朝ドラ史上初、血のつながらないダブルヒロイン。見上愛と上坂樹里——片方は大河『光る君へ』で繊細な藤原彰子を演じた25歳、もう片方は2410人のオーディションを勝ち抜いた20歳。明治の看護婦養成所を舞台に、まったく違う境遇の2人が「最強のバディ」になるまでを描く『風、薫る』(NHK連続テレビ小説 第114作)。キャスト40名以上、陣営は7つ。公式サイトではメイン数名の紹介で終わりますが、このページでは養成所の同期ナースから入院患者、瑞穂屋の商人、奥田屋の運送業、実在の歴史的人物まで全員載せています。

『風、薫る』W主演で物語を掴む
キャストが多い朝ドラですが、まずこの2人の関係だけ押さえれば構図が見えます。
見上愛 → 一ノ瀬りん(栃木の没落名家の娘。シングルマザー。モデルは大関和)
旧黒羽藩の家老の娘として育ったが、明治維新で家は没落。19歳で結婚し子供をもうけるも離婚。子連れで看護婦養成所に飛び込む。実在の「明治のナイチンゲール」大関和がモデル。見上愛さんは大河ドラマ『光る君へ』の藤原彰子役で「感情を抑えた演技」が評価された俳優ですが、今回は真逆——感情をぶつけて衝突する役。朝ドラ初主演。
上坂樹里 → 大家直美(教会育ちの貧しい娘。モデルは鈴木雅)
東京で貧しい暮らしを送り、牧師のもとで教育を受けた。りんとは境遇も性格も正反対。実在の看護師・鈴木雅がモデル。上坂樹里さんは2410人の応募から選ばれたオーディション合格者で、ミスセブンティーン2021グランプリ。小学6年からエイベックスのオーディションに4回挑戦し続けた根性の持ち主。朝ドラ初出演。
古川雄大 → 今井益男(外科教授。ドイツ留学帰りのエリート。りんたちと対立)
帝都医大病院の外科教授。西洋医学を学んで帰国したエリートで、看護婦養成所に懐疑的。りんたちの前に立ちはだかる壁。古川雄大さんは朝ドラ『エール』でもドイツ帰りのエリート役を演じていて、6年ぶり2度目の朝ドラ。前回も今回も「ドイツ帰りの知性派」——本人もこの偶然に触れています。
北村一輝 → 一ノ瀬信右衛門(りんの父。没落名家の誇りを捨てられない厳格な男)
旧黒羽藩の家老だったが、明治維新で身分を失った。家の誇りにしがみつく。娘りんの生き方と衝突する存在。
水野美紀 → 一ノ瀬美津(りんの母。夫と娘の間で揺れる)
厳格な夫・信右衛門と、自分の道を行こうとする娘・りんの間に立つ。水野美紀さんは朝ドラ『スカーレット』以来の朝ドラ出演。北村一輝さんとは本作が初共演で、夫婦役。
- 放送:NHK総合 月〜土 午前8:00〜8:15 / NHK BS・BSプレミアム4K 月〜金 午前7:30〜7:45(※土曜は1週間振り返り)
- 放送開始:2026年3月30日(全26週・130回)
- 脚本:吉澤智子(『初めて恋をした日に読む話』『ダメな私に恋してください』)
- 原案:田中ひかる「明治のナイチンゲール 大関和物語」
- 制作統括:松園武大、宮本えり子
- 演出:佐々木善春、橋本万葉、新田真三、松本仁志
- 主題歌:Mrs. GREEN APPLE「風と町」
- 語り:研ナオコ(語り+出演の二役は朝ドラ初)
- 見逃し配信:NHK ONE(旧NHKプラス)で放送同時配信+見逃し7日間無料 / U-NEXT(NHKオンデマンド経由・4月6日〜)
『風、薫る』キャスト相関図
全出演者を陣営ごとに分けました。明治の看護黎明期が舞台なので、病院・養成所・名家・商家・歴史的人物と陣営が多い。俳優名をタップすると詳しい紹介に飛びます。
一ノ瀬家(栃木・旧黒羽藩)
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 見上愛 | 一ノ瀬りん | 主人公。家老の娘→シングルマザー→看護婦養成所へ(朝ドラ初主演) |
