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『銀河の一票』全キャスト・俳優13人|黒木華×野呂佳代の相関図

カンテレ月10で『銀河の一票』が始まって、毎週黒木華演じる星野茉莉と野呂佳代演じる月岡あかりが都知事選を引っ掻き回す物語が積み重なっています。「与党幹事長の娘の元秘書」と「スナックのママ」という異色の女性バディに、坂東彌十郎・松下洸平・小雪・本上まなみ・三浦透子といったキャストの面々——これからじっくり観るか迷っている人にも、毎話追っている人にも、まず13人の役柄と相関を一度俯瞰してほしい記事です。視聴済の人もこれから観る人も、相関図を頭に入れてから次の選挙戦に入った方が、毎話の駆け引きに没頭できます。

目次

『銀河の一票』の全キャスト一覧(脚本・演出・主題歌の制作陣も)

『銀河の一票』のキャストは、星野茉莉と月岡あかりの女性バディを中心に、星野家=民政党幹事長一家、選挙参謀チーム、メディア・市民サイドの三層で組まれた相関図になっています。脚本は『家政婦のミタ』『3年A組』を手がけた蛭田直美のオリジナル脚本。下記の表は俳優の年齢で、役の設定年齢ではありません。役名をクリックすると各キャストの詳細まで一気にジャンプします。

主役バディ+星野家サイド

役名 俳優名 年齢(2026年5月時点) 役どころ
星野茉莉 黒木華 36歳 【主人公】民政党幹事長の娘・元秘書の選挙参謀
月岡あかり 野呂佳代 46歳 【W主演格】スナック「ぎんが」のママ・都知事候補
星野鷹臣 坂東彌十郎 69歳 【ヒロイン側・父】民政党幹事長・茉莉の父
星野桃花 小雪 49歳 【ヒロイン側・義母】鷹臣の後妻・茉莉の義母
星野瑠璃 本上まなみ 51歳 【ヒロイン側・実母】茉莉の実母・故人(回想)

選挙参謀チーム+政界・メディアサイド

役名 俳優名 年齢(2026年5月時点) 役どころ
日山流星 松下洸平 40歳 【ライバル候補】茉莉の幼馴染・対立候補
藤堂昴 倉悠貴 26歳 【選挙チーム】民政党若手秘書・茉莉のサポート
五十嵐隼人 岩谷健司 62歳 【選挙参謀】ベテラン選挙プランナー
雨宮楓 三浦透子 27歳 【メディア】新聞記者・選挙取材を担当
白樺透 渡邉圭祐 32歳 【市民・SNS】政治系YouTuber
雲井螢 シシド・カフカ 40歳 【元首長】元市長・選挙コンサル
風間藍生 梶裕貴 40歳 【IT界・対抗陣営】AI企業社長・対立勢力
雫石誠 山口馬木也 52歳 【民政党】中堅政治家

制作陣

役割 担当
原作 公式は未発表としています(オリジナル脚本)
脚本 蛭田直美
演出 松本佳奈・藤澤浩和・瀧悠輔・稲留武
プロデューサー 佐野亜裕美(関西テレビ)
制作プロデューサー 植木さくら・森田美桜
主題歌 浜野謙太(在日ファンク)&後藤真希 feat. 黒木華&野呂佳代「おーへい」
音楽 坂東祐大
放送 カンテレ・フジテレビ系 月曜22:00(2026年4月20日スタート)

気になった俳優は、続くH2で黒木華と野呂佳代の主役バディ+星野家3人を、その次で選挙参謀チーム・メディア・対抗勢力までを深掘りしていきます。脚本は蛭田直美のオリジナル、音楽は坂東祐大、演出は松本佳奈ら4人体制という、女性スタッフが企画の中核に立つカンテレ月10らしい座組です。

事務所配分にも特徴があり、黒木華(パパドゥ)、野呂佳代(フリー)、坂東彌十郎(松竹)、小雪(プラチナムプロダクション)、本上まなみ(オフィスもり)、松下洸平(A-team)、倉悠貴(トライストーン)と分散。芝居の核となる主役バディと星野家の重鎮は演技派事務所で固め、選挙チームと市民サイドに若手・中堅を配置する、女性主役バディドラマらしい厚みのある布陣になっていそうです。

