稲垣来泉──朝ドラ3本連続でヒロインの少女期を演じ、2025年大河『べらぼう』にも出演する、いま日本でもっとも「少女期の主役」を任され続ける女優です。4歳でデビューしてから9年、子役の枠を越えて「ティーン女優」へ移行しつつある13歳の現在地を、出演作と転換点から読み解きます。観てきた人にも、これから観る人にも、ひとりの俳優のキャリアを物語として届ける視点でまとめました。
稲垣来泉のプロフィール|生年・出身・事務所
まずは基本情報の整理から。研音所属の現役モデル兼女優で、雑誌『ニコラ』専属モデルも務める二刀流タイプです。
| 項目 | 内容 |
| 生年月日 | 2011年1月5日 |
| 出身地 | 千葉県 |
| 所属事務所 | 研音 |
| デビュー年 | 2015年(4歳) |
| デビューきっかけ | 姉のスカウト同行から |
| 専属モデル | 『ニコラ』(小学館・ティーン誌) |
| 得意分野 | 朝ドラ・大河の幼少期役/実写映画の少女期 |
稲垣来泉のキャリアの最大訴求点は、朝ドラ3本+大河1本の幼少期役を立て続けに任されている事実そのものです。『スカーレット』(2019)、『ちむどんどん』(2022)、『おむすび』(2024)と朝ドラのヒロイン子供時代を3本連続で演じ、さらに2025年大河『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』ではかをり役を担当しました。
4歳デビュー時点でほぼ未知数だった素材が、9年で「NHKが少女期の核を任せる安全パイ」に育った──このスピードと密度は同世代子役のなかでも突出しています。13歳の現在は、ニコラモデルとしてティーン女優への移行期に入りつつあり、映画『Never After Dark』(2026年6月公開)など年齢相応の役柄が増えてきました。
稲垣来泉のキャリア年表|デビューから現在までの9年
稲垣来泉のキャリアは、ざっくり4フェーズに分けて読むと整理しやすい構造になっています。年表で並べると断片的に見えるキャリアも、「少女期役の専門家」になっていく過程として見れば一本筋が通って読めます。
フェーズ1|デビュー期(2015-2017)|4歳から始まった「泣ける子役」の発見
稲垣来泉が芸能界入りしたのは2015年、4歳のとき姉のスカウトに同行したのがきっかけでした。本人ではなく姉の付き添いだったという経緯は、後の「自然体の演技」評価につながる重要な伏線として読めます。
2016年、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演。同年TBS『砂の塔〜知りすぎた隣人〜』では岩崎杏奈役で連ドラ初の重要な役どころを掴みました。5歳でゴールデン帯の連ドラに名前を残した事実は、研音という事務所の押し出し方とも噛み合っていたと考えられます。
このフェーズで観客が驚いたのは、稲垣来泉の「泣くシーンの自然さ」でした。子役にありがちな作り笑いの逆──作り笑いの内側に本物の涙を仕込める珍しいタイプとして、業界内で名前が知られていきます。
2017年にはCM・短編・教育番組などで露出を地道に重ね、芸能活動2年目で顔と名前を業界に覚えてもらう下地を作りました。研音は新人を急ぎすぎず長期視点で育てる流儀があり、稲垣来泉のキャリア初期も「焦らせない」設計だったと読めます。
フェーズ2|朝ドラ常連期(2018-2022)|スカーレット〜ちむどんどんで「少女期の核」を任される
第2フェーズは2018年の映画『人魚の眠る家』からスタートします。篠原涼子・西島秀俊W主演の重厚なヒューマンドラマで重要な役を担い、子役の枠を一段抜けました。同年公開の映画『この世界の片隅に』にも参加しています。
2019年、NHK連続テレビ小説『スカーレット』に出演。ヒロイン・喜美子の少女期の周辺で重要な役を担い、「朝ドラ向きの素材」というラベルを得ました。同年TBS日曜劇場『TWO WEEKS』では三浦春馬の娘・結役で連ドラ準主役級の重みを担い、これが後の代表作リストの上位に来る出演となります。