| 北村一輝 | 一ノ瀬信右衛門 | りんの父。没落名家の誇りを守る厳格な男 |
| 水野美紀 | 一ノ瀬美津 | りんの母。夫と娘の間で揺れる |
| 早坂美海 | 一ノ瀬安 | りんの妹(朝ドラ初出演) |
| 小林隆 | 中村義正 | 一ノ瀬家の元陪臣 |
竹内家・幼なじみ
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 小林虎之介 | 竹内虎太郎 | りんの幼なじみ。元足軽の家の長男(朝ドラ初出演) |
| つぶやきシロー | 竹内之宣 | 虎太郎の父 |
| 岩瀬顕子 | 竹内栄 | 竹内家の女性 |
大家家・直美の関係者
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 上坂樹里 | 大家直美 | 主人公。教会育ち。りんとW主演(朝ドラ初出演・オーディション合格) |
| 原田泰造 | 吉江善作 | 牧師。4年前に直美を引き取り見守ってきた育ての親 |
| 藤原季節 | 小日向栄介 | ある場所で直美と”運命的な”出会いをする青年 |
| アニャ・フロリス | メアリー | 直美を見守る宣教師 |
| 松金よね子 | 大家トヨ | 直美の長屋の隣人 |
| 広岡由里子 | 大家キク | 直美の長屋の隣人 |
| 春海四方 | 大家嘉平 | 直美が住む長屋の大家 |
長屋・近隣
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 丸山礼 | 中山マツ | りんの家の隣人 |
瑞穂屋(舶来品商)
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 坂東彌十郎 | 清水卯三郎 | 日本橋で舶来品を手広く扱う「瑞穂屋」の主人 |
| 内田慈 | 柳川文 | 店の商品を誰よりも知る瑞穂屋の店員 |
| 小倉史也 | 松原喜介 | 瑞穂屋の手代。番頭の役割も担う |
奥田屋(運送業)
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 三浦貴大 | 奥田亀吉 | 明治になって運送業を起こし一代で財を成した |
| 根岸季衣 | 奥田貞 | 亀吉と二人三脚で奥田屋を大きくしてきた妻 |
看護婦養成所
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 伊勢志摩 | 梶原敏子 | 女学校の校長と養成所長を兼任するボス的存在 |
| 玄理 | 松井エイ | 校長に請われ急きょ養成所の舎監兼通訳となった元英語教員 |
| 生田絵梨花 | 玉田多江 | 元奥医師の家系。ムードメーカー(朝ドラ初出演) |
| 菊池亜希子 | 泉喜代 | 養成所生の中で最年長の姉御肌 |
| 中井友望 | 東雲ゆき | ナイチンゲールに強い憧れを持つ子爵の娘(朝ドラ初出演) |
| 木越明 | 柳田しのぶ | 大店の呉服屋の四女。合理主義者(朝ドラ初出演) |
| 原嶋凛 | 工藤トメ | 青森県出身の裕福な農家の末っ子(朝ドラ初出演) |
帝都医大病院
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 筒井道隆 | 多田重太郎 | 院長。看護に一定の理解はあるが腹の底が見えない |
| 古川雄大 | 今井益男 | 外科教授。ドイツ留学帰りのエリート。りんたちに対立(朝ドラ2度目) |
| 坂口涼太郎 | 藤田邦夫 | 外科助教授。りんたちとたびたび対立する |
| 平埜生成 | 黒川勝治 | 外科助手。りんたちの看護を冷静に見ている |
| 森田甘路 | 渡辺行成 | 副院長 |
| 猫背椿 | 永田フユ | 専門訓練を受けていないが腕は一級品の看病婦 |
