反町隆史、大森南朋、津田健次郎。ドラマ、映画、声優と、それぞれ異なるフィールドで頂点を極めた3人が、初めて同じ作品で主演を張る。2026年冬、フジテレビ水曜10時枠で放送中の『ラムネモンキー』は、脚本家・古沢良太が自身の原点である1988年を舞台に描く「大人のスタンド・バイ・ミー」です。
人生に行き詰まった51歳の中年男性3人が、37年前に失踪した顧問教師の謎を追いながら青春を取り戻していく本作。第4話では津田健次郎の熱演がSNSでトレンド入りし、TVerの第1話再生数は200万回を突破しました。
この記事では、キャスト一覧と相関図、キャスティングの狙い、衣装情報、子役オーディションの裏側、キャスト同士の意外なつながり、そして撮影現場のエピソードまで、ドラマをもっと深く楽しむための情報をまとめています。
『ラムネモンキー』キャスト一覧・出演者情報
まずは出演者を一覧で確認しましょう。
| 役名 | 俳優名 | 役柄 | 出演区分 |
|---|---|---|---|
| 吉井雄太(ユン) | 反町隆史 | 大手商社の元営業部長、閑職に追いやられた”陽キャ” | レギュラー(トリプル主演) |
| 藤巻肇(チェン) | 大森南朋 | 売れない映画監督、フードデリバリー配達員で糊口をしのぐ | レギュラー(トリプル主演) |
| 菊原紀介(キンポー) | 津田健次郎 | 理容師、認知症の母を介護する気弱な博愛主義者 | レギュラー(トリプル主演) |
| 宮下未散(マチルダ) | 木竜麻生 | 中学時代の映研顧問教師、ある日を境に行方不明に | レギュラー(ヒロイン) |
| 西野白馬 | 福本莉子 | カフェ「ガンダーラ珈琲」のアルバイト、大学生 | レギュラー |
| 鶴見 | 濱尾ノリタカ | 丹辺警察署の巡査 | レギュラー |
| 菊原祥子 | 高橋惠子 | キンポーの母、認知症を患っている | ゲスト |
| 吉井健人 | 松村雄基 | ユンの兄、「多澤物産」専務取締役 | ゲスト |
| 小野寺さつき | 中越典子 | チェンの元恋人、元プロデューサー | ゲスト |
| 吉井絵美 | 野波麻帆 | ユンの妻、料理研究家 | ゲスト |
| 吉井綾 | 三浦舞華 | ユンの娘、高校生 | ゲスト |
| 大葉灯里(現代) | 西田尚美 | 学年のマドンナ、お好み焼き屋「灯月」経営 | ゲスト |
| 江藤順次(現代) | 石倉三郎 | 元学年主任・体育教師、通称「ジェイソン」 | ゲスト |
| 佃将道(現代) | 東根作寿英 | 元不良グループのリーダー、老人介護施設代表 | ゲスト |
※ゲスト出演の全話一覧はこちら → [『ラムネモンキー』ゲスト出演一覧]
『ラムネモンキー』注目キャスト・キャスティングの狙い
トリプル主演の3人は、単に「同世代の俳優を集めた」のではありません。反町隆史は1990年代にドラマの主演として一世を風靡した「ど真ん中のスター」、大森南朋は『ハゲタカ』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を獲得した「映画畑の演技派」、津田健次郎は声優アワード主演男優賞を受賞した「声の世界のトップランナー」。3人の活躍のフィールドがまったく異なる点こそが、このキャスティング最大の仕掛けです。
劇中の3人は、営業の花形・映画監督・理容師と、職種もキャラクターもバラバラ。しかし中学時代は映画研究部で同じ夢を追いかけた仲間でした。「異なる道を歩んできた者たちが、原点に戻って再びひとつになる」という物語の構造が、俳優たちのキャリアそのものと重なります。
特に注目すべきは津田健次郎の起用です。声優としては押しも押されもせぬ存在ですが、地上波連続ドラマの主演は本作が初めて。古沢良太作品への出演も初。第4話の主役回で見せた熱演はSNSで大きな反響を呼び、「声の俳優」という枠を超えた実力を証明しました(出典:MANTANWEB、2026年2月5日)。
