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柳楽優弥の経歴と出演作|14歳カンヌから九条の大罪・RYUJI竜二主演までの22年

柳楽優弥という俳優の名前を見て、まず思い浮かぶのは「14歳でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を獲った天才子役」という肩書きかもしれません。けれど、その栄光のあとに続いた20代のバイト生活、30代でNetflix『浅草キッド』のビートたけし役を任され、Netflix『九条の大罪』で九条間人主演までの22年は、「子役の輝き」と「大人の俳優」をひと続きの線として書ける、日本映画史で稀有な物語です。

個人的に柳楽優弥という俳優を観てきて興味深いのは「キャリアが逆V字ではなくW字を描いた」事実。子役で頂点、20代で沈み、30代で再び主演級に戻った俳優は日本映画史でも数えるほどです。

このページでは2004年『誰も知らない』から2026年『RYUJI 竜二』主演までの22年を、年表ではなく子役期/停滞期/復活期/第二の主演期の4フェーズで読み解きます。

目次

柳楽優弥のプロフィール|生年・出身・事務所

まずは柳楽優弥という俳優の基本データを一枚で押さえます。年齢・出身・所属事務所など、検索者がまず確認したい項目をまとめました。

項目 内容
生年月日 1990年3月26日
出身地 東京都東村山市
身長 171cm
所属事務所 スターダストプロモーション
デビュー作 2004年『誰も知らない』(是枝裕和監督)
主な受賞歴 第57回カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞(2004年・『誰も知らない』/日本人初・史上最年少)/第90回キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞(2016年・『ディストラクション・ベイビーズ』)

柳楽優弥のキャリアの最大訴求点は、なんといっても14歳でカンヌ最優秀男優賞を獲った瞬間の早熟さと、そこからの落差にあります。日本人初・史上最年少という記録は今も破られていません。けれど、その栄光が10代後半から20代前半にかけての停滞を生み、そして30代の復活へと繋がる。キャリア曲線が「逆V字」ではなく「W字」になっている俳優は、日本映画史でも数えるほどです。

事務所はデビュー前の14歳のときからスターダストプロモーション。20年以上、移籍することなく所属を続けています。福田組(『今日から俺は!!』『新解釈・三國志』)への食い込み、Netflixオリジナル作品の主演級起用は、いずれもスターダストの座組の延長線にあります。

柳楽優弥のキャリア年表|カンヌから九条の大罪までの22年

柳楽優弥の22年を年表のまま並べると、「2004年カンヌ→2026年九条の大罪」の点と点になってしまいます。本当に読みたいのは、その間にどんな揺れがあって、どこで何が起きたのかという物語のはず。ここでは22年を4つのフェーズに区切って整理します。

フェーズ1|子役期(2004-2008)|14歳カンヌの代償と表現の模索

2004年、是枝裕和監督の『誰も知らない』で映画初出演にして主演を務め、第57回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞。14歳・日本人初・史上最年少という3つの記録を同時に背負った瞬間でした。それまで一切の演技経験がなかった少年がいきなり世界の頂点に立つ——この衝撃が、その後の柳楽優弥のキャリアの全方向を規定したと言ってよいでしょう。

続く2005年の『星になった少年 Shining Boy and Little Randy』、2006年『シュガー&スパイス 風味絶佳』、2007年『包帯クラブ』と、若手主演級の話題作が並びます。ただし、カンヌ受賞時の14歳の表情をもう一度作品で見せることはできない。子役の表現と大人の俳優の表現は別物で、その移行期に挫折する子役は数知れません。柳楽の場合、10代後半の出演作群はその過渡期に置かれていました。

カンヌ受賞という事件は、本人の意思とは無関係に世界の側から訪れたもの。14歳の自分にできた演技を、15歳・16歳・17歳の自分は再現できない——この当たり前の事実が、子役期の柳楽を最も追い詰めたはずです。10代後半の出演作で映画賞に絡む受賞がほとんど無いのは、本人の責任ではなく、子役表現と大人表現の断絶そのものに起因しています。