| 東野絢香 | 三浦ツヤ | 看病婦(婦人科) |
| 飯尾和樹 | 柴田万作 | 用務員。ヒロインたちの癒やし的存在 |
| じろう(シソンヌ) | 永田康介 | フユの夫。ある事情で外出できない生活 |
入院患者・その他
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 仲間由紀恵 | 和泉千佳子 | 侯爵夫人。りんが受け持つ患者(朝ドラ4作目) |
| 若林時英 | 丸山忠蔵 | 直美が受け持つ患者 |
| 野添義弘 | 園部弥一郎 | りんが初めて受け持つ患者 |
| 村上穂乃佳 | 夕凪 | 心中未遂で搬送された女郎 |
歴史的著名人・島田グループ
| 俳優名 | 役名 | 役割 |
|---|---|---|
| 多部未華子 | 大山捨松 | 「鹿鳴館の華」。実在の歴史的女性(朝ドラ17年ぶり) |
| 髙嶋政宏 | 大山巌 | 大山捨松の夫。後の初代陸軍大臣・元帥 |
| 片岡鶴太郎 | 勝海舟 | 卯三郎とは旧知の仲。瑞穂屋にふらっと現れる |
| 佐野晶哉(Aぇ! group) | 島田健次郎 | 新語・外国語に造詣深い謎の青年。りんの相談相手(朝ドラ初出演) |
| 藤原季節 | 小日向栄介 | 直美と運命的な出会いをする青年 |
| 林裕太 | 槇村太一 | 島田健次郎の親友で書生 |
| 研ナオコ | 真風 | 謎の占い師。物語の語りも担当(語り+出演は朝ドラ初) |
朝ドラ初出演のキャスト:見上愛、上坂樹里(両主演とも初)、生田絵梨花、中井友望、小林虎之介、早坂美海、佐野晶哉(Aぇ! group)、木越明、原嶋凛、菊池亜希子。主演2人がともに朝ドラ初というのは近年では珍しい。
朝ドラ復帰組:多部未華子は『つばさ』(2009年)以来約17年ぶり。古川雄大は『エール』(2020年)以来6年ぶり。仲間由紀恵は『天うらら』(1998年)→『花子とアン』(2014年)→『ちむどんどん』(2022年)に続く4作目で、初出演から28年。北村一輝は『スカーレット』(2019年)以来2度目。
共演歴:北村一輝と水野美紀は本作が初共演で夫婦役。脚本の吉澤智子さんは多部未華子さん主演の『ダメな私に恋してください』(2016年)を書いており、10年ぶりのタッグ。坂東彌十郎さんは2024年大河『光る君へ』(藤原兼家役)に続く存在感ある脇役起用。
『風、薫る』最新キャスト発表
キャスト発表の経緯をまとめています。新しい発表順に並べました。
第7次キャスト発表(2026年2月)
帝都医大病院グループとして古川雄大(今井益男)、仲間由紀恵(和泉千佳子)、筒井道隆(多田重太郎)、坂口涼太郎(藤田邦夫)、平埜生成(黒川勝治)、猫背椿(永田フユ)が発表。物語後半の舞台となる病院陣営が一気に見えました。
第6次キャスト発表
養成所の同期ナース——生田絵梨花(玉田多江)、菊池亜希子(泉喜代)、中井友望(東雲ゆき)、木越明(柳田しのぶ)、原嶋凛(工藤トメ)が発表。養成所長の梶原敏子(伊勢志摩)、舎監の松井エイ(玄理)も同時に公開。
相関図公開(2026年3月20日)
NHKが公式の人物相関図を公開。見上愛、上坂樹里、多部未華子、佐野晶哉ら24名が一枚の相関図に並びました。陣営は「一ノ瀬家」「大家家」「養成所」「帝都医大病院」「歴史的著名人」の5グループ。
第2次キャスト発表
歴史的著名人キャスト(多部未華子・髙嶋政宏・坂東彌十郎・片岡鶴太郎)と一ノ瀬家・竹内家のキャストが発表。朝ドラヒロイン経験者の多部未華子の17年ぶり復帰が話題に。
第1次キャスト発表
W主演の見上愛・上坂樹里、古川雄大、北村一輝、水野美紀のメイン5名。「朝ドラ史上初の血縁関係のないダブルヒロイン」がニュースになりました。
放送開始——第1話の反応