もうひとつの注目点は、反町隆史にとっても本作が古沢良太作品への初出演だということ。90年代の代表的スターが、現在の日本を代表する脚本家の世界にどう溶け込むのか。公式インタビューで反町自身が「古沢さんの独特な世界観に新鮮さを感じた」と語っているように、ベテラン俳優にとっても新しい挑戦です(出典:フジテレビ公式インタビュー、2026年1月14日)。
『ラムネモンキー』キャスト詳細・役柄と演技の見どころ
吉井雄太(ユン)役 – 反町隆史
大手商社「多澤物産」で営業部部長として活躍していたものの、贈賄容疑で逮捕され、グループ会社の倉庫商品管理部に飛ばされた男。3人の中では”陽キャ”のポジションで、かつては社交的な営業マンとして名を馳せていましたが、事件を機に会社でも家庭でも腫れ物扱いされ、人生にむなしさを抱えています。
中学時代は野球部のエースでしたが、肘を痛めて退部。不良グループとの喧嘩をきっかけに映画研究部に転がり込み、当初は「オタク」と馬鹿にしていた藤巻や菊原と、気づけばカンフー映画の制作にのめり込んでいた――という経歴が、現在の「プライドの高い元花形」の屈折とみごとにつながります。同級生のマドンナ・大葉灯里(現在は西田尚美が演じる)への淡い恋心も、物語に奥行きを与えるエッセンスです。
反町隆史は1973年生まれの52歳。『GTO』(1998年)で平均視聴率28.5%を叩き出し、『ビーチボーイズ』(1997年)では竹野内豊とのW主演で平均23%を記録するなど、90年代ドラマシーンの象徴的存在です。近年は『相棒』シリーズ(2015〜2022年)で4代目相棒・冠城亘を7年間演じ、大人の俳優としての存在感を確立しました。
公式インタビューでは「淡々とした時間の流れの中に、すごく感動する場面がある」と古沢脚本の魅力を語り、「もう、トリプル主演しかやりたくない!」とユーモアを交えて現場の充実ぶりを明かしています(出典:フジテレビ公式インタビュー、2026年1月14日)。
撮影現場では合間に監督やスタッフの似顔絵を描く姿がドラマ公式Instagramで公開され、話題を呼びました(出典:TheTV、2026年2月10日)。
藤巻肇(チェン)役 – 大森南朋
映画監督の夢を叶えたはずなのに、近年はヒット作に恵まれず、フードデリバリーサービス「フーパーイーツ」の配達員で生計を立てている男。3人の中では”クセ強”の映画・アニメオタクで、プライドの高さゆえに周囲とぶつかり、孤立を深めていました。中学時代は映研の部長として映画やアニメの知識を振りかざし、カンフー映画制作の中心人物だった過去が、「才能はあるのに報われない」現在の姿と痛々しいコントラストを描きます。
大森南朋は1972年生まれの53歳。NHKドラマ『ハゲタカ』(2007年)の鷲津政彦役で高く評価され、映画版(2009年)で第33回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しています。大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)の武市半平太、『どうする家康』(2023年)の酒井忠次など、骨太な役どころで知られる俳優です。キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞(2004年)、ヨコハマ映画祭助演男優賞(2004年)といった映画賞の受賞歴も豊富。
古沢良太作品との接点は、実は今回が初めてではありません。『リーガルハイ・スペシャル』や『どうする家康』にも出演しており、古沢脚本の「固まった台詞」の手強さを知っています。公式インタビューでは「我々の世代のえぐり方が凄い。固まった台詞が多いので大変だけど頑張ろうと思った(笑)」と語っています(出典:フジテレビ公式インタビュー、2026年1月14日)。