『銀河の一票』の主演・ヒロイン・主役の役柄

星野茉莉(主演・元民政党幹事長秘書):黒木華

星野茉莉は、民政党幹事長・星野鷹臣の娘で、父の事務所で秘書を務めていた女性。父の不祥事と政界での経緯ですべてを失い、偶然出会ったスナックのママ・月岡あかりを都知事選に擁立する選挙参謀として動き始めるキャラクターです。父との確執と「政治家の娘」という重い背景を抱えながら、政治素人を担いで選挙戦を仕掛けていく物語の中心に立つ立ち位置になっていきそうです。

演じる黒木華は、2014年映画『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を23歳で受賞して以降、2015年映画『母と暮せば』で第39回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、2014年朝ドラ『花子とアン』、2016年TBS『重版出来!』黒沢心役、2019年TBS『凪のお暇』ゴンの恋人役、2025年大河『べらぼう』など、派手さより「静かな芯の強さ」で評価を積み重ねてきた俳優です。

黒木華は『重版出来!』の新人編集者・黒沢心役、『凪のお暇』の同棲相手の元カノ役、『天皇の料理番』の妻役など、「静かに芯を通す女性」を一貫して演じてきた俳優です。今回の星野茉莉は「政界スキャンダルですべてを失った与党幹事長の娘」という重い設定ですが、黒木の地に足のついた空気感が役を中和し、政治家令嬢のスキャンダラスさを等身大に着地させる起用になりそうです。日本アカデミー賞の演技力と『重版出来!』『凪のお暇』で見せた「無理に強がらない芯」の延長線上にある、黒木にしかできない政治家娘役と言えそうです。

月岡あかり(W主演格・スナック「ぎんが」のママ):野呂佳代

月岡あかりは、東京の片隅でスナック「ぎんが」を切り盛りするママで、政治経験ゼロのまま茉莉に擁立されて都知事選に飛び込む本作の「黒船キャラ」。常連客に庶民の声を聞き続けてきた経験が、政界の論理ではなく市井の感覚で都知事選を引っ掻き回していくキャラクターです。スナックという昭和的な舞台と都知事選という現代政治を1人でつなぐ役どころで、本作のコメディとシリアスの両軸を担う立ち位置に見えます。

演じる野呂佳代は、1979年北海道生まれ、フリー所属。AKB48の初期メンバー(2006年)からSDN48を経て、卒業後はバラエティ・女優として活動を広げてきた俳優です。2017年TBS『カルテット』、2018年フジテレビ『中学聖日記』、2021年NHK朝ドラ『おかえりモネ』、2023年NHK朝ドラ『ブギウギ』など、脇役として存在感を示してきましたが、連ドラW主演級は本作が初——46歳での大きなキャリアジャンプです。

野呂佳代は『カルテット』『中学聖日記』『ブギウギ』などで「真面目すぎず軽すぎない、画面の温度を上げる脇役」を担ってきた俳優です。今回の月岡あかりは「政治経験ゼロのスナックママが都知事選に出る」という設定で、本職女優が演じると演技の上手さが前に出てしまう役どころ。野呂のAKB48・SDN48出身のバラエティ感とドラマ脇役で培った芝居の地肩が、スナックママの庶民的リアリティに直結する起用になりそうで、これまで野呂が積んできた脇役時代の延長線にある「素のままで真ん中に立てる」配役と言えそうです。

星野鷹臣(主役・民政党幹事長):坂東彌十郎

星野鷹臣は、与党・民政党の幹事長で、星野茉莉の父にあたる政界の重鎮。党の中枢に立つ立場で、娘の茉莉が政治素人のあかりを担いで都知事選に出馬させる動きとどう向き合うかが、本作の縦糸として描かれていく設計に見えます。茉莉の元上司にして実父という二重の関係で、物語のなかで茉莉と最も激しく対峙する人物に置かれそうです。

演じる坂東彌十郎は、1956年生まれの歌舞伎俳優で、屋号は大和屋・坂東流。2023年NHK大河『どうする家康』北条時政役で全国区となり、2024年フジテレビ『海に眠るダイヤモンド』、2025年NHK大河『べらぼう』など、歌舞伎の本業と並行で連ドラの重鎮役を担うようになった俳優です。