2026年3月30日、いよいよ『風、薫る』がスタート。放送直後からSNSで大きな反響がありました。
第1話を観た視聴者の声で目立ったのは「めっちゃ優しいじゃんか!!」「朝から涙…」「新しい朝ドラ、最高!」。相関図公開の段階から「キャスト良すぎる、らんまん以来の良い朝ドラになりそう」という期待があっただけに、第1話でそのまま走り出した格好です。
主題歌のMrs. GREEN APPLE「風と町」にも「毎日聞いても飽きないね」という声が多数。キャストでは虎太郎役の小林虎之介に「かっこいい」「ドキドキ」、信右衛門役の北村一輝に「優しい父」「スカーレットとは違う役柄の幅」とポジティブな反応が集まっています。
「ダブル朝ドラヒロインで、最初はまったく違う土地で育っていた2人がやがて運命の出会いをする」という期待感も根強く、女性の生きづらさというテーマへの関心が高まっているタイミングでの放送開始も追い風になっています。
明治の朝ドラに「初めて」が多い理由
『風、薫る』のキャスティングには、過去の朝ドラにない特徴がいくつもあります。
まず「朝ドラ史上初」が2つ。血縁関係のないダブルヒロインと、語り担当が同じ作品に出演する二役(研ナオコが占い師・真風として登場しながらナレーションも務める)。過去の朝ドラ『だんだん』(2008年)のダブルヒロインは双子姉妹だったので、赤の他人の2人が主演というのは初めてです。
次に「主演2人がともに朝ドラ初」という点。見上愛さんは大河『光る君へ』で知名度が上がったとはいえ、連ドラ主演としてはまだキャリアが浅い。上坂樹里さんはオーディション合格者で、連ドラの主演経験はありません。「超人気俳優が少ない」と放送前に心配する声もありましたが、脚本の吉澤智子さんは過去に無名だった俳優を何度もブレイクさせてきた実績があります(『初めて恋をした日に読む話』の横浜流星など)。
そして「ミュージカル畑」「アイドル出身」「ベテラン時代劇俳優」が同じ養成所・病院に集まる座組。古川雄大さんはミュージカル『テニスの王子様』出身、生田絵梨花さんは乃木坂46からミュージカル『レ・ミゼラブル』へ転身、坂東彌十郎さんは歌舞伎俳優——明治の文明開化で洋と和が混在する時代に、バックグラウンドの異なる俳優が集まっているのは脚本の世界観と重なります。
『風、薫る』登場人物とキャスト
登場人物の役割と、そのキャストの経歴・過去出演作を1人ずつ紹介します。
一ノ瀬りん(見上愛)
一ノ瀬りんは栃木・旧黒羽藩の家老の娘です。明治維新で家は没落し、19歳で結婚するも離婚。子連れで看護婦養成所に入所し、やがて日本初の正規看護師「トレインドナース」となる。実在の大関和(おおぜきちか)がモデル。物語の起点となる人物で、もう1人の主人公・直美(上坂樹里)と最初は衝突するが、やがて「最強のバディ」になっていきます。
見上愛さんは2019年にワタナベエンターテインメントからデビュー。NHK『きれいのくに』(2021年)で容姿コンプレックスを持つ少女を演じ、大河ドラマ『光る君へ』(2024年)で藤原彰子役。感情を内に秘める演技が持ち味でしたが、今回のりんは「衝突する側」。感情をぶつける芝居を求められる役で、これまでとはまったく違う引き出しが試されます。映画『国宝』(2025年)では京都花街の芸妓役を演じ、歴史ものとの相性の良さも証明済み。Netflix『恋愛バトルロワイヤル』(2024年)主演も話題に。
- 『光る君へ』(2024年・大河)藤原彰子役 → NHKオンデマンド・U-NEXTで視聴可
- 『きれいのくに』(2021年・NHK)
- 『恋愛バトルロワイヤル』(2024年)→ Netflixで視聴可
- 『往生際の意味を知れ!』(2023年)→ U-NEXT・Huluで視聴可