フェーズ2|停滞期(2009-2013)|20代のバイト生活と無冠の数年

10代後半から20代前半の柳楽優弥は、メディアでは「あの天才子役は今」と語られる対象になります。本人が後年語っているのは、この時期にアルバイトをしながら役者として立ち直ろうと模索していたという事実。カンヌ最優秀男優賞の威光は、20代半ばに差し掛かるまで続く保証ではありませんでした。

2009年の主演映画『風が強く吹いている』、2010年『誰がために』、2011年『東京公園』、2013年『清須会議』など、出演作自体は途切れません。ただし、「カンヌの柳楽」を超える代表作はこの5年では生まれなかった。後の本人インタビューでも、この時期は迷いの時期だったと振り返っています。

停滞期と書くと暗い印象になりますが、この時期に演劇関係者の信頼を地道に積み上げ、舞台や群像劇の脇役で姿勢の良い仕事を続けたことが、後の復活期の土台になりました。2008年12月には豊田エリーと結婚。18歳という極めて早い結婚は、停滞期に俳優を辞めない選択を支える背骨にもなっています。

フェーズ3|復活期(2014-2020)|ディストラクション・ベイビーズと福田組の発見

2014年の『ディストラクション・ベイビーズ』(真利子哲也監督・2016年公開)が、復活ののろしになります。愛媛・松山で延々と街を歩いて殴り合いを続ける泰良という役で、第90回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞、第38回ヨコハマ映画祭主演男優賞、第8回TAMA映画賞特別賞を獲得。「子役・柳楽」を捨て、「俳優・柳楽」として再起した瞬間でした。

同じ時期に、福田雄一監督の『今日から俺は!!』(2018年連続ドラマ/2020年劇場版)への出演で、コミカルな振り幅の広さも証明します。シリアスとコメディの両極端を行き来する役者が、ここで一気に表現の幅を広げました。『泣くな赤鬼』『さかなのこ』『HOKUSAI』『映画 太陽の子』なども、この復活期に重ねた作品です。

復活期の特徴は、1本のヒットでブレイクしたのではなく、ジャンル違いの作品を並行して積み重ねたこと。インディーズの暴力映画、福田組のコメディ、是枝裕和組の延長線上の人間ドラマ、歴史劇までを横断していった結果、「柳楽優弥はどんな現場でも成立する」という業界内評価が固まりました。30歳前後でこの評価を手にしたことが、続く第二の主演期への跳躍台になっています。

フェーズ4|第二の主演期(2021-)|浅草キッドからガンニバル、九条の大罪へ

2021年12月配信のNetflix映画『浅草キッド』でビートたけし役を主演。劇団ひとり監督のもと、大泉洋とのW主演で、漫才師としての所作・声色・たけしの空気を一身に引き受けます。これが、グローバル配信プラットフォームに柳楽優弥の名前を刻んだ転機になりました。

2022年12月配信のDisney+『ガンニバル』シーズン1、2025年3-4月のシーズン2では駐在巡査・阿川大悟を演じ、シリーズ俳優としての立場を固めます。そして2026年、Netflixドラマ『九条の大罪』で主演の九条間人役、同年10月公開予定の映画『RYUJI 竜二』で主演の花城竜二役。1983年の名作『竜二』のリメイクで、35歳の柳楽が金子正次の役を引き受けるこの座組は、復活期の延長というよりももう一段上の「第二の主演期」と呼ぶべきです。

このフェーズで明確に見えてきたのは、柳楽がテレビ連続ドラマの主演を毎クール積み上げる路線ではなく、Netflix・Disney+・劇場映画の主演を選別して引き受ける路線で勝負していること。同じ1990年代生まれの俳優の中でも、この立ち位置はかなり異質です。子役期にカンヌを獲った俳優だからこそ取れる戦略でもあります。

柳楽優弥の代表作TOP10|カンヌ受賞作からNetflix主演まで

柳楽優弥の代表作を10本選ぶと、子役期・復活期・第二の主演期の3つのフェーズが綺麗に分かれます。年代順に並べた表で、各作品が「キャリアのどの段階の意味を持つか」まで含めて整理しました。