坂東彌十郎は『どうする家康』北条時政役で「徳川家を裏で動かす老獪な義父」を演じ、大河の重鎮枠として全国区になりました。今回の星野鷹臣は民政党幹事長という現代政治の中枢で、大河で培った「権力の中心に座る老獪さ」を令和の永田町に転用する役どころ。歌舞伎の様式美と大河の重鎮役を背景に持つ坂東を、女性バディドラマの父役に置くことで、月10枠で「政治の重み」を1人で背負わせる起用と言えそうです。

『銀河の一票』の登場人物・脇役の俳優

星野桃花(鷹臣の後妻・茉莉の義母):小雪

星野桃花は、星野鷹臣の後妻で、茉莉の実母・瑠璃が亡くなった後に星野家に入ってきた義母。茉莉とは血の繋がりがなく、家族の距離感を測りながら星野家を回す役どころで、政治家一家の「家のなかの政治」を担う立ち位置に見えます。鷹臣と茉莉の親子の確執に対して、義母という第三者の視点で関わる人物として配置されている設計です。

演じる小雪は、1976年神奈川県生まれ、プラチナムプロダクション所属。1998年モデルデビュー後、2002年映画『ラスト サムライ』でハリウッド作品に出演、2008年フジテレビ『薔薇のない花屋』、2017年NHK朝ドラ『わろてんか』など、和装と現代劇の両方を演じ分けてきた俳優です。

小雪は『ラスト サムライ』のたか役、『わろてんか』『薔薇のない花屋』の母役など、「和の佇まいで家族の感情を整える女性」を多く演じてきた俳優です。今回の星野桃花は政治家の後妻という現代的な役柄ですが、小雪が積み上げてきた「和装×品のある母」のキャリアを、茉莉の義母という現代家族劇の文脈に転用する配置。星野家という旧家の格を1人で担保する起用になりそうです。

星野瑠璃(茉莉の実母・故人):本上まなみ

星野瑠璃は、茉莉の実母で、物語の現在時点ではすでに故人として描かれる人物。回想シーンを中心に登場し、茉莉が政治の世界から離れて月岡あかりを担ぐようになる動機の源として、本作の縦糸に置かれているキャラクターです。星野家の現在と過去をつなぐ「不在の母」として、茉莉の人物造形の根幹を担う役どころに見えます。

演じる本上まなみは、1975年大阪府生まれ、オフィスもり所属。1995年ファッションモデルでデビュー後、1998年TBS『悪魔のような女』、2003年NHK連続テレビ小説『てるてる家族』、2024年NHK大河『光る君へ』など、「品のある母・姉」役を幅広く担ってきたエッセイストでもある俳優です。

本上まなみは『光る君へ』『てるてる家族』『悪魔のような女』など、「画面に出てくるだけで物語の品格を底上げする俳優」として配役されてきました。今回の星野瑠璃は故人の母という、回想シーンで物語の根幹を支える重い役どころ。本上がエッセイ・モデルから積み上げてきた「品のある日常」のイメージを、茉莉の不在の母として置く起用になりそうで、登場時間は短くても画面の温度を決める配置と言えそうです。

日山流星(ライバル都知事候補):松下洸平

日山流星は、茉莉の幼馴染で、都知事選で月岡あかりと真っ向から対立する候補のひとり。茉莉とは旧知の仲ながら、選挙戦では敵対陣営として向き合う関係に置かれ、本作の対立軸を担うキーパーソンです。幼馴染という関係と政治的対立という二重構造で、茉莉の物語に厚みを加える役どころに見えます。

演じる松下洸平は、1987年東京都生まれ、A-team所属。2019年NHK朝ドラ『スカーレット』八郎役でブレイク、2021年TBS『最愛』加瀬陽一郎役、2023年フジテレビ『フェルマーの料理』朝倉海役など、朝ドラ準主演から連ドラ主演・準主演を5年連続で重ねている俳優です。