- 映画『国宝』(2025年)/ 映画『不死身ラヴァーズ』(2024年)
- 25歳 / ワタナベエンターテインメント所属
大家直美(上坂樹里)
大家直美は東京で貧しい暮らしを送り、牧師・吉江善作(原田泰造)のもとで教会教育を受けた女性です。りんとは境遇も性格も正反対。実在の看護師・鈴木雅(すずきまさ)がモデルで、後に日本初の民間派出看護婦会を設立した実業家でもあります。
上坂樹里さんは2005年生まれの20歳。2410人の応募者から選ばれたオーディション合格者です。小学6年でエイベックスのオーディションに初挑戦し、4回目でミスセブンティーン2021グランプリを獲得。Seventeen専属モデルを経て女優に転向しました。『いちばんすきな花』(フジテレビ・2023年)で「美少女」として注目され、『ビリオン×スクール』(テレ朝・2024年)で連ドラに出演。TBS『御上先生』(2025年)では東雲温役でレギュラー出演し、映画『ロマンティック・キラー』(2025年)にも出演。まだキャリアは浅いですが、4回オーディションに挑戦し続けた粘り強さは、直美というキャラクターと重なるところがあります。
- 『いちばんすきな花』(2023年・フジ)
- 『ビリオン×スクール』(2024年・テレ朝)
- 『御上先生』(2025年・TBS)東雲温役
- 映画『ロマンティック・キラー』(2025年)
- 20歳 / エイベックス・マネジメント所属 / ミスセブンティーン2021グランプリ
今井益男(古川雄大)
今井益男は帝都医大病院の外科教授です。ドイツに留学して最先端の外科医術を学んで帰国したエリートで、看護婦養成所の存在に懐疑的。りんたちにとっては「看護を認めない壁」として立ちはだかりますが、同時に医学の最前線を知る人物でもある。敵か味方か一筋縄ではいかないキャラクターになりそうです。
古川雄大さんは元テーマパークダンサーからミュージカル俳優に転身し、『テニスの王子様』で菊丸英二を演じて菊田一夫演劇賞を受賞。朝ドラ『エール』(2020年)では御手洗清太郎役でドイツ帰りのエリートを演じていて、6年後にまた「ドイツ帰りのエリート」——この偶然は狙ったものなのか。ミュージカルで鍛えた所作と明治の洋装は相性が良いはずです。映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年)にも出演。
- 『エール』(2020年・朝ドラ)御手洗清太郎役 → NHKオンデマンド・U-NEXTで視聴可
- 『ハヤブサ消防団』(2023年・テレ朝)真鍋明光役
- 『大奥 Season2』(2023年・NHK)瀧山役
- ミュージカル『エリザベート』ルドルフ役(2015年〜)
- 38歳 / 長野県出身 / 研音所属
一ノ瀬信右衛門(北村一輝)
一ノ瀬信右衛門はりんの父で、旧黒羽藩の家老でした。明治維新で身分を失いましたが、名家としての誇りは捨てられない。娘のりんが離婚して看護婦になると言い出したとき、どう反応するか——この父娘の衝突は朝ドラの序盤を動かす軸になります。
北村一輝さんは『医龍-Team Medical Dragon-』(2006年〜)、『ガリレオ』(2007年)、大河ドラマ『天地人』(2009年)など強烈な存在感で知られる俳優。眼力の強さと威圧感は「没落名家の誇りにしがみつく父」にぴったり。朝ドラは『スカーレット』(2019年・川原常治役)以来2度目。水野美紀さんとは本作が初共演です。映画『ゴールデンカムイ』(2024年)、映画『ゴールド・ボーイ』(2024年)にも出演。
- 『スカーレット』(2019年・朝ドラ)川原常治役
- 映画『ゴールド・ボーイ』(2024年)→ U-NEXT・Amazon Prime Videoで視聴可
一ノ瀬美津(水野美紀)
