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『コンサルタント―死を執筆する男―』全キャスト12人|伊藤健太郎×GACKTの相関図

WOWOWプライム「連続ドラマW」枠で2026年6月7日から7月12日まで全6話が放送された『コンサルタント―死を執筆する男―』は、伊藤健太郎にとって配信・地上波を含めた連続ドラマでは久々のダーク・サスペンス主演作です。ミステリー小説家を目指していた冴えない男・伊崎耀が、謎の組織「カンパニー」にスカウトされ、いつしか「暗殺」のシナリオを書くコンサルタントへと変貌していく――という設定で、韓国発の小説を原作に持つWOWOW初のオリジナル企画として立ち上がりました。

主演の伊藤健太郎に加え、伊崎をスカウトする謎の男・黒川秋峰役にGACKT、伊崎の監視役のマネージャー・水畑早紀役に木村文乃という座組で、音楽アーティストとしても活動するGACKTが主題歌「FALL AGAIN」も手がけている点が本作の座組の特徴です。

この記事では、伊崎耀(伊藤健太郎)を中心に、黒川秋峰(GACKT)・水畑早紀(木村文乃)・斎藤良美(桜井日奈子)・菅野正人(一ノ瀬颯)ら「カンパニー」を取り巻く人物から、暗殺のターゲットとなる山室将成(大河内浩)・三枝孝之(東根作寿英)・加藤篤志(諏訪太朗)・榎本和昌(阪田マサノブ)まで、全12人のキャストと役どころ・俳優のこれまでのキャリアを1人ずつ深掘りします。脚本・監督ら制作陣の座組も含め、本作のキャスティングの意図を相関図とともに整理しました。なお本サイトはネタバレ・あらすじ解説を目的としたサイトではないため、事件の真相そのものには踏み込みません。物語の結末やネタバレ考察が読みたい場合は、doramareview.jpなど専門サイトを参照してください。

目次

コンサルタント―死を執筆する男―の全キャストと制作陣

『コンサルタント―死を執筆する男―』の全キャストは、主人公・伊崎耀(伊藤健太郎)を取り巻く「カンパニー」側の人物と、伊崎が手がける「暗殺シナリオ」のターゲットとなる人物の2つのレイヤーで構成されています。俳優名をクリックすると、後段の詳細紹介セクションへジャンプできます。

コンサルタント―死を執筆する男―の全キャスト一覧

役名 俳優名 役の年齢 役どころ
伊崎耀(主演) 伊藤健太郎 公式未公開 ミステリー小説家志望の冴えない男。謎の組織「カンパニー」に引き込まれ「暗殺」専門のコンサルタントへ転身する主人公
黒川秋峰 GACKT 公式未公開 出版社代理人を名乗り、伊崎をカンパニーにスカウトした謎の男
水畑早紀 木村文乃 公式未公開 カンパニーから派遣された、伊崎の監視役を務めるマネージャー
斎藤良美 桜井日奈子 公式未公開 伊崎の勤め先の経理担当。社内には内緒で伊崎と交際中で、自身も秘密を抱える女性
菅野正人 一ノ瀬颯 公式未公開 警視庁捜査一課の刑事。伊崎が関わった「自然死」や「自殺」の裏に疑いを持つ
徳永貞夫 河相我聞 公式未公開 伊崎が勤めるエイドローンリサーチ社・東京支社長
山室将成 大河内浩 公式未公開 与党の国会議員。伊崎が手がける暗殺シナリオのターゲットの一人
三枝孝之 東根作寿英 公式未公開 地方の小さな教会のカトリック司祭。暗殺シナリオのターゲットの一人
加藤篤志 諏訪太朗 公式未公開 酪農家。暗殺シナリオのターゲットの一人
榎本和昌 阪田マサノブ 公式未公開 大手商社の元部長(リストラ部長)。暗殺シナリオのターゲットの一人
染谷 芹澤興人 公式未公開 物語の終盤に関わる人物。2026年7月時点で詳しい役どころは公式未公開
五條永作(会長) 木場勝己 公式未公開 「会長」と呼ばれる、政財界の裏で暗躍するフィクサー的存在。第4話に登場