公式Instagramでは休憩中に反町隆史とカンフーポーズの練習をする姿が投稿されるなど、役の世界と現場の空気が溶け合った雰囲気がうかがえます(出典:ドラマ公式Instagram、2026年2月8日)。
菊原紀介(キンポー)役 – 津田健次郎
漫画家を夢見ていたものの、母の跡を継いで「キクハラ理容室」を営む理容師。3人の中ではもっとも”気弱”な博愛主義者で、認知症になった母の介護に追われる日々の中、自分が何のために理容師になったのか、本当にやりたいことは何なのか、見失いかけています。「丹辺市の建設現場から人骨発見」のニュースに心がざわつき、37年ぶりの再会の発端を作ったのがこの紀介です。
第4話は紀介の主役回として放送され、中学時代のいじめ被害が明かされる展開に。当時の加害者と対峙して放った「僕だけは君を許さない!」のセリフは、放送直後にSNSでトレンド入りしました。認知症の母に苛立つ介護シーンのリアルな演技にも「共感した」「泣いた」という反応が殺到しています(出典:MANTANWEB、2026年2月5日/めざましmedia、2026年2月4日)。
津田健次郎は1971年生まれの54歳。声優として『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人、『呪術廻戦』の七海建人、『ゴールデンカムイ』の尾形百之助など、数々の人気キャラクターを演じてきました。第15回声優アワード主演男優賞(2020年度)、第53回ベストドレッサー賞芸能部門の受賞歴もあります。
地上波連続ドラマの主演は本作が初めて。公式インタビューでは「中二病を抱えているおじさんたちのコメディと感動部分がすごくあって、読んでいて楽しかった」と脚本の魅力を語りました(出典:フジテレビ公式インタビュー、2026年1月14日)。ラジオ番組では「反町さんも大森さんも朝が弱い。3人ともボーッとしていることが多い」と撮影現場のゆるい空気感を明かしています(出典:TOKYO FM+、2026年2月5日)。
宮下未散(マチルダ)役 – 木竜麻生
丹辺中学校の臨時教員で映画研究部の顧問。厳しい演技指導をしながらも生徒に親身に接し、ユン・チェン・キンポーの3人から深く慕われていた女性です。しかし、AV出演や愛人バンクといった根も葉もない噂を流されるなど、学校内で彼女をよく思わない存在もいました。ある日を境に行方不明になり、37年後の現在も消息がわかっていません。ニックネーム「マチルダ」は『機動戦士ガンダム』のマチルダ・アジャンに由来しており、80年代アニメカルチャーへの愛が物語の随所に息づいています。
木竜麻生は1994年生まれの31歳。『いつか、無重力の宙で』(2025年・NHK総合)で主演を務めたほか、映画『菊とギロチン』『秒速5センチメートル』(2025年)などに出演しています。本作では1988年パートのヒロインとして、回想の中で物語の核心に関わる重要な存在を体現しています。
西野白馬役 – 福本莉子
カフェチェーン「ガンダーラ珈琲」でアルバイトをしながら、丹辺市の大学工学部に通う学生。コミュニケーション能力の不足を克服するために接客業を選んだという設定です。このカフェは、かつてユンたちが部室代わりに使っていたレンタルビデオ屋「VIDEO JUPITER」の跡地にあります。以前のバイト先でのある出来事が3人の捜索と結びつき、マチルダの行方を追う仲間に加わることになる——物語のキーパーソンです。
福本莉子は2000年生まれの25歳。第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリと集英社賞をダブル受賞(2016年)して芸能界入り。『トリリオンゲーム』(2023年・TBS系)、映画『しあわせのマスカット』(2021年)での単独初主演など、着実にキャリアを積み上げています。