一ノ瀬美津はりんの母です。厳格な夫・信右衛門と、自分の道を進もうとする娘・りんの間に立ち、家族の調整役を担います。
水野美紀さんは『踊る大捜査線』(1997年〜)でブレイクし、朝ドラ『スカーレット』(2019年)にも出演。アクションから母親役まで幅広い。北村一輝さんとの夫婦役は、互いの存在感がぶつかる強い画面になりそうです。
島田健次郎(佐野晶哉・Aぇ! group)
島田健次郎は新語・外国語に造詣が深い謎めいた青年です。りんの相談相手になっていくという重要な立ち位置。何者なのかが明かされるまで、視聴者をハラハラさせるキャラクターになりそうです。
佐野晶哉さんは関西ジャニーズJr.を経て「Aぇ! group」として2024年5月にメジャーデビュー。朝ドラ初出演。クランクイン時に「おばあ孝行できます」とコメントして話題になりました。グループのテレビ露出が拡大しているタイミングでの朝ドラ起用で、注目度の高いキャストです。
小日向栄介(藤原季節)
小日向栄介はある場所で直美と”運命的な”出会いをする青年です。直美の物語を動かすキーパーソンになる可能性があります。
玉田多江(生田絵梨花)
玉田多江は元奥医師の家系に生まれた看護婦養成所の同窓生で、ムードメーカーです。明るく場を盛り上げる性格ですが、過去に何かしらの葛藤を抱えている。りんや直美と同期で、養成所の日常シーンを支える存在。
生田絵梨花さんは乃木坂46の元メンバー(2011〜2021年在籍)で、卒業後はミュージカル女優として活動。帝国劇場『レ・ミゼラブル』(2017年〜)のエポニーヌ/コゼット役で高い評価を受けています。大河ドラマ『真田丸』(2016年)にも出演。朝ドラは「ずっと憧れていた夢だった」と本人がコメント。ミュージカルで培った表現力が明治の養成所でどう活きるか。
大山捨松(多部未華子)
大山捨松は「鹿鳴館の華」と呼ばれた実在の歴史的女性です。明治初期にアメリカに留学し、帰国後は大山巌(髙嶋政宏)の妻として社交界の中心にいた人物。りんたちの看護婦養成の動きを支援する側になるとみられます。
多部未華子さんは朝ドラ『つばさ』(2009年)のヒロインで、約17年ぶりの朝ドラ復帰。大河『八重の桜』(2013年)でも幕末〜明治を生きた女性を演じており、時代劇への適性は折り紙付き。『私の家政夫ナギサさん』(2020年・TBS)、『マイファミリー』(2022年・TBS日曜劇場)など近年も主演作が続いています。脚本の吉澤智子さんとは『ダメな私に恋してください』(TBS・2016年)以来10年ぶりのタッグで、これも注目ポイントです。
- 『つばさ』(2009年・朝ドラ)ヒロイン → NHKオンデマンドで視聴可
- 『マイファミリー』(2022年・TBS)→ U-NEXTで視聴可
- 『私の家政夫ナギサさん』(2020年・TBS)→ U-NEXTで視聴可
- 『対岸の家事』(2025年・TBS)
和泉千佳子(仲間由紀恵)
和泉千佳子は侯爵夫人で、帝都医大病院の入院患者です。身分の高い女性が病に倒れたとき、りんたちの看護がどう影響するか——患者と看護婦の関係から物語を動かすキャラクター。
仲間由紀恵さんは『トリック』(2000年〜)、『ごくせん』(2002年〜)で一時代を築いた俳優。朝ドラは本作が4作目で、初出演の『天うらら』(1998年)から数えて28年。これだけ長期にわたって朝ドラに関わり続けている俳優は珍しい。
- 『ちむどんどん』(2022年・朝ドラ) → NHKオンデマンド・U-NEXTで視聴可
- 『トリック』(2000年〜・テレ朝)シリーズ
竹内虎太郎(小林虎之介)
竹内虎太郎はりんの幼なじみで、元足軽の家の長男です。りんとの関係がどう展開するかは物語の縦軸の1つになりそうです。縁談の相手として持ち込まれるという設定もあり、りんの人生の選択に絡んでくる重要な存在。
