2026年7月4日(3日深夜)にテレビ東京系「ドラマ24」枠でスタートした「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」は、ホラー漫画界の鬼才・伊藤潤二の傑作集から13作品を選び、1話完結形式で実写化するオムニバスドラマです。「死びとの恋わずらい」「いじめっ娘」「あばら骨の女」など独立した13の物語が並ぶ構成のため、通常のドラマのような一本の人物相関図は成立しません。この記事ではその代わりに、俳優・役名・担当話をひもづけた「作品対応表」を軸に、全キャストと制作陣、主要キャストの経歴、キャスティングの狙いを整理しました。
なお、当初第1話として放送予定だった「幻痛屋敷」は、出演俳優に関する報道を受けてテレビ東京が放送を見送ると発表しており、本記事では公式サイトのキャストページに掲載されている情報のみを基準にまとめています。断定できない情報については「未発表」「不明」と明記し、推測では埋めていません。
ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-の全キャストと制作陣
「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」は全13作品のオムニバス構成で、各話に主演級のキャストが1〜2名ずつ配置されています。公式サイトのキャストページで発表されている12名に加え、追加キャスト発表で明らかになった脇を固めるキャストもあわせて紹介します。
ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-の全キャスト一覧(俳優×役名×担当話)
| 俳優名 | 役名 | 担当話 |
|---|---|---|
| 細田佳央太 | 深田龍介 | 死びとの恋わずらい |
| 真木よう子 | 栗子 | いじめっ娘 |
| 円井わん | 浅野結衣 | 地縛者 |
| 坂元愛登 | 折原司 | 父の心 |
| 石原良純 | 遠堂 | 父の心 |
| 杉田雷麟 | 富夫 | 富夫・赤いハイネック/記憶 |
| 中村里帆 | 里恵 | 富夫・赤いハイネック/記憶 |
| 樋口日奈 | 中山 | 中古レコード |
| 山﨑七海 | 町田由美 | 顔泥棒 |
| 齊藤なぎさ | ユリ | あばら骨の女 |
| 齋藤潤 | 押切トオル | 押切異談/ペンフレンド |
| 陣野小和 | 藤井未央 | 押切異談/ペンフレンド |
| 恒松祐里 | 璃子 | 緩やかな別れ |
| 莉子 | 柴山みどり | 死びとの恋わずらい |
| 藤本洸大 | 手島光太郎 | 死びとの恋わずらい(関連話) |
| 福山翔大 | 渡辺慎二 | 地縛者 |
| 星乃あんな | 亀井 | 中古レコード/顔泥棒 |
| 小倉ゆうか | 瑠璃子 | あばら骨の女 |
| 葉山奨之 | 誠 | 緩やかな別れ |
| 利重剛 | 慎太郎 | 緩やかな別れ |
※役名・担当話は公式サイトのキャストページおよびテレビ東京プラスの追加キャスト発表記事の記載を基準にまとめています。全13作品のうち「幻痛屋敷」は、出演予定だった俳優に関する報道を受けて放送が見送りとなり、代わりに当初第2話の予定だった「死びとの恋わずらい」が第1話に繰り上げられました。同話のキャストは本記事では扱わず、公式に発表されている残り12作品分のキャストのみを掲載しています。「ペンフレンド」は独立した1話ではなく「押切異談」と組み合わせた1エピソードとして構成されており、キャストは押切異談と共通です。
ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-の制作陣
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| 原作 | 伊藤潤二『伊藤潤二傑作集』『魔の断片』(朝日新聞出版刊) |
| 脚本 | 保坂大輔、稲本達郎 |
| 監督 | 山田篤宏、下津優太、近藤亮太 |
| チーフプロデューサー | 北川俊樹(テレビ東京) |
| プロデューサー | 野部真悠(テレビ東京)、古賀奏一郎、鈴木健太郎、平田樹彦(SS工房 他) |
| 主題歌 | オープニング:IVE「JIGSAW」/エンディング:10CM「The Darkest Night」 |