2022年、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)の子供時代を演じます。この役こそが稲垣来泉のキャリアにおける最大のブレイクで、毎朝の食事シーン、作り笑いの中の涙、家族と過ごす笑顔の機微──朝ドラ前半の中心人物として国民的認知を得るに至りました。主演の黒島結菜が「子どもたちが素晴らしすぎて少し不安になりました」とコメントしたほど、子役勢の演技が際立った座組でもあります。
フェーズ3|朝ドラ3本連続期(2023-2024)|「おむすび」までNHKが手放さない
2024年、NHK連続テレビ小説『おむすび』で朝ドラ3作目の子役起用。同世代の朝ドラ子役には新井美羽・毎田暖乃などの強敵がいるなかで、稲垣来泉だけが3本連続で選ばれた事実は、NHKが「少女期=この子」と固定運用している証拠です。
この時期にもうひとつ大きいのが、2021年公開の映画『そして、バトンは渡された』。永野芽郁・石原さとみ・田中圭らが共演する大作で、ヒロイン優子の幼少期「みぃたん」役を担当しました。役の構造上、稲垣来泉が演じた「みぃたん」と永野芽郁が演じた「優子」は同一人物であり、物語の核となる正体明かしを稲垣来泉のシーンが牽引しています。
映画でも朝ドラでも、稲垣来泉の役は「主人公の少女期=物語の起点」というポジションで固定されてきました。これは脇役ではなく、観客の感情移入のスイッチを担う重要な役柄群です。
フェーズ4|ティーン女優移行期(2025-)|大河べらぼうから映画主演級へ
2025年、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』でかをり役を演じ、大河デビューを果たしました。朝ドラ3本+大河1本という、子役にとっての最高峰路線を全て押さえた格好です。
そして2026年6月5日公開の映画『Never After Dark』では美玖役で出演予定。13歳のティーン女優への過渡期として、ニコラ専属モデルとしての活動と、年齢相応のドラマ役を組み合わせる戦略がはっきり見えます。研音という事務所が、子役期間の終わりとティーン期の始まりを意識して動かしている時期と読むのが妥当でしょう。
稲垣来泉の代表出演作TOP10|朝ドラ・大河・映画の主要キャリア
稲垣来泉の出演歴を年代順に整理すると、以下の10本が代表作にあたります。子役キャリアが9年と短いため、本数を絞って役柄の重みで並べました。
| 公開年 | 作品 | 役名 | ジャンル | この作品の意味 |
| 2016 | とと姉ちゃん | 常子幼少期周辺 | NHK朝ドラ | 5歳で朝ドラ初参戦 |
| 2016 | 砂の塔〜知りすぎた隣人〜 | 岩崎杏奈 | TBS連ドラ | 連ドラ初のしっかり役 |
| 2018 | 人魚の眠る家 | 瑞穂 | 映画 | 重厚ヒューマン映画で抜擢 |
| 2019 | スカーレット | 喜美子周辺の子役 | NHK朝ドラ | 朝ドラ2本目 |
| 2019 | TWO WEEKS | 結(三浦春馬の娘) | カンテレ・フジ系 | 準主役級の重い役 |
| 2020 | 糸 | 少女期役 | 映画 | 菅田将暉・小松菜奈主演大作 |
| 2021 | そして、バトンは渡された | みぃたん(優子幼少期) | 映画 | 物語の核を担う重要役 |
| 2022 | ちむどんどん | 比嘉暢子(少女期) | NHK朝ドラ | 朝ドラ3本目・国民的認知 |
| 2024 | おむすび | ヒロイン少女期周辺 | NHK朝ドラ | 朝ドラ4作目・3本連続 |
| 2025 | べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 | かをり | NHK大河 | 大河デビュー |
TOP3を絞るなら、『ちむどんどん』『そして、バトンは渡された』『べらぼう』の3本です。