松下洸平は『スカーレット』八郎役、『最愛』加瀬役、『フェルマーの料理』朝倉海役など、「ヒロインの隣で物語を支える優しい男」を多く演じてきました。今回の日山流星は茉莉の幼馴染でありながら都知事選では対立候補という、これまでの「優しい隣人」とは違うベクトルの役柄。松下が朝ドラ以降5年で積み上げてきた「信頼感」を逆手にとって、ライバル候補という対立位置に置く起用になりそうで、過去の松下作品から振れ幅を出した配置と言えそうです。

藤堂昴(民政党若手秘書):倉悠貴

藤堂昴は、民政党の若手秘書で、茉莉と同世代のサポート役にあたる人物。星野鷹臣の事務所で動きながら、茉莉と月岡あかりの選挙戦に関わっていくポジションで、若手政治家・秘書としての将来を背負うキャラクターに見えます。茉莉の元同僚にして年下のサポートという、二重の関係性で物語に絡んでいきます。

演じる倉悠貴は、1999年生まれ、トライストーン・エンタテイメント所属。2020年映画『街の上で』でデビュー後、2022年映画『左様なら、それから』、2023年NHK連続テレビ小説『ブギウギ』、2024年テレビ朝日『ばらかもん』など、近年映像作品でレギュラーを重ねてきた若手俳優です。

倉悠貴は『街の上で』『左様なら、それから』など今泉力哉作品で「等身大の若者」を演じ、『ブギウギ』『ばらかもん』で連ドラの脇を固めてきました。今回の藤堂昴は民政党の若手秘書という、これまでの倉が演じてきた「等身大の20代」を政治劇に持ち込む役どころ。今泉作品で培ったナチュラルな佇まいを永田町という非日常的舞台にぶつける起用になりそうで、20代俳優としての幅を広げる配役と言えそうです。

五十嵐隼人(ベテラン選挙参謀):岩谷健司

五十嵐隼人は、長年選挙の現場を回ってきたベテラン選挙プランナーで、茉莉が月岡あかりを擁立した後、選挙戦の実務を支える参謀役。選挙のロジ・票読み・戦略を熟知する立場で、本作の選挙描写の専門性を担保するキーパーソンになっていそうです。茉莉と月岡が政治素人として動くなかで、現場の現実を投げかける役回りに見えます。

演じる岩谷健司は、1964年生まれの実力派ベテラン俳優。劇団☆新感線出身で、舞台のキャリアを土台に、テレビ朝日『相棒』シリーズ、TBS『半沢直樹』、NHK大河『真田丸』など、組織人・実務家の脇役を厚く担ってきた俳優です。

岩谷健司は『相棒』『半沢直樹』『真田丸』など、組織のなかで実務を回す中堅・ベテランの脇役を一貫して任されてきました。今回の五十嵐隼人はベテラン選挙参謀という、まさに岩谷の十八番の領域で、現場のリアリティを背負う配役。月10の選挙劇という攻めた企画のなかに、相棒・半沢で培われた「組織の専門家」を1人配置することで、女性バディの軽やかさと選挙描写の重みを両立させる起用と言えそうです。

雨宮楓(新聞記者):三浦透子

雨宮楓は、選挙取材を担当する新聞記者で、政界スキャンダルや候補者の動向を追うメディアサイドの代表。茉莉と月岡あかりの選挙戦を客観的に取材しながら、メディアの視点から物語に切り込む役回りです。記者という立場で星野家と選挙チームの両方に距離を保ちつつ関わる、本作の「外側の目」として機能する立ち位置に見えます。

演じる三浦透子は、1996年北海道生まれ、シスカンパニー所属。2018年映画『泣き虫しょったんの奇跡』で注目され、2021年アニメ映画『竜とそばかすの姫』、2023年映画『ドライブ・マイ・カー』など、是枝裕和・濱口竜介ら映画監督作品で評価を積んできた俳優です。

三浦透子は『ドライブ・マイ・カー』『竜とそばかすの姫』『泣き虫しょったんの奇跡』など、「感情を抑えて静かに観察する人物」を多く演じてきた俳優です。今回の雨宮楓は新聞記者という、観察と取材を本職にする役どころで、三浦が映画で積み上げてきた抑制された演技がそのまま職業として成立する配役。月10の連ドラレギュラー枠で、映画俳優としての佇まいをそのまま転用する起用になりそうです。