| 放送 | テレビ東京系「ドラマ24」 毎週金曜深夜24:12〜24:52(2026年7月3日深夜スタート)/BSテレ東は毎週日曜深夜24:00〜24:40(7月12日スタート) |
| 配信 | TVer、Lemino、U-NEXTほかで配信 |
原作は伊藤潤二の傑作集および『魔の断片』(朝日新聞出版刊)で、「日常が突如として不条理な恐怖に塗り替えられる」という共通テーマのもと、13の独立した物語をオムニバス形式でつなぐ構成です。脚本は保坂大輔・稲本達郎の2名が分担し、監督も山田篤宏・下津優太・近藤亮太の3名体制で各話を手がけています。オープニング主題歌にK-POPグループIVEの「JIGSAW」、エンディングに10CMの「The Darkest Night」を起用している点も、深夜アンソロジーホラーらしい国際色のあるキャスティングです。
ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-の主要キャスト深掘り
知名度・キャリアの観点から、真木よう子・細田佳央太・石原良純・恒松祐里・円井わんの5人を詳しく紹介します。オムニバス形式のため各話1〜2名が主演を務める座組ですが、その中でもキャリアの厚みがある顔ぶれです。
栗子:真木よう子(「いじめっ娘」)
栗子は、「いじめっ娘」に登場する主要人物です。伊藤潤二作品らしい不穏な日常の歪みを体現する役どころとみられます。
演じる真木よう子は1982年10月15日生まれ、千葉県出身、そよかぜ所属(マネジメントはレプロエンタテインメント)。2006年に映画『ベロニカは死ぬことにした』で初主演を務め、『ゆれる』(2006年)、ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』(2007年)、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)、ドラマ『最高の離婚』(2013年)などに出演。『さよなら渓谷』と『そして父になる』では第37回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞のダブル受賞を果たしています。
サスペンス・人間ドラマの双方で高い評価を受けてきた真木の起用は、「いじめっ娘」が持つであろう心理的な不穏さを演じ切る座組と考えられます。
深田龍介:細田佳央太(「死びとの恋わずらい」)
深田龍介は、「死びとの恋わずらい -四つ辻の美少年-」の主要人物です。本作は当初第2話の予定でしたが、第1話「幻痛屋敷」の放送見送りを受けて繰り上げ第1話として放送されました。
演じる細田佳央太は2001年12月12日生まれ、東京都出身、アミューズ所属。2019年、映画『町田くんの世界』のオーディションで主人公・町田一役に選ばれ映画初主演。2021年にはTBS系『ドラゴン桜 第2シリーズ』に出演し注目を集め、2022年にはテレビ朝日系『もしも、イケメンだけの高校があったら』で連続ドラマ初主演を務めています。
10代後半からティーン向け作品で存在感を示してきた細田の起用は、「四つ辻の美少年」という原作の設定に合致する座組で、本作のオープニングを担う顔として選ばれたとみられます。
遠堂:石原良純(「父の心」)
遠堂は、折原司(坂元愛登)と対になる「父の心」の登場人物です。役どころの詳細は公式に多くを明かされていませんが、タイトルが示す通り父性・家族の歪みに関わる人物とみられます。
演じる石原良純は1962年1月15日生まれ、神奈川県逗子市出身、湘南ブラザース所属。1984年に映画『凶弾』でデビューし、『ふぞろいの林檎たち』『振り返れば奴がいる』など数多くのドラマに出演。俳優業のほか気象予報士としても知られ、幅広いメディアで活動しています。
ベテランならではの重みのある存在感は、若手の坂元愛登と対峙する「父の心」の座組に説得力を与える起用と言えそうです。
璃子:恒松祐里(「緩やかな別れ」)
璃子は、オムニバスの最終盤を飾る「緩やかな別れ」のヒロインです。夫・誠役の葉山奨之、慎太郎役の利重剛と絡む物語とみられます。
演じる恒松祐里は1998年10月9日生まれ、東京都出身、アミューズ所属。NHK連続テレビ小説『まれ』(2015年)、大河ドラマ『真田丸』(2016年)、映画『凪待ち』(おおさかシネマフェスティバル2020新人女優賞受賞)、配信ドラマ『全裸監督 season2』でヒロインを務めたほか、朝ドラ『おかえりモネ』にも出演。2022年公開の映画『きさらぎ駅』では映画初主演を果たしています。
