラ主演へとキャリアを伸ばしたことで、liarは「初主演時代の見上愛」を確認できる作品としてもあらためて注目されています。2026年もBS・CS系列局での再放送が続いており、キャストの顔ぶれを押さえたうえで視聴すると、当時の座組の意図がより見えやすくなるはずです。

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