鶴見巡査役 – 濱尾ノリタカ
神奈川県警丹辺警察署に勤務する巡査。マチルダ捜索のために警察署を訪れる3人の対応にあたる人物です。
濱尾ノリタカは1999年生まれの26歳。『仮面ライダーリバイス』(2021〜2022年)のジョージ・狩崎役で注目を集めました。所属事務所は研音で、反町隆史の後輩にあたります。この先輩後輩関係については後述します。
『ラムネモンキー』子役キャスト・子役の演技と役柄
1988年パートで物語の「原点」を担う中学生時代のユン・チェン・キンポー。この3人の子役は、300人を超える応募者の中から本格オーディションで選ばれた「ミニ・ラムネモンキー」です(出典:フジテレビ公式ニュース、2025年12月3日/Crank-In)。
吉井雄太(中学生)役 – 大角英夫
反町隆史が演じる吉井雄太の中学生時代を担当。1988年パートでレギュラー出演し、野球部を辞めて映研に入るまでの経緯や、マドンナ・灯里への淡い恋心、不良グループとの衝突など、青春の輝きと危うさを体現します。オーディションでは「反町隆史との雰囲気の一致」が審査のポイントになったとされています。
※大角英夫の出演歴・プロフィール詳細はこちら → [『ラムネモンキー』子役は誰?プロフィールと出演歴]
藤巻肇(中学生)役 – 青木奏
大森南朋が演じる藤巻肇の中学生時代を担当。映研部長としてカンフー映画制作の中心に立ち、映画やアニメへの情熱をほとばしらせる姿を演じます。大人になった藤巻が失いかけている「創作への衝動」が、中学時代の回想シーンでどれほど眩しく描かれるかが見どころです。
※青木奏の出演歴・プロフィール詳細はこちら → [『ラムネモンキー』子役は誰?プロフィールと出演歴]
菊原紀介(中学生)役 – 内田煌音
津田健次郎が演じる菊原紀介の中学生時代を担当。漫画家を夢見る気弱な少年として、いじめの被害を受けていた過去が第4話で描かれます。大人の紀介が「僕だけは君を許さない!」と叫ぶシーンの重みは、中学生時代の紀介がどれだけ傷ついていたかを知ることで何倍にも増します。
※内田煌音の出演歴・プロフィール詳細はこちら → [『ラムネモンキー』子役は誰?プロフィールと出演歴]
その他の子役
1988年パートでは、学年のマドンナ・大葉灯里(現代は西田尚美)の中学生時代を泉有乃が、キンポーの母・菊原祥子の若い頃を上野なつひが演じています。
『ラムネモンキー』登場人物・相関図
公式相関図はフジテレビ公式サイトで公開されています(2026年1月28日更新)。公式Instagram(2026年1月8日投稿)でも相関図解禁が告知されました。
ここでは、物語をより深く楽しむために、主要な関係性を整理します。
| 登場人物(出演者) | 関係性 | 重要エピソード |
|---|---|---|
| 吉井雄太/ユン(反町隆史) | 映研メンバー。チェン・キンポーとは37年ぶりの再会 | 野球部退部後に映研入部。当初はオタクと馬鹿にしていたが、カンフー映画制作にのめり込む |
| 藤巻肇/チェン(大森南朋) | 映研部長。ユン・キンポーの盟友 | プライドの高さで周囲と衝突。創作意欲を封じていたが、再会で情熱が再燃 |
| 菊原紀介/キンポー(津田健次郎) | 映研メンバー。3人の再会を呼びかけた張本人 | 人骨発見のニュースに心がざわつき、連絡を取る。認知症の母の介護を続ける |
| 宮下未散/マチルダ(木竜麻生) | 映研の顧問教師。3人から慕われていた | ある日を境に行方不明。3人の記憶にも曖昧な部分がある |
| 西野白馬(福本莉子) | カフェのアルバイト。以前のバイト先の出来事を通じて3人に協力 | 旧「VIDEO JUPITER」跡地のカフェで働いている |