ホラー・サスペンス色の強い作品への出演歴もある恒松の起用は、シリーズを静かに締めくくる「緩やかな別れ」の情感を担う座組とみられます。
浅野結衣:円井わん(「地縛者」)
浅野結衣は、「地縛者」の主要人物です。渡辺慎二役の福山翔大と絡む物語とみられます。
演じる円井わんは1998年1月3日生まれ、大阪府出身、スクワッドマネジメント所属。映画『KONTORA-コントラ』(2019年)でエストニアのタリン・ブラックナイト映画祭グランプリ受賞作に出演したほか、映画『東京リベンジャーズ』、ドラマ『不適切にもほどがある!』(2024年)、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(2024年)、朝ドラ『ばけばけ』(2025年後期)に出演しています。
直近2年で連続して朝ドラに出演するなど勢いのある円井の起用は、伊藤潤二作品特有の不穏な空気を体現する座組として注目されます。
ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-の担当話ごとのキャスト紹介
オムニバス各話を担当するキャストを、話ごとにグルーピングして紹介します。
死びとの恋わずらい
深田龍介役の細田佳央太を中心に、柴山みどり役の莉子、手島光太郎役の藤本洸大が脇を固めます。第1話「幻痛屋敷」の放送見送りを受けて繰り上げ第1話として放送されました。
いじめっ娘
栗子役の真木よう子が主要人物を務めます。
あばら骨の女
ユリ役の齊藤なぎさ、瑠璃子役の小倉ゆうかが登場します。
顔泥棒
町田由美役の山﨑七海が主要人物を務めます。星乃あんな演じる亀井も関連話に登場します。
父の心
折原司役の坂元愛登、遠堂役の石原良純の2人が中心です。
富夫・赤いハイネック/記憶
富夫役の杉田雷麟、里恵役の中村里帆が2話にまたがって登場します。
中古レコード
中山役の樋口日奈が主要人物を務めます。
押切異談/ペンフレンド
押切トオル役の齋藤潤、藤井未央役の陣野小和が中心です。孤独な高校生・押切トオルと、クラスメート・藤井のペンフレンドをめぐる「押切異談」と「ペンフレンド」の2つの原作エピソードを組み合わせた1話として構成されています。
地縛者
浅野結衣役の円井わん、渡辺慎二役の福山翔大が中心です。第3話(7月17日放送)として放送されました。
緩やかな別れ
璃子役の恒松祐里、夫・誠役の葉山奨之、慎太郎役の利重剛の3人が中心です。オムニバスの終盤を締めくくる話とみられます。
ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-のキャスティング考察|オムニバスならではの座組の狙い
本作のキャスティング上の見どころは、各話ごとに主演級を1〜2名配置し、13作品全体で20名前後の俳優が入れ替わり立ち替わり出演する点です。連続ドラマのような固定の主演・脇役構造ではなく、話ごとに異なる俳優の組み合わせで伊藤潤二作品の多様な恐怖表現を切り分ける狙いがうかがえます。
もう一つの特徴は、朝ドラ・大河などの王道キャリアを持つ俳優(恒松祐里、円井わん)と、ベテランならではの重みを持つ俳優(真木よう子、石原良純)、若手期待株(細田佳央太)を各話に散りばめていることです。オムニバスホラーは1話単位で視聴のハードルが下がる一方、話ごとの求心力が課題になりやすいジャンルです。各話に知名度のある主演級を置くことで、13話それぞれが独立した「単発ドラマ」としての訴求力を持つ座組になっていると考えられます。
また、「押切異談」と「ペンフレンド」という原作の異なる2つのエピソードを1話に組み合わせている点も特徴的です。孤独な高校生を軸にした物語同士を組み合わせることで、13の原作短編を12話分の放送枠に収める編成上の工夫がうかがえます。
放送面で最も大きな出来事は、第1話として予定されていた「幻痛屋敷」の放送見送りです。テレビ東京のチーフプロデューサー・北川俊樹氏は、出演俳優に関する報道を受けて所属事務所から状況説明を受けたうえで放送を見送る判断をしたと説明しており、当初第2話だった「死びとの恋わずらい」が繰り上げで第1話として放送されました。この経緯もあり、本記事では「幻痛屋敷」のキャスト・役どころには触れず、公式に発表されている残り12作品分のキャストのみを扱っています。
ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-のキャストに関するよくある質問
原作は?