白樺透(政治系YouTuber):渡邉圭祐

白樺透は、政治系の動画を配信するYouTuberで、月岡あかりの選挙戦をSNSの観点から取り上げる人物。新聞記者・雨宮楓とは別の角度から、市民メディアとして物語に関わるポジションで、現代の選挙とSNSの距離感を体現するキャラクターになりそうです。本作が「都知事選」を令和の文脈で描くうえで、SNS発信者の役は欠かせない配置です。

演じる渡邉圭祐は、1993年宮城県生まれ、スターダストプロモーション所属。2018年特撮『仮面ライダージオウ』ウォズ役で全国区となり、2022年フジテレビ『ナンバMG5』、2023年テレビ東京『勇者ヨシヒコ』シリーズなど、特撮俳優からドラマの脇を担う俳優として進化してきました。

渡邉圭祐は『仮面ライダージオウ』ウォズ役で「未来から来た予言者」、『ナンバMG5』『勇者ヨシヒコ』で「現代の若者」を演じてきました。今回の白樺透は政治系YouTuberという、特撮俳優出身の渡邉にとってこれまでにないジャンル。仮面ライダーで培った「カメラに向かって語りかける芝居」が、YouTuber役のカメラ目線の演技に直結する配置になりそうで、特撮俳優のスキルセットをSNSキャラに転用するキャスティングと言えそうです。

雲井螢(元市長・選挙コンサル):シシド・カフカ

雲井螢は、過去に首長経験を持つ元市長で、選挙のコンサルティングを行う立場の人物。茉莉と月岡の選挙チームに知恵を貸す側にも、対抗陣営に回る可能性もある両義的なポジションで、本作の選挙戦の駆け引きに厚みを加える役どころです。女性首長経験者という設定で、月岡あかりの先輩格として配置されている設計に見えます。

演じるシシド・カフカは、1985年メキシコ生まれの女優・ドラマー。2013年に歌手デビュー後、2014年テレビ朝日『同窓生〜人は、三度、恋をする〜』、2018年テレビ朝日『dele』、2022年TBS『マイファミリー』など、ミュージシャン活動と並行で連ドラの脇を担ってきました。

シシド・カフカは『dele』『マイファミリー』など、「カリスマ性と異質さを両立する女性」をドラマで多く演じてきました。今回の雲井螢は元市長という、これまでのシシドが演じてきた「異色のクールな女性」の延長線上にある政治家役。ミュージシャン出身ならではの存在感を、選挙コンサルという裏方ポジションに置く起用になりそうで、シシドの「現場に立つだけで空気を変える」キャラクター性をフルに使う配役と言えそうです。

風間藍生(AI企業社長・対立勢力):梶裕貴

風間藍生は、AI関連のIT企業社長で、月岡あかりの対抗陣営に立つ可能性のあるキーパーソン。テクノロジー側から都知事選に介入する立場で、本作の「令和の選挙」を象徴する現代的な対立軸を担うキャラクターになりそうです。スナックママという昭和的な月岡あかりと、AI企業社長という最新領域の風間が対置される構図が見どころに見えます。

演じる梶裕貴は、1985年東京都出身、ヴィムス所属の声優・俳優。2013年アニメ『進撃の巨人』エレン・イェーガー役でブレイクし、2017年『鬼滅の刃』、2024年『チェンソーマン』など、若手声優のトップランナーとして活動。実写ドラマ出演は近年増えてきており、本作も声優の枠を越えた俳優活動の一環です。

梶裕貴は『進撃の巨人』『鬼滅の刃』『チェンソーマン』など、感情を爆発させる主人公役を声で演じてきた声優です。今回の風間藍生はAI企業社長という実写ドラマの役柄で、声優としての発声・滑舌の鍛え方を実写の社長役に持ち込む配置になりそうです。声優として培った「キャラの感情を声だけで届ける力」を、実写ドラマでどう物理的に演じきれるかが本作での見どころと言えそうです。