公開年 作品 役名 ジャンル この作品の意味
2004 誰も知らない 映画 カンヌ最優秀男優賞・日本人初/史上最年少
2007 包帯クラブ ワラ 映画 10代主演群の代表作
2013 清須会議 森蘭丸 映画 三谷幸喜組への参加・群像劇での立ち位置確立
2016 ディストラクション・ベイビーズ 芦原泰良 映画 キネマ旬報主演男優賞・復活の象徴
2018 泣くな赤鬼 ゴルゴ 映画 抑えた芝居の到達点
2018-19 今日から俺は!! 智司 連続ドラマ/映画 福田組での振り幅証明
2019 ザ・ファブル 佐藤明(ファブル)の同業者ジャッカル 映画 アクション主演級への食い込み
2021 浅草キッド ビートたけし Netflix映画 グローバル配信への足場
2022-25 ガンニバル(S1・S2) 阿川大悟 Disney+ドラマ シリーズ俳優としての地位
2026 九条の大罪/RYUJI 竜二 九条間人/花城竜二 Netflix/映画 第二の主演期の到達点

10本のうち、特に語っておきたい代表作を3つだけ深掘りしておきます。

『誰も知らない』(2004)は、出発点であると同時に、柳楽優弥のキャリアそのものを縛り続けてきた作品です。母親に置き去りにされた4きょうだいの長男・明を演じ、台詞よりも沈黙と視線で語る演技で世界を黙らせた。是枝監督が10ヶ月にわたって少年たちと共に過ごし、台本を渡さず日々の生活そのものを撮った方法論ゆえに、柳楽の演技は「演技」と呼ぶことが憚られるほど自然でした。

『ディストラクション・ベイビーズ』(2016)は、子役・柳楽を脱皮させた作品です。台詞は極端に少なく、ひたすら松山の街を歩いては見ず知らずの人間に殴りかかる芦原泰良という役。真利子哲也監督が「柳楽優弥は器が違う」と評したとおり、無感情のまま暴力に没頭する身体の説得力で、ヨコハマ・キネ旬・TAMAの主演男優賞を一気に獲得しました。

『浅草キッド』(2021)は、Netflix主演という新しいフェーズの入り口です。ビートたけしの若き日を演じるという、本人が今も第一線で活躍しているレジェンドの過去を引き受ける役。声色・歩き方・舞台での所作まで、たけしの空気そのものを背負った演技は、復活期の集大成として完成度の高い仕事でした。

残りの代表作群——『今日から俺は!!』『ザ・ファブル』『ガンニバル』なども、見落とせない要素です。『今日から俺は!!』はコメディ畑での振り幅証明『ザ・ファブル』はアクション主演級への食い込み『ガンニバル』はシリーズドラマ俳優としての地位確立。一作ごとに違うジャンルの代表作を持っているのが、柳楽優弥の出演作の特徴で、これが「どのジャンルからもキャスティング候補に挙がる俳優」という業界評価につながっています。

柳楽優弥の演技ベクトル|「凪いだ表面の下で暴発する型」

柳楽優弥の演技を一言で言語化するなら、「凪いだ表面の下で暴発する型」です。表情と声を意図的に抑え、いっけん無表情・無感情に見える芝居を続けながら、ある瞬間に内側の暴力性や悲しみが噴き出す——この振れ幅で観客を一気に持っていく構造が、ほぼすべての主演作に共通しています。

この型は、彼の主演作3本を並べると鮮明になります。

『誰も知らない』の明は、母親に捨てられた絶望を、観客にも妹弟にも見せない長男として描かれます。感情を爆発させないことが演技そのものになっている。『ディストラクション・ベイビーズ』の芦原泰良は、街でただ歩き、ただ殴る男。台詞も表情もほぼ抜き取られているのに、観客は彼の身体から滲み出る凪と暴発のサイクルから目を離せません。『浅草キッド』のビートたけしの若き日も、コミカルな前面の裏で、母への思いや師匠への屈折が低音で鳴り続ける役柄でした。