| 鶴見(濱尾ノリタカ) | 丹辺署の巡査。3人の来署に対応 | マチルダ捜索の窓口となる |
| 吉井絵美(野波麻帆) | ユンの妻。料理研究家 | 贈賄事件後、ユンとの関係にすれ違い |
| 大葉灯里(西田尚美) | 学年のマドンナ。現在はお好み焼き屋経営 | ユンが中学時代に恋心を抱いていた相手 |
| 佃将道(東根作寿英) | 二中の元不良リーダー。現在は介護施設代表 | 第4話で紀介のいじめに関わっていたことが判明 |
注目すべき関係性ペア
「ユン × 灯里」の37年越しの距離感は、中学時代の淡い恋心が現在どう変化しているのかという興味を引きます。灯里が営むお好み焼き屋「灯月」に3人が訪れるシーンは、過去と現在が交錯する本作の象徴的な場面です。
「キンポー × 佃将道」は第4話で明かされたいじめの加害者と被害者の関係。かつての不良が老人介護施設の代表となっている現在の姿と、「僕だけは君を許さない!」という紀介の叫びの対比が、このドラマのテーマ——「時間は傷を癒すのか、それとも封じるだけなのか」——を鋭く問いかけます。
「3人 × マチルダ」は物語の核心です。集合写真とともに見つかった”行方不明”の文字、3人の記憶の曖昧さ。第5話以降、マチルダの正体と失踪事件の真相が徐々に明かされる展開が始まっています。
※ネタバレ配慮のため、第5話以降の展開の詳細は控えます。
知らなかった!『ラムネモンキー』キャストの意外な関係
トリプル主演3人の「初共演」という事実
反町隆史、大森南朋、津田健次郎の3人が揃って共演するのは本作が初めてです。個別の組み合わせでも、過去の共演歴は公開情報として確認されていません。つまり、3人にとって文字通り「すべてが新しい座組」。劇中の3人が37年ぶりに再会する設定と、実際のキャストが「はじめまして」から関係を築いていく過程が重なるという構図です。
研音の先輩・後輩がドラマ内でも共演
反町隆史と鶴見巡査役の濱尾ノリタカは、ともに芸能事務所「研音」に所属しています。反町は研音の看板スターとして90年代から活躍する大先輩、濱尾は『仮面ライダーリバイス』(2021年)で注目を集めた若手。2023年には日刊スポーツやORICONの記事で、濱尾が「事務所の先輩」として反町の名前を挙げるエピソードが報じられています(出典:日刊スポーツ、2023年10月21日)。
劇中では閑職に追いやられた元エリートと若い巡査という関係。事務所の先輩後輩が、立場の逆転を含んだ関係性で絡むのは、知っているとニヤリとできるポイントです。
大森南朋と古沢良太の「再タッグ」
トリプル主演のうち、古沢良太作品の出演経験があるのは大森南朋だけです。『リーガルハイ・スペシャル』と『どうする家康』で古沢脚本を経験済みの大森は、インタビューで「固まった台詞が多いので大変」と語っています。反町と津田にとっては古沢作品初挑戦であり、公式インタビューでの「古沢さんの独特な世界観に新鮮さを感じた」(反町)、「読んでいて楽しかった」(津田)という言葉の裏には、古沢脚本の「洗礼」を受けた初体験の率直な感想がにじみます(出典:フジテレビ公式インタビュー、2026年1月14日)。
『ボクらの時代』で見えた3人の素顔
2026年1月25日放送のフジテレビ『ボクらの時代』に3人が出演。青春時代の恋や苦悩を赤裸々に語り合いました。大森南朋が「変形学ランとか着てた?」と反町に振ったファッション話や、津田健次郎が語る青春時代の苦悩など、同世代ならではの共感が自然に生まれていたのが印象的です。反町が津田を「成功する人って、なんでもやるんですよね。彼を見ていると本当にそう思う」と評した場面は、声優・俳優という枠を超えたリスペクトの表れでしょう(出典:映画ナタリー、2026年1月24日/Yahoo!ニュース、2026年1月25日)。
『ラムネモンキー』キャストの衣装・ファッション注目ポイント