雫石誠(民政党中堅政治家):山口馬木也

雫石誠は、民政党の中堅政治家で、星野鷹臣の下で党の実務を担う立場の人物。幹事長・鷹臣と若手秘書・藤堂の間に立つ世代のポジションで、本作の政界内部のリアリティを支える脇役です。茉莉が月岡を擁立した動きが党内でどう受け止められるかを描くうえで、中堅議員の視点を提供する役どころになっていそうです。

演じる山口馬木也は、1973年大阪府生まれ、フリー所属。1999年映画『梟の城』でデビュー後、2004年フジテレビ『剣客商売』秋山大治郎役、2012年NHK大河『平清盛』、2024年NHK連続テレビ小説『虎に翼』など、時代劇と現代劇の両方で渋い脇役を厚く担ってきた俳優です。

山口馬木也は『剣客商売』『平清盛』『虎に翼』など、「時代を超えた骨太な男」を時代劇・現代劇の両方で演じ続けてきました。今回の雫石誠は民政党の中堅議員という現代政治の役柄で、剣客商売で培った武家の所作と虎に翼で見せた現代法曹の両方を、永田町の中堅議員に統合する配置。歌舞伎俳優の坂東彌十郎が幹事長役で立つ横で、山口の渋さが党の中堅を担う、世代と芝居の質をバランスさせる起用と言えそうです。

『銀河の一票』の話数別ゲスト・特別出演キャスト

第1〜5話のゲスト・各話の主役級キャスト

本作は都知事選という縦糸を毎話追う連続ドラマで、各話ごとにスナック「ぎんが」の常連客や選挙ボランティア、対抗陣営の候補者などがゲストとして登場する構成。視聴率は第1話5.0%・第2話4.5%・第3話4.2%・第4話4.0%・第5話4.0%と推移しており、月10枠としては安定したスタートを切っています。

第1話のゲストには、漫才師の濱田祐太郎・俳優の藤本沙紀らが登場。スナックの常連客や月岡の昔馴染みなど、月岡あかりの人物像を立ち上げるエピソードに配置されています。第2話以降も各話で4〜5人のゲストが入る形式で、選挙戦の進行とともに対抗陣営の関係者・市民の声を担うゲスト俳優が順次登場する設計です。

サプライズ出演・特別出演・カメオ出演

本作の特徴的なゲスト枠として、第1話で盲目の漫才師・濱田祐太郎が市井のキャラとして登場するなど、芸人を「市民の声」の代表として配置するキャスティングが見られます。これは月10の女性バディドラマで「政治と市民の距離」を可視化する設計で、本格俳優だけでなくバラエティ寄りの人材を交えて、月岡あかり=スナックママという主役の世界観に厚みを加える起用です。

『銀河の一票』の追加キャスト・新キャスト発表

追加キャスト・新キャスト発表は、放送開始前の2026年3月にカンテレ公式から「新キャスト10名一挙解禁」として、坂東彌十郎・松下洸平・小雪・本上まなみ・倉悠貴・三浦透子・渡邉圭祐・岩谷健司・シシド・カフカ・梶裕貴の10人が一括発表されました。主演の黒木華・野呂佳代を含めて、メインキャスト13人の座組が放送開始前に確定する形式を取っています。

新キャスト発表のタイミングを見ると、本作は2026年3月の制作発表会と同時に主要10人を一括解禁する設計で、ドラマ開始前のマーケティング上の「第1弾→第2弾→第3弾」の段階的解禁は採用していません。月岡あかりというキャラクターと女性バディの軸を最初から強く打ち出すために、星野家・選挙チーム・対抗勢力の3層を同時に発表して座組の全体像を提示する戦略に見えます。

放送中の追加レギュラー枠の発表は、2026年5月時点では公式から行われていません。本作は「主役バディ+星野家+選挙チーム」の13人を基盤に、各話のゲスト陣で選挙戦の幅を広げる設計を採用しており、シリーズ後半に向けては対抗陣営の候補者役などが「ゲスト」の枠で順次発表されていく形式が続きそうです。

とくに対抗候補・日山流星役の松下洸平の周辺キャストや、AI企業・風間藍生役の梶裕貴の対抗陣営は、選挙戦の中盤以降で本格的に動き始めるポジションで、その意味で「追加キャスト」の概念がゲスト枠として遅れて出てくる設計だと言えそうです。