※役の年齢は、2026年7月時点の各種番組情報サイトで明記が確認できなかったため、全役とも「公式未公開」としています。

コンサルタント―死を執筆する男―の制作陣

役割 担当
原作 イム・ソンスン『コンサルタント―死を執筆する男―』(ハーパーコリンズ・ジャパンより改題・新装版刊行)
脚本 戸田山雅司
監督 中田秀夫/小林義則
音楽 カワイヒデヒロ
主題歌 GACKT「FALL AGAIN」
プロデューサー 廣瀬眞子/笠置高弘/河相沙羅
製作 WOWOW/トライストーン・エンタテイメント
放送 WOWOWプライム「連続ドラマW」枠 毎週日曜22:00~23:00 2026年6月7日スタート・全6話(7月12日最終話)

制作陣で注目したいのは、韓国発の小説を原作に持つ点です。原作者イム・ソンスンの小説はハーパーコリンズ・ジャパンから改題・新装版として刊行されており、脚本の戸田山雅司が日本のドラマ用に翻案しています。監督は『リング』『loft ロフト』などホラー・サスペンス演出に定評のある中田秀夫と、小林義則の2名体制。中田がキャスティングされている点から、単なる企業サスペンスにとどまらない不穏な空気づくりが期待された座組とうかがえます。主題歌をGACKT自身が担当している点も、出演者と楽曲がセットで座組を構成する編成として押さえておきたいポイントです。

コンサルタント―死を執筆する男―の主演・伊崎耀の役柄

本作の主演は伊藤健太郎。伊崎耀は、ミステリー小説家を目指していたもののなかなか芽が出ず、地味な会社員生活を送っていた男性です。ある日「カンパニー」と呼ばれる謎の組織にスカウトされ、完全犯罪のシナリオ――すなわち「暗殺」の計画書を執筆するコンサルタントへと転身していきます。物語が進むにつれ、自身が書いたシナリオの重みと、後戻りできない立場に追い込まれていく心理の変化が本作の軸になっています。

伊崎耀:伊藤健太郎

演じる伊藤健太郎は1997年6月30日生まれ、東京都出身の29歳(2026年7月時点)。モデルとして『MEN’S NON-NO』などで活動したのち、2014年のドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で俳優デビューしました。『今日から俺は!!』シリーズや『俺物語!!』『アシガール』、NHK連続テレビ小説『スカーレット』、『東京ラブストーリー』(2020年版)など、青春・コメディ色の強い作品での活躍が目立ち、『コーヒーが冷めないうちに』では第42回日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞俳優部門を受賞しています。

伊藤がこれまで担ってきたのは、明るく人懐っこい青年像や、コメディタッチの主人公が中心でした。今回の伊崎耀役は、冴えない小説家志望から「暗殺」に手を染めていくダーク・サスペンスの主人公という、これまでの持ち味とは明確に異なる起用と言えそうです。WOWOWの連続ドラマWという枠自体、地上波以上に踏み込んだ人間の闇を描く枠であることも踏まえると、伊藤にとって新境地への挑戦になった作品と見られます。

コンサルタント―死を執筆する男―の共演陣の紹介

伊崎耀を取り巻く11人の共演陣を紹介します。伊崎をスカウトした謎の男・GACKTから、監視役の木村文乃、恋人の桜井日奈子、事件を追う刑事の一ノ瀬颯、そして暗殺のターゲットとなる大河内浩・東根作寿英・諏訪太朗・阪田マサノブまで、キャリアの異なる俳優陣が揃っています。

黒川秋峰:GACKT

黒川秋峰は、出版社代理人を名乗り伊崎をカンパニーにスカウトした謎の男です。伊崎の過去や才能を見抜いていた人物として、物語の起点に位置づけられています。

演じるGACKTは1973年7月4日生まれ、沖縄県出身の53歳(2026年7月時点)。1995年にビジュアル系バンド「Malice Mizer」で活動したのち1999年からソロ活動を開始し、音楽アーティストとして1000万枚以上のセールスを記録。俳優としてもNHK大河ドラマ『風林火山』の上杉謙信役や、二階堂ふみとのW主演映画『翔んで埼玉』(第43回日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞)など、独特の存在感を活かした役どころで実績を重ねてきました。