福田組の『今日から俺は!!』では一見コミカルに振り切っているように見えますが、ここでも柳楽の智司は感情を抑えた顔のまま笑いを成立させるという変則の型を貫いています。多くの俳優が顔芸で笑いを取りに行く場面で、柳楽だけが凪いだまま立っている。これが福田組での独自の立ち位置を生みました。

「14歳でカンヌを獲った天才子役」という記録と、20代のバイト生活で得た抑制が、ひとつの俳優の中で共存している——この組み合わせは、他の俳優では成立しません。早熟と遅咲きを同じキャリアに同居させた俳優として、柳楽優弥は唯一無二の位置にいます。

柳楽優弥のキャリアの転換点|3つの重要作

キャリア22年を貫いて見たとき、柳楽優弥には3つの明確な転換点が刻まれています。それぞれを掘り下げます。

転換点1|誰も知らない(2004)|カンヌ最年少受賞という出発点と呪縛

14歳での最優秀男優賞は、出発点であると同時に呪縛でもあった作品。過去作との連続性はゼロ——演技経験ゼロからの世界一です。演技ベクトルの符合として、抑制と沈黙の演技がここで生まれ、以降のすべての主演作に引き継がれます。事務所の論理としては、スターダストプロモーションが14歳の少年を是枝組に送り出した時点で、コマーシャル俳優ではなく映画俳優として育てる方針が決定づけられました。

転換点2|ディストラクション・ベイビーズ(2016)|子役からの脱皮宣言

26歳での主演復活作。過去作との連続性として、『誰も知らない』の凪いだ表情と『風が強く吹いている』の身体性が結実しています。演技ベクトルの符合は明確で、ここで「凪いだ表面の下で暴発する型」が誰の目にも見える形で結晶しました。事務所・座組の論理では、真利子哲也監督・愛媛松山ロケ・低予算インディーズという3条件の作品を、子役上がりのスターが引き受けた選択そのものが転換点でした。

転換点3|浅草キッド(2021)|Netflix主演という第二の出発

31歳でのNetflix主演。過去作との連続性として、『ディストラクション・ベイビーズ』で証明した抑制の芝居と、『今日から俺は!!』で見せた笑いの振り幅が両方求められる役でした。演技ベクトルの符合は、たけしという実在の人物を演じながら凪と暴発の構造を維持できたこと。座組の論理では、劇団ひとり監督・Netflixオリジナル・大泉洋とのW主演という3条件が揃ったことが大きく、ここからガンニバルや九条の大罪へとグローバル配信路線が一気に拓けていきました。

柳楽優弥と同世代俳優の比較|1990年生まれ世代の立ち位置

1990年生まれの俳優・男性アイドルを並べると、柳楽優弥のポジショニングは独特です。三浦春馬(1990)、菅田将暉(1993)、岡田将生(1989)、福士蒼汰(1993)、賀来賢人(1989)といった同世代を3軸で整理します。

主演系(菅田将暉・福士蒼汰)はテレビドラマと映画の両方で主演を量産するタイプ。連続ドラマ主演が年1〜2本ペースで安定的に並びます。

変則系(柳楽優弥・岡田将生)は、テレビドラマ主演を毎クールに置くタイプではなく、Netflix・Disney+・劇場映画の主演を選んで重ねる路線。柳楽の22年は、特にこの選択を貫いてきました。

群像系(賀来賢人ら)は、コメディドラマや福田組などで群像の一員として強い存在感を出すタイプ。柳楽も『今日から俺は!!』で福田組に参加していますが、群像での立ち位置に止まらず、グローバル配信主演で軸足を据えています。

1990年代生まれの俳優のなかで、カンヌ最優秀男優賞という出発点を持つのは柳楽優弥だけです。日本映画賞の主演男優賞経験も含めて、賞歴の重みでは同世代の頭ひとつ抜けた位置にいます。一方で、テレビドラマ連続ドラマ主演の本数では他俳優に譲る——この振れ幅こそが、柳楽の独自の立ち位置です。