『銀河の一票』のキャスト相関図と登場人物の関係性

『銀河の一票』の相関図は、星野茉莉と月岡あかりの女性バディを中心に、星野家=民政党、選挙チーム、メディア、対抗勢力の4陣営構造です。

    【民政党幹事長】星野鷹臣(坂東彌十郎)
        │ 父娘の確執
        ├── 後妻 星野桃花(小雪)
        └── 故人 星野瑠璃(本上まなみ)
        ↓
    【主人公・元秘書】星野茉莉(黒木華)
        │ バディ(擁立する/される)
        ↓
    【都知事候補】月岡あかり(野呂佳代)
        │ 選挙チームに合流
   ┌─────┼─────┐
 藤堂昴   五十嵐隼人   雲井螢
 (倉)   (岩谷)    (シシド)
        │ 取材
        ↓
    【メディア】雨宮楓(三浦透子)白樺透(渡邉圭祐)
        │ 対立
        ↓
    【対抗陣営】日山流星(松下洸平)風間藍生(梶裕貴)

中心の縦糸は、星野茉莉と父・星野鷹臣の親子の確執と、茉莉と月岡あかりの女性バディの2本。茉莉が政界スキャンダルで父と決別した後、なぜスナックママの月岡を都知事選に擁立するかという過去譚と、月岡が政治素人として戦う現在が、本作の縦糸として毎話の選挙戦と並行で描かれていきます。

横糸は、選挙チーム3人(藤堂・五十嵐・雲井)の専門分担と、メディア2人(雨宮・白樺)の取材ライン、対抗陣営2人(日山・風間)の政治的対立。新聞記者と政治系YouTuberが新旧メディアを担い、対抗陣営も伝統的政治家(日山)とAI企業社長(風間)の2軸で配置される、令和の都知事選の構造をそのままキャストに落とし込んだ相関図になっています。

毎話の選挙戦では、これに「スナック『ぎんが』の常連客」と「対抗陣営の候補者」がゲストとして加わり、相関図が毎週更新されていきます。星野家の家族内政治と都知事選の街頭政治が二重に描かれる、本作ならではの相関構造です。

キャスティング目線で相関図を見ると、主演級(黒木・野呂)と星野家の重鎮(坂東)を演技派で固め、選挙チームとメディアに倉・三浦・渡邉ら20〜30代の若手俳優を分散配置する、カンテレ月10らしい「演技派軸+若手散りばめ」の二層構造が見えます。とくに梶裕貴をAI企業社長役に置く起用は、声優の実写進出を月10枠で正面から扱う仕掛けで、本作の若手布陣の特徴になっていそうです。

『銀河の一票』のキャスト陣の見どころ・共演

『銀河の一票』のキャスト陣で最大の見どころは、黒木華と野呂佳代の女性バディ初共演にあります。黒木は『小さいおうち』『母と暮せば』『重版出来!』『凪のお暇』で「静かな芯の強さ」を10年積んできた俳優、野呂は『カルテット』『ブギウギ』で脇役の温度を担ってきた俳優。アカデミー賞俳優とAKB48・SDN48出身のバラエティ俳優が、月10のW主演格として組まれる構図は、月10枠でも珍しい組み合わせです。

過去の共演関係を辿ると、黒木華と坂東彌十郎は2025年大河『べらぼう』以来の再共演。当時は親子ではない関係でしたが、本作では民政党幹事長と娘という親子役で対峙します。日本アカデミー賞の演技派と大河の重鎮が、月10枠でもう一度同じテーマで組まれる起用と言えそうです。

脚本の蛭田直美は『家政婦のミタ』『3年A組』など、社会派題材を女性主役で描く作家性が知られています。今回の黒木華・野呂佳代起用は、蛭田脚本が共通して持つ「女性が組織と対峙する物語」と合致しており、月10枠で蛭田の作家性を女性バディに展開する企画意図が見えます。

選挙チーム3人——倉悠貴・三浦透子・渡邉圭祐——のなかで、三浦透子はこれまで映画俳優としてのキャリアが中心で、本作が事実上の連ドラレギュラー級の機会。月10で選挙取材記者として黒木華と並ぶ経験は、三浦が連ドラに本格進出する起点になりそうな起用です。

『銀河の一票』のキャストに関するよくある質問

出てる人は誰?メインメンバーは何人?