GACKTがこれまで担ってきたのは、大河ドラマの武将や『翔んで埼玉』のような一癖ある人物など、強烈なカリスマ性を伴う役柄が中心でした。今回の黒川秋峰役も、伊崎を暗殺の世界に引き込む謎めいたスカウトマンという、これまでのカリスマ性を活かしつつ正体を最後まで見せない起用と言えそうです。自身が担当する主題歌「FALL AGAIN」とあわせて、音楽と演技の両面で作品世界を支える座組になっています。

水畑早紀:木村文乃

水畑早紀は、カンパニーから派遣された伊崎の監視役のマネージャーです。伊崎の仕事ぶりを間近で見張る立場でありながら、物語が進むにつれて伊崎との距離感が変化していく人物として描かれます。

演じる木村文乃は1987年10月19日生まれ、東京都出身の38歳(2026年7月時点)。2005年に映画『アダン』のヒロインオーディションでデビューし、NHK連続テレビ小説『だんだん』『梅ちゃん先生』、ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』『神の舌を持つ男』などに出演。2020年にはNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で明智光秀の正室・煕子役を務めています。

木村がこれまで担ってきたのは、朝ドラのヒロイン格から刑事ものまで、芯の強さと人間味を併せ持つ女性像でした。今回の水畑早紀役は、伊崎を監視する冷徹な立場と、人間らしい揺らぎの両方を求められる役どころで、これまでのキャリアで培った振れ幅を活かす起用と言えそうです。

斎藤良美:桜井日奈子

斎藤良美は、伊崎の勤め先で経理を担当する女性です。社内には内緒で伊崎と交際中という設定で、彼女自身も秘密を抱えている人物として物語に絡みます。

演じる桜井日奈子は1997年4月2日生まれ、岡山県出身の29歳。2014年「岡山美少女・美人コンテスト」でグランプリを獲得し「岡山の奇跡」として注目され、2018年『ママレード・ボーイ』で映画初主演。2019年のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』で地上波連続ドラマのヒロインを務めています。

桜井がこれまで担ってきたのは、青春映画・恋愛ドラマでの清楚で親しみやすいヒロイン像でした。今回の斎藤良美役は、恋人でありながら秘密を抱える女性というサスペンス色のある役どころで、これまでの明るいヒロイン像に陰影を加える起用と言えそうです。

菅野正人:一ノ瀬颯

菅野正人は、警視庁捜査一課の刑事です。伊崎が関わった一連の「自然死」や「自殺」に不審な共通点を見出し、独自に捜査を進めていく人物として描かれます。

演じる一ノ瀬颯は1997年4月8日生まれ、東京都出身の29歳。2018年にスカウトされ芸能界入りし、2019年の特撮ドラマ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』でリュウソウレッド/コウ役として俳優デビュー。2020年にはNHK大河ドラマ『麒麟がくる』にも出演しています。

一ノ瀬がこれまで担ってきたのは、特撮ヒーローに代表されるまっすぐな正義感を持つ役柄でした。今回の菅野正人役も、事件の異変に食らいつく刑事という、これまでの持ち味の延長線上にある起用と言えそうです。デビューから7年、特撮出身の若手が地上波以上にシリアスなWOWOWのサスペンスドラマに起用された点も注目されます。

徳永貞夫:河相我聞

徳永貞夫は、伊崎が勤めるエイドローンリサーチ社・東京支社長です。伊崎の日常の顔である会社員パートを管理する立場として登場します。

演じる河相我聞は1975年5月24日生まれ、埼玉県出身の51歳。1991年ドラマ『天までとどけ』の次男役でレギュラー出演し注目を集め、『時をかける少女』(1994年)で準主役を務めるなど、子役から俳優としてのキャリアを重ねてきました。俳優業と並行して音楽活動も行っています。