伊藤潤二の『伊藤潤二傑作集』および『魔の断片』(朝日新聞出版刊)が原作です。13の短編をオムニバス形式で1話完結の実写ドラマとして描いています。
キャストは何人?
公式サイトのキャストページと追加キャスト発表をあわせると、細田佳央太・真木よう子・円井わん・坂元愛登・石原良純・杉田雷麟・中村里帆・樋口日奈・山﨑七海・齊藤なぎさ・齋藤潤・陣野小和・恒松祐里の主要13名に加え、莉子・藤本洸大・福山翔大・星乃あんな・小倉ゆうか・葉山奨之・利重剛の追加キャスト7名を含む計20名前後が発表されています。
「幻痛屋敷」のキャストは誰?
「幻痛屋敷」は当初第1話として放送予定でしたが、出演俳優に関する報道を受けてテレビ東京が放送見送りを発表しています。本記事では公式に現在発表されている情報のみを扱う方針のため、同話のキャストには触れていません。
放送はどこで見れる?見逃し配信はある?
テレビ東京系「ドラマ24」枠で、毎週金曜深夜24:12〜24:52に放送されています(2026年7月3日深夜スタート)。BSテレ東でも毎週日曜深夜24:00〜24:40に放送(7月12日スタート)。見逃し配信はTVer、Lemino、U-NEXTなどで実施されています。配信の条件や期間は変更される場合があるため、視聴時に最新情報を確認してください。
相関図はある?
本作は各話独立のオムニバス形式のため、連続ドラマのような一本の人物相関図は成立しません。本記事では代わりに、俳優・役名・担当話を紐づけた「作品対応表」で全キャストを整理しています。
ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-のキャストの総評
『ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-』のキャストは、真木よう子(栗子役)、細田佳央太(深田龍介役)、恒松祐里(璃子役)、円井わん(浅野結衣役)、石原良純(遠堂役)を中心に、話ごとに主演級が入れ替わる座組が特徴です。連続ドラマの固定主演構造とは異なり、13の独立した物語それぞれに知名度のある俳優を配置することで、1話単位での訴求力を持たせる編成になっています。
キャスティングの核心は、朝ドラ・大河出身の若手実力派と、サスペンス・人間ドラマで実績のあるベテランを各話に散りばめている点です。伊藤潤二原作特有の「日常が不条理な恐怖に塗り替えられる」というテーマを、俳優の組み合わせの多様性で表現しようとする狙いがうかがえます。
一方で、第1話として予定されていた「幻痛屋敷」が出演俳優をめぐる報道を受けて放送見送りとなった経緯もあり、本作は座組そのものが放送直前に変更されるという異例の展開もありました。残り12作品のキャストがどのように伊藤潤二の「奇妙な話」を演じ切るか、今後の放送にも注目です。

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