『ちむどんどん』の比嘉暢子・少女期は、稲垣来泉の代表作にして、子役としてのピークシーンと言える役でした。沖縄料理を頬張る笑顔、家計が苦しいなかの作り笑い、父を失った後の涙──朝ドラ前半の感情曲線を一人で背負ったのがこの少女期です。第9回放送の「作り笑い」シーンは、SNSでも特に強い反響を呼びました。
『そして、バトンは渡された』のみぃたんは、映画の構造そのものを支える役でした。永野芽郁演じる優子と同一人物であることが物語の終盤で明かされる仕掛けで、稲垣来泉のシーンが観客の感情の伏線として機能していました。永野芽郁・石原さとみ・田中圭という大人キャストの中で、10歳の演技が成立していたからこそこの構造が成立しています。
『べらぼう』のかをりは、大河ドラマというキャリアの新ステージで、「子役」から「大河に呼ばれる女優」への移行を象徴する役。映像作品で時代劇に呼ばれることは、現代劇の朝ドラとは違う筋肉を要求されるため、稲垣来泉の今後の幅を広げる重要な布石になりました。
10本のうちNHK作品が5本(朝ドラ4本+大河1本)を占めている事実も、稲垣来泉の特性を物語っています。民放のサスペンスやラブストーリーよりも、NHKが好む「家族の物語」「主人公の少女期」「歴史の中の少女」での評価が突出している──これはこの俳優がティーン女優期に入ったあとも、おそらく当面続くキャリアの傾向です。
映画では『人魚の眠る家』『そして、バトンは渡された』『糸』のように、家族の在り方を問う作家性の高い大作での起用が多いのも特徴。アクションやファンタジーよりも、現代家族劇の少女期に強いタイプという棲み分けが、子役期9年で出来上がっています。
稲垣来泉の演技ベクトル|「明るさの裏に涙を隠す型」
過去作の役柄を並べると、稲垣来泉にははっきりした演技の型が見えてきます。一言で名付けるなら「明るさの裏に涙を隠す型」。表情の表層は子供らしく明るく、内側に大人の重さを抱えるタイプの役で、繰り返し評価されてきた俳優です。
この型を最もわかりやすく示したのが『ちむどんどん』の暢子・少女期でした。家計が苦しいなか、家族に心配をかけまいと笑顔をつくる──「作り笑いの中の本物の涙」という難しい表現を、当時11歳の稲垣来泉が成立させていたシーンが何度も話題になりました。視聴者の側が「笑顔なのに切ない」と読み取れる芝居の解像度は、子役の通常レベルを超えています。
同じ型は『そして、バトンは渡された』のみぃたんでも反復されます。家族構成が複雑に変わるなか、子供として母(梨花)を信じ続ける表情。『TWO WEEKS』の結役でも、父との別離を背負った笑顔という同型の演技が見られます。役が違っても、稲垣来泉が立つと「明るい少女が抱え込む小さな喪失」が画面に立ち上がる──これがこの俳優の演技ベクトルの核です。
もうひとつの特徴は、「セリフより目線で語る」傾向。子役にはセリフの上手さで勝負するタイプ(毎田暖乃型)と、無言の表情で勝負するタイプ(新井美羽型)が存在しますが、稲垣来泉は後者寄り、しかも笑顔の表情で芝居する珍しい派閥に属します。泣き顔ではなく、笑顔の解像度で勝負できる子役は希少です。
他の子役では成立しないのは「笑顔の中の涙」という二重構造──ここが稲垣来泉の独自性です。同世代の有力子役にもそれぞれ強みがありますが、笑顔をベースに哀しみを浮かべる芝居の解像度では、稲垣来泉が頭ひとつ抜けている、というのが朝ドラ3本連続起用の根拠と読めます。
稲垣来泉の転換点|キャリアの3つの重要作
9年のキャリアのなかで、特に「ここで一段上がった」と読める転換点が3つあります。それぞれの役が、なぜその時点で転換点になったのかを3つの根拠で支える形で見ていきます。
転換点1|『砂の塔〜知りすぎた隣人〜』(2016)|5歳でゴールデン連ドラに名前を残した
1つ目の転換点は2016年のTBS『砂の塔』。菅野美穂主演のサスペンス連ドラで岩崎杏奈役を担当しました。デビュー1年で連ドラに名前付きの役を掴んだことが、研音の押し出し方を変えました。
転換点として成立する根拠は3つ。①連ドラ前のキャリアでは無名子役だったところからの飛躍、②サスペンスというジャンルでも「自然な子供」を成立させたこと、③同年の朝ドラ『とと姉ちゃん』参戦と合わせて「NHKと民放を両取りできる素材」と認識されたこと。事務所側にとってもこの2016年が稲垣来泉の押し出しを本格化する起点になりました。