『ラムネモンキー』は現代パートと1988年パートを行き来する構成のため、衣装にも2つの時代が反映されています。
反町隆史(ユン役)の衣装は、元エリートサラリーマンの矜持と閑職に追いやられた現実のギャップを映す重要な要素。洋服、バッグ、腕時計に至るまでファッションまとめサイトで話数別に紹介されています(出典:反町隆史ドラマ衣装ファッションまとめ、2026年2月6日更新)。
津田健次郎(キンポー役)の衣装は、理容師という職業と気弱な性格を反映した控えめなスタイルが特徴。福本莉子(白馬役)の衣装も、大学生アルバイトの等身大のファッションとして注目されています。
全キャストの衣装・ブランド情報を話数別にまとめた記事はこちら → [『ラムネモンキー』衣装・ファッションまとめ]
『ラムネモンキー』キャストの演技の評判・視聴者の反応
放送開始から5話を経て、もっとも大きな反響を呼んだのは第4話の津田健次郎です。中学時代のいじめ被害を抱えたまま大人になった紀介が、かつての加害者・佃将道と対峙し「僕だけは君を許さない!」と叫ぶシーンは、放送直後にSNSでトレンド入り。MANTANWEBは「津田健次郎の熱演に称賛の声」と報じ、TheTV、livedoor NEWS、めざましmediaなど複数メディアが取り上げました(出典:MANTANWEB、2026年2月5日)。
同じ第4話では、認知症の母に苛立ちを見せる介護シーンにも「共感殺到」との反応がありました。声のトーンや表情の微細な変化で「怒りと罪悪感の同居」を表現する津田の演技は、声優として培った繊細な感情表現が実写でも遺憾なく発揮されていると評価されています(出典:めざましmedia、2026年2月4日)。
Yahoo!ニュース(2026年2月9日)では「津田健次郎”紀介”主役回が優勝だったワケ」と題した記事が配信され、第4話を「ドラマ全体のターニングポイント」と位置づける分析がなされています。
各キャストの演技評価・名シーンの詳細分析はこちら → [『ラムネモンキー』演技の評判・SNS反応まとめ]
『ラムネモンキー』撮影裏話・キャストインタビュー
公式インタビューから見える現場の空気
フジテレビ公式サイト(2026年1月14日公開)のインタビューでは、トリプル主演の3人が口を揃えて現場の雰囲気の良さを語っています。
反町隆史は「同じ世代なので雰囲気がとても良い。3人で現場にいると楽しい」と語り、津田健次郎も「スタッフの皆さんも凄く和気あいあい。若い方が多くて元気で統率が取れている」と撮影現場の活気を伝えました。大森南朋は古沢脚本の手強さに触れつつ「頑張ろうと思った(笑)」と笑っています(出典:フジテレビ公式インタビュー)。
トリプル主演という座組について、反町は「もう、トリプル主演しかやりたくない!」と冗談交じりに語り、大森は「これから流行っていくんじゃないか」と応じるなど、3人の息の合ったやりとりが印象的です。
現場エピソード
津田健次郎はラジオ番組(2026年2月5日放送)で「反町さんも大森さんも朝が弱い。3人ともボーッとしていることが多い」と暴露。「特に大森南朋は朝が弱く、ゆるやかに話しすぎてしまう」とも語り、ドラマ公式Instagramに投稿された休憩中のカンフーポーズ練習動画(2026年2月8日投稿)とあわせて、リラックスした撮影現場の空気が伝わってきます。
反町隆史が撮影の合間に監督やスタッフの似顔絵を描く姿も公式SNSで公開されました(出典:TheTV、2026年2月10日)。また、現場で「無意識に鼻歌を歌ってしまう」というエピソードも報じられています(出典:YouTube、2026年1月14日)。
古沢良太が語る作品の狙い
脚本を手がけた古沢良太は、マイナビニュースのインタビュー(2026年1月27日)で本作を「大人のスタンド・バイ・ミー」と位置づけました。