小林虎之介さんは1998年生まれ、岡山県出身。2021年に映画『江戸モアゼル』でデビューし、『下剋上球児』(TBS・2023年)の日沖壮磨役で初の地上波レギュラー。『ひだまりが聴こえる』ではW主演、NHK『宙わたる教室』にも出演。朝ドラ初出演。第1話放送後のSNSでは「かっこいい」「ドキドキ」という声が多数寄せられています。
- 『下剋上球児』(2023年・TBS)日沖壮磨役
- 『宙わたる教室』(NHK) → Amazon Prime Videoで視聴可
- 28歳 / 岡山県出身 / ピンナップスアーティスト所属
東雲ゆき(中井友望)
東雲ゆきは看護婦養成所の同期で、ナイチンゲールに強い憧れを持つ子爵の娘です。「参加できること、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」とコメント。控えめだが芯の強い「静かな強さ」を持つキャラクター。
中井友望さんは2000年生まれ、大阪府出身。ミスiD2019グランプリ受賞でデビューし、映画『かそけきサンカヨウ』、映画初主演の『サーチライト-遊星散歩-』に出演。朝ドラ初出演。独特の空気感を持つ俳優として映画ファンの間で評価されています。
- 映画『かそけきサンカヨウ』(2021年)
- 映画『サーチライト-遊星散歩-』(主演)
- 26歳 / 大阪府出身 / TEN CARAT所属 / ミスiD2019グランプリ
一ノ瀬安(早坂美海)
一ノ瀬安はりんの妹です。姉とは対照的に、父・信右衛門の考えに従順な面がある。りんが家を出た後の一ノ瀬家で、どんな立場をとるかが気になるキャラクター。
早坂美海さんは2006年生まれの19歳で、スターダストプロモーション所属。『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』(TBS・2025年)、フジテレビ『愛の、がっこう。』(2025年)に出演。2年連続地上波ドラマに出演中の若手実力派。特技は書道(2段)と料理。朝ドラ初出演で「夢のようで感激」とコメントしています。
主要キャストの過去作 配信情報
『風、薫る』に出演している俳優の過去出演作がどこで観られるかをまとめました。気になるキャストがいたら、放送前に予習しておくと朝ドラがもっと面白くなります。
| 俳優 | 作品名 | 配信先 |
|---|---|---|
| 見上愛 | 『光る君へ』(2024年) | U-NEXT(NHKオンデマンド経由) |
| 見上愛 | 『往生際の意味を知れ!』 | U-NEXT / Hulu |
| 見上愛 | 『恋愛バトルロワイヤル』(2024年) | Netflix |
| 北村一輝 | 映画『ゴールド・ボーイ』(2024年) | U-NEXT / Amazon Prime Video |
| 多部未華子 | 『マイファミリー』(2022年) | U-NEXT |
| 多部未華子 | 『私の家政夫ナギサさん』(2020年) | U-NEXT |
| 古川雄大 | 『エール』(2020年・朝ドラ) | U-NEXT(NHKオンデマンド経由) |
| 『風、薫る』本編 | NHKオンデマンド(4月6日〜) | U-NEXT(NHKオンデマンド経由)/ Amazon Prime Video |
※配信情報は2026年3月30日時点のものです。最新の配信状況は各サービスでご確認ください。
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※キャスト情報に間違いがあれば、お問い合わせフォームから教えてください。ゲスト出演者・新人俳優の情報も歓迎です。
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