柳楽優弥の最新作と現在進行中の作品

2026年の柳楽優弥は、Netflixドラマと劇場映画の両方で主演を担う、第二の主演期の只中にいます。公式に発表されている直近の主演作を整理します。

Netflixドラマ『九条の大罪』では、主人公の刑事弁護士・九条間人を演じます。共演の松村北斗(烏丸真司役)との対峙が物語の軸で、二人の俳優の凪いだ芝居の型が衝突する画面が話題になりました。同作のキャストの全体像は、キャスト相関図記事

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でまとめています。

映画『RYUJI 竜二』は2026年10月30日公開予定。1983年の金子正次主演作のリメイクで、柳楽が花城竜二役を演じる主演作です。35歳の柳楽が、組を抜けて家族と暮らすことを選んだ男の物語を引き受ける——『ディストラクション・ベイビーズ』とは別方向の身体性が要求される作品で、復活期から第二の主演期への明確な踏み出しになります。

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を参照してください。

キャスティングを追ってきた身としては、2026年の柳楽優弥の肝は「Netflixと劇場映画の主演を同時に走らせている」という事実そのもの。子役からの俳優が30代半ばで両方の主演級に立てるのは、20代の停滞期に芝居を積み直した経験があってこそで、いまの凪いだ画面密度は、あのバイト時代がなければ出ない種類の重みです。表面は『九条』と『RYUJI 竜二』ですが、内実は「W字キャリアの右肩を駆け上がる過渡期」だと感じます。

柳楽優弥についてのよくある質問

柳楽優弥の最新ドラマは?

2026年のNetflixドラマ『九条の大罪』で主演の九条間人役を務めています。原作・真鍋昌平の人気法廷漫画を、松村北斗と共にW主演級でドラマ化した作品です。直前には2025年3-4月配信のDisney+『ガンニバル』シーズン2で主演の阿川大悟を演じています。

柳楽優弥の主演映画は何本ある?

2004年『誰も知らない』を皮切りに、『風が強く吹いている』(2009)、『東京公園』(2011)、『ディストラクション・ベイビーズ』(2016)、『泣くな赤鬼』(2018)、『HOKUSAI』(2021)、『浅草キッド』(2021)、『RYUJI 竜二』(2026)など、主演級の作品は20本以上にのぼります。共演級・脇役を含めれば50作品を超える出演歴です。

柳楽優弥の事務所はどこ?

14歳のデビュー時からスターダストプロモーションに所属しています。20年以上の長期契約で、橋本愛・市原隼人・本郷奏多・小松菜奈らと同じ事務所。是枝裕和組・真利子哲也組・福田雄一組への食い込みは、いずれもスターダストの座組の延長線にあります。

柳楽優弥の家族・結婚は?

2008年12月、同じくスターダストプロモーション所属の女優・豊田エリーと結婚を発表しました。柳楽が18歳の時点での結婚で、本人にとっては10代後半の停滞期に支えになった家族構成です。子どもがいることも公にされており、家族の存在が20代の停滞期を支えたエピソードは本人インタビューでも語られています。

柳楽優弥まとめと関連記事

柳楽優弥は、14歳カンヌ最優秀男優賞という日本人初・史上最年少の出発点から、20代の停滞・バイト生活を経て、26歳でディストラクション・ベイビーズでキネマ旬報主演男優賞を獲得し、31歳の浅草キッドでNetflix主演へと到達した俳優です。「子役の光」と「大人の俳優」を同じキャリアに同居させた、日本映画史でも稀有な22年を歩んでいます。

キャリアの核心は、「凪いだ表面の下で暴発する型」という演技ベクトル。是枝裕和組での出発点、真利子哲也組での復活、福田雄一組での振り幅証明、そしてNetflix・Disney+でのグローバル配信主演へと、表現の幅を広げ続けてきました。2026年の『九条の大罪』『RYUJI 竜二』で第二の主演期の到達点を迎えます。

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この記事を書いた人

ドラマ・映画のキャスティング考察を専門にする編集者。俳優のキャリア軌跡・過去作との連続性・脚本家や演出家の作風・事務所動向を組み合わせて「なぜこの俳優がこの役なのか」を読み解いている。

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