「80年代は全員が同じものを見ていた最後の時代」「UFOやUMAブームがあり、みんなが同じものに熱中していた。今は情報が多様化しているが、80年代は3チャンネルしかなくて、全員が同じものを見ていた最後の時代だった」と語り、1988年という舞台設定の意味を明かしています。
さらに「主人公たちは氷河期世代。社会に出た時にはバブルが終わり、失われた三十年が続いて、未だに大変苦しんでいる」と、世代の痛みに寄り添う視点が本作の根底にあることを示しました(出典:マイナビニュース、2026年1月27日)。
数字で見る『ラムネモンキー』キャスト
年齢構成
トリプル主演の3人は52歳(反町)、53歳(大森)、54歳(津田)と、劇中の設定「51歳」に極めて近い年齢。主要キャスト6名の平均年齢は約40.2歳ですが、ヒロインの木竜麻生(31歳)や福本莉子(25歳)、濱尾ノリタカ(26歳)が平均を下げており、実際には「50代のベテラン3人+20〜30代の若手3人」という明確な二層構造になっています。
受賞歴
主要キャストと脚本家の受賞歴を合計すると、確認できるだけで5件以上。大森南朋の日本アカデミー賞優秀主演男優賞、津田健次郎の声優アワード主演男優賞、古沢良太の日本アカデミー賞最優秀脚本賞など、それぞれの分野の頂点を経験しています。
配信実績
テレビの世帯視聴率は第1話4.8%から第4話3.4%と推移していますが、TVer再生数は第1話だけで200万回を突破(2026年1月27日時点、出典:TVer公式X)。Netflixでの世界配信も決定しており、リアルタイム視聴率だけでは測れない広がりを見せています。
『ラムネモンキー』キャスト制作秘話・役作りエピソード
300人超から選ばれた「ミニ・ラムネモンキー」
中学生役の子役オーディションは、300人を超える応募者の中から大角英夫、青木奏、内田煌音の3人が選ばれました。審査のポイントは「中学生らしさ」と「大人役(反町・大森・津田)との雰囲気の一致」。フジテレビ公式ニュースでは「ミニ反町、ミニ大森、ミニ津田爆誕!?」と報じられ、2つの時代を繋ぐ「ミニ・ラムネモンキー」として注目されました(出典:フジテレビ公式ニュース、2025年12月3日)。
1988年パートと現代パートの往復が物語の生命線である以上、子役キャストの説得力はドラマの成否を左右します。300人規模のオーディションという本気度が、制作陣のこだわりを物語っています。
『ラムネモンキー』キャストへのSNS反応・話題のシーン
放送中の話題の中心は、ドラマ公式X(@ramunemonkey88)を軸に拡散されています。
第4話の放送後には「僕だけは君を許さない」がトレンドワードに。津田健次郎の熱演だけでなく、「いじめられた側の怒りは時間では消えない」というテーマへの共感が幅広い層に広がりました(出典:TheTV、2026年2月5日)。
第1話放送後にはTVer再生数200万回突破が公式Xで発表され、「視聴率以上に配信で支持されているドラマ」として注目を集めています(出典:TVer公式X、2026年1月27日/Real Sound、2026年1月27日)。
ドラマ公式Instagramでは、フィルムカメラで撮影した3ペアの写真(2026年1月3日投稿)やポスター撮影のメイキング映像(2026年1月7日投稿)が人気を集め、放送前から作品への期待感を醸成していました。
『ラムネモンキー』脚本家
古沢良太(こさわ りょうた)
1973年8月6日生まれ、52歳。神奈川県厚木市出身。東海大学文学部日本文学科卒業。2002年に『アシ!』で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞してデビューしました。
代表作は映画『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年、日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞)、ドラマ『リーガル・ハイ』(2012〜2013年)、『コンフィデンスマンJP』(2018年〜、コンフィデンスアワード・ドラマ賞受賞)。そのほか『デート〜恋とはどんなものかしら〜』『どうする家康』など、ジャンルの垣根を超えたヒット作を輩出し続けています。
古沢脚本の特徴は4つに集約されます。第一に、めまぐるしく展開させた物語の伏線をラストで鮮やかに回収する構成力。『コンフィデンスマンJP』のどんでん返しはその真骨頂です。第二に、実写で再現が難しいマンガ的なキャラクターに説得力を持たせる力量。『リーガル・ハイ』の古美門弁護士がその好例でしょう。第三に、登場人物が長ゼリフで本音を語る「固まった台詞」の力。第四に、笑わせるにせよ泣かせるにせよ、フワッとした曖昧な描き方はしない論理的な緻密さ(出典:KKベストセラーズ、2018年4月18日/TVガイド、2023年6月17日)。
『ラムネモンキー』は古沢自身が中学生だった1988年を舞台にした「原点回帰」の作品であり、同時にミステリー要素を織り交ぜた新しい挑戦でもあります。「80年代は全員が同じものを見ていた最後の時代」という着眼点が、ノスタルジーを単なる懐古にとどめない強度を作品に与えています。
『ラムネモンキー』演出家
森脇智延(もりわき とものぶ)
1976年12月6日生まれ、49歳。広島県出身。映画『ライアーゲーム -再生-』『翔んで埼玉』で監督補を務め、テレビドラマの演出家として独り立ちしました。
代表作は『SUITS/スーツ』シリーズ(2018〜2020年)、『イチケイのカラス』(2021年)、『ブルーモーメント』(2024年)。制作協力のFILMに所属しています。
『ラムネモンキー』プロデューサー
成河広明(なりかわ ひろあき)
1970年5月5日生まれ、55歳。北海道出身。フジテレビのプロデューサーとして『コンフィデンスマンJP』(2018〜2019年)、『絶対零度』シリーズ、『遅咲きのヒマワリ』(2012年)などを手がけてきました。古沢良太との仕事は『コンフィデンスマンJP』以来の再タッグとなります。
栗原彩乃(くりはら あやの)
助監督、アシスタントプロデューサーを経てプロデューサーに昇格したフジテレビの制作者です。『ブルーモーメント』(2024年)、『愛の、がっこう。』(2025年)、『ナンバMG5』(2022年)などを担当。森脇智延演出・栗原彩乃プロデュースの組み合わせは『ブルーモーメント』から続くコンビです(出典:映画.com/MarkeZine、2024年10月8日)。
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まとめ
ドラマ・映画・声優という異なるフィールドの頂点を知る3人が、古沢良太の緻密な脚本のもとで初めて交わる。『ラムネモンキー』の座組が特別なのは、反町隆史の華、大森南朋の重厚さ、津田健次郎の繊細さが、51歳の「人生の迷子」たちの三者三様の行き詰まりとぴたりと重なる点にあります。
第4話で証明されたように、このドラマには「声優だから」「90年代のスターだから」という先入観を覆す力があります。配信での支持も厚く、まだ追いつける今だからこそ、1988年の熱を一緒に浴びてみてはいかがでしょうか。
※記事の情報は2026年2月10日時点のものです。
※出典:フジテレビ公式サイト、Wikipedia、ORICON NEWS、MANTANWEB、TheTV、マイナビニュース、映画ナタリー、Yahoo!ニュース、TVer公式X、各俳優所属事務所公式サイト、公式Instagram(@ramunemonkey88)、TOKYO FM+ほか
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