転換点2|『そして、バトンは渡された』(2021)|物語の核を10歳が背負った
2つ目は2021年の映画『そして、バトンは渡された』のみぃたん役。これは10歳で映画の物語構造そのものを支える役を任された決定打です。
転換点の根拠は、①過去作の「主人公の少女期」役の連続性が映画でも認められたこと(朝ドラ2本の蓄積)、②演技ベクトルの「笑顔の中の涙」がこの役で映画的に活かされたこと、③永野芽郁との同一人物役という構造上、稲垣来泉の演技が永野芽郁の説得力を担保する必要があった点。大手スタジオが10歳の子役にそれだけの責任を預けた事実が、稲垣来泉のレベルを業界全体に認知させました。
転換点3|『ちむどんどん』(2022)|朝ドラ2本連続から「少女期の定番」へ
3つ目の転換点は2022年『ちむどんどん』。朝ドラ2本目で完全にヒロイン少女期の主軸を担い、ここから『おむすび』への3本連続起用と、大河『べらぼう』への接続が決まりました。
根拠の3点目は座組の論理から見えてきます。①『スカーレット』で示した朝ドラ向き素材性、②『ちむどんどん』の演出陣(NHK大阪)と『おむすび』の演出陣で稲垣来泉の起用方針が引き継がれた可能性、③朝ドラの少女期役は「画面に立たせるだけで持つ」素材が必要で、稲垣来泉のような「目線で語れる」タイプが定番化されやすい構造。これらが重なり、2022年以降の「NHKの少女期の定番」枠が固定化しました。
3つの転換点を貫通する共通項は、「子供らしさを失わずに、大人の物語を背負う」という稲垣来泉の特性です。デビュー期にすでに芽生えていたこの素材性が、朝ドラ・映画・大河とジャンルを横断しても通用することが証明されたのが、この3つの作品。9年で3度のステップアップを完遂したスピード感は、子役期のキャリア設計として理想的な軌道と読めます。
稲垣来泉と同世代子役の比較|立ち位置と差別化
稲垣来泉と同世代の有力子役を比較すると、立ち位置の違いがくっきり見えてきます。2010〜2012年生まれ前後の女子子役には、新井美羽(2007年生まれ)、毎田暖乃(2013年生まれ)、宮崎莉里沙などの強敵がいます。
3軸で整理するとこうなります。①新井美羽は「アクション・スポ根」型──強い表情と動きで存在感を出す。②毎田暖乃は「セリフ巧者」型──朝ドラ『おちょやん』で「天才子役」と呼ばれたタイプで、台詞の間とテンポで勝負する。③稲垣来泉は「表情・目線」型──セリフより笑顔と目で語るタイプ。
この3軸でみたとき、稲垣来泉の独自性は「朝ドラのヒロイン少女期に最も向いている」こと。朝ドラのヒロイン子供時代は、強い個性よりも「観客が自分の娘や妹のように見守れる安心感」が要求されます。動きで魅せる新井美羽型でも、台詞で攻める毎田暖乃型でもなく、そこにいるだけで物語の起点になる稲垣来泉型がNHKに選ばれ続けている──これが3本連続起用の構造的説明です。
もうひとつ重要なのは、稲垣来泉がニコラ専属モデルを兼任している点。子役→ティーン女優の移行期に、雑誌モデルとしての露出を確保している子役は意外に少なく、研音の戦略性が見えます。同世代の子役の多くが小学校卒業のタイミングで露出を落とすなか、稲垣来泉はモデル業との二足のわらじでブランクを作らない構造に入っています。
事務所の路線比較で見ても、研音は「長期育成型」の事務所として知られています。中谷美紀・木村文乃のように中長期で代表作を積み上げる女優を育てる流儀があり、稲垣来泉のキャリア設計にもこの「焦らず10代後半で連ドラ主演級に到達させる」という研音らしい時間軸が見えます。13歳の現在地は、急がず確実にステップアップしている過渡期と読むのが正しいでしょう。
稲垣来泉の最新作と現在進行中の作品
2026年5月時点で公式に発表されている稲垣来泉の主な活動は以下の通りです。子役からティーン女優への移行を象徴する作品が並びます。