『銀河の一票』のメインメンバーは合計13人。主演は黒木華(星野茉莉役)、W主演格に野呂佳代(月岡あかり役)。星野家サイドに坂東彌十郎(星野鷹臣)・小雪(星野桃花)・本上まなみ(星野瑠璃)の3人、対抗陣営に松下洸平(日山流星)・梶裕貴(風間藍生)の2人、選挙チームに倉悠貴(藤堂昴)・岩谷健司(五十嵐隼人)・シシド・カフカ(雲井螢)の3人、メディアサイドに三浦透子(雨宮楓)・渡邉圭祐(白樺透)の2人、民政党中堅に山口馬木也(雫石誠)の1人で、計13人の固定メンバーで毎話の選挙戦に挑む構成です。

これに加えて毎話複数のゲストが入る形式で、シリーズ通算ではスナックの常連客や対抗陣営の関係者が各話のキーパーソンとして登場しています。

主題歌・ナレーションは誰が担当?

『銀河の一票』の主題歌は、浜野謙太(在日ファンク)と後藤真希、そして主演2人の黒木華&野呂佳代によるコラボ曲「おーへい」。主演女優2人が主題歌に参加する形式は月10枠としても珍しく、スナック「ぎんが」の世界観と都知事選というテーマを音楽でつなぐ仕掛けになっています。音楽は『MIU404』『大豆田とわ子と三人の元夫』などで知られる坂東祐大が担当。ナレーションは公式に発表されていません。

田中圭は出演する?

田中圭は本作には出演していません。事前の発表でも田中圭の出演はアナウンスされておらず、公式キャスト一覧にも名前は掲載されていません。本作の選挙チーム枠は倉悠貴・岩谷健司・シシド・カフカが担っており、対抗陣営側は松下洸平・梶裕貴で構成されています。

続編・スピンオフの出演者は?

『銀河の一票』の続編・スピンオフの発表は2026年5月時点では公式に発表されていません。本作は2026年4月20日にスタートしたばかりの放送中ドラマで、まずは初回放送分の都知事選の決着までを描く構成。続編やスピンオフの可能性は本編の評価次第ですが、現時点では本編の物語が中心です。

『銀河の一票』キャストの総評と魅力ポイント

『銀河の一票』のキャスト陣は、黒木華と野呂佳代の女性バディを縦軸に、坂東彌十郎・小雪・本上まなみの星野家3人を演技派で固め、松下洸平・梶裕貴を対抗陣営に、倉悠貴・三浦透子・渡邉圭祐・シシド・カフカ・岩谷健司・山口馬木也を選挙チーム+メディアに分散配置する、合計13人の固定布陣に毎話複数のゲストが入る構成。カンテレ月10の「女性主役×社会派テーマ」の系譜を、都知事選という前例の少ない題材で再構築した座組です。

キャスティングの核心は、黒木華の「静かな芯」と野呂佳代の「AKB48・SDN48出身のバラエティ感」を1組のバディとして配置した格差W主演の設計と、坂東彌十郎・松下洸平・梶裕貴・三浦透子と出自の異なる俳優を世代分散で並列に並べる配置。歌舞伎・朝ドラ準主演・声優・映画俳優というジャンル横断のキャストを月10で1つの選挙劇に統合する布陣も、カンテレ月10の慣例に沿った座組です。

都知事選という縦糸の進行とともに、星野家の家族劇と選挙チーム内部の関係も少しずつ動いていく設計のため、相関図そのものが毎週更新されていきます。続編・スピンオフの発表は2026年5月時点では公式に発表されていません。

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この記事を書いた人

ドラマ・映画のキャスティング考察を専門にする編集者。俳優のキャリア軌跡・過去作との連続性・脚本家や演出家の作風・事務所動向を組み合わせて「なぜこの俳優がこの役なのか」を読み解いている。

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