映画『Never After Dark』(2026年6月5日公開予定)では美玖役で出演。10代前半の少女が主役級の役を担うジャンル映画として、稲垣来泉のティーン期の代表作になる可能性のある一本です。
NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(2025年放送中)ではかをり役を継続。大河ドラマは1月開始から12月までの長期放送のため、稲垣来泉の出演シーンが時期によって増減する構造です。
その他、TSS開局50周年記念ドラマ『未来電車”あの日”を知らないあなたへ』では大垣ひとみ役、NHKドラマ『コンビニ兄弟』では桧垣梓役で出演しました。『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』については、キャスト相関図と座組の詳細を以下の記事で深掘りしています。

また、雑誌『ニコラ』専属モデルとしての活動も継続中で、誌面・YouTube・SNSを通じてティーン層への露出を保ち続けています。
稲垣来泉についてのよくある質問
稲垣来泉の最新ドラマは?
2026年5月時点では、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にかをり役で出演中。NHKドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』でも桧垣梓役で出演しました。映画『Never After Dark』が2026年6月5日公開予定です。
稲垣来泉は朝ドラに何本出ている?
NHK連続テレビ小説には4本出演しています。『とと姉ちゃん』(2016)、『スカーレット』(2019)、『ちむどんどん』(2022)、『おむすび』(2024)。特に2019年以降は朝ドラのヒロイン少女期役を3本連続で担当しており、子役世代では稀有な記録です。
稲垣来泉の事務所はどこ?
所属は研音(KEN ON)です。中谷美紀・福山雅治・木村文乃などが所属する大手芸能事務所で、稲垣来泉は子役期から研音に所属しており、ティーン女優への移行期もそのまま継続しています。
稲垣来泉は何歳?身長は?
2011年1月5日生まれで、2026年5月時点で15歳(中学3年)。デビュー当時は4歳、『ちむどんどん』出演時は11歳でした。身長など最新の公式値は研音の公式プロフィールに準拠します。
稲垣来泉と他の朝ドラ子役の違いは?
稲垣来泉の同世代には、新井美羽(『おしん』『マッサン』系の力強い演技で評価)、毎田暖乃(『おちょやん』で天才子役と呼ばれた台詞巧者)、宮崎莉里沙(『ブギウギ』系)などがいます。稲垣来泉は「表情・目線で語るタイプ」で、台詞の巧みさで魅せるよりも、笑顔と無言の瞬間で物語の重さを背負わせる演出に強い俳優です。NHKが朝ドラのヒロイン少女期を任せ続けているのは、観客が感情移入しやすい「等身大の少女」を成立させられるからと考えられます。
稲垣来泉まとめと関連記事
稲垣来泉は、4歳デビューから9年で「朝ドラのヒロイン少女期=この子」の地位を固めた稀有なキャリアの女優です。同世代子役のなかで、笑顔の中に涙を仕込める「明るさの裏に涙を隠す型」という独自の演技ベクトルが、朝ドラ3本連続+大河という路線を支えてきました。
キャリアの核は3点。①4歳デビュー+9年の継続性、②朝ドラ4本+大河1本という子役最高峰路線、③ニコラ専属モデルを兼任したティーン女優への移行戦略。この3点が揃っている同世代子役は他にいません。
研音という長期育成型の事務所と、ティーン誌『ニコラ』専属モデルとしての露出、そしてNHK大河という時代劇への接続──このトリプルカードを15歳で握っている女優は、現在の日本にほとんどいません。今後の動向は、子役期の枠を超えてティーン女優の代表格に駆け上がれるかどうかが焦点になります。
関連記事として、最新出演作のキャスト相関図と、同じく『コンビニ兄弟』出演俳優の他クロニクル記事を以下にまとめます。




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