河相がこれまで担ってきたのは、子役時代からの知名度を土台にした実直な社会人・脇役ポジションでした。今回の徳永貞夫役も、伊崎の表の顔である会社組織を代表する上司というポジションで、これまでのキャリアの延長線上にある起用と言えそうです。

山室将成:大河内浩

山室将成は、与党の国会議員です。伊崎が手がける暗殺シナリオのターゲットの一人として登場します。

演じる大河内浩は1956年5月11日生まれ、兵庫県神戸市出身の70歳。1980年『必殺仕事人』でデビューし、『3年A組~今から皆さんは、人質です~』『集団左遷!!』『下町ロケット』など、テレビドラマ・映画で数多くの脇役を務めてきたベテランです。

大河内がこれまで担ってきたのは、組織ものドラマでの存在感のある中堅・上層部の役どころでした。今回の山室将成役も、国会議員という社会的地位の高い人物が「ターゲット」として狙われるという、ベテランならではの重みを活かした起用と言えそうです。

三枝孝之:東根作寿英

三枝孝之は、地方の小さな教会のカトリック司祭です。暗殺シナリオのターゲットの一人として登場します。

演じる東根作寿英は1972年4月3日生まれ、神奈川県横浜市出身の54歳。1988年のオーディション企画でデビューし、NHK大河ドラマ『信長』で織田信忠役、連続テレビ小説『春よ、来い』でヒロインの初恋の相手役を演じるなど、朝ドラ・大河の双方で存在感を示してきました。近年は『マスカレード・ホテル』『マスカレード・ナイト』にも出演しています。

東根作がこれまで担ってきたのは、朝ドラ・大河での誠実で穏やかな役どころでした。今回の三枝孝之役も、聖職者という静かな佇まいが求められる役どころで、これまでのキャリアの延長線上にある起用と言えそうです。

加藤篤志:諏訪太朗

加藤篤志は、酪農家です。暗殺シナリオのターゲットの一人として登場します。

演じる諏訪太朗は1954年8月9日生まれ、東京都練馬区出身の71歳。1976年に新演劇人クラブ・マールイの研究生となり舞台『オイディプス王』でデビュー。映画『おくりびと』や、園子温監督作品『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』など、個性の強い脇役として長く活躍してきたベテラン俳優です。

諏訪がこれまで担ってきたのは、園子温作品に代表される癖の強い、生活感のにじむ役どころでした。今回の加藤篤志役も、酪農家という土着的な生活者の役どころで、これまでの持ち味を生かした起用と言えそうです。

榎本和昌:阪田マサノブ

榎本和昌は、大手商社の元部長です。作中では「リストラ部長」と紹介され、暗殺シナリオのターゲットの一人として登場します。

演じる阪田マサノブは1965年3月13日生まれ、大阪府出身の61歳。早稲田大学在学中に劇団東京ヴォードヴィルショーに入団し、お笑いコンビ「Z-BEAM」「GO・JO」での活動を経て俳優業に専念。映画『GANTZ』、ドラマ『高校入試』『信長協奏曲』などに出演しています。

阪田がこれまで担ってきたのは、お笑い出身らしい人間味のあるサラリーマン役・脇役でした。今回の榎本和昌役も、リストラを主導する立場の元部長という、これまでの持ち味を生かしつつ影のある一面を見せる起用と言えそうです。

染谷:芹澤興人

染谷は、物語の終盤に関わる人物です。2026年7月時点で、役どころの詳細を公式に確認できる情報源は見当たりませんでした。

演じる芹澤興人は1980年12月1日生まれ、静岡県出身の45歳。中央大学文学部哲学科卒業後、2006年『仮面ライダーカブト』でドラマ初出演。2009年主演の『最低』で第10回TAMA NEW WAVEベスト男優賞を受賞するなど、映画を中心に活動してきた俳優です。

芹澤がこれまで担ってきたのは、インディペンデント映画での癖のある脇役でした。今回の染谷役も、詳細は伏せられているものの、物語終盤の重要な局面に関わる人物として起用されたとみられます。

五條永作(会長):木場勝己

五條永作は、作中で「会長」と呼ばれる人物です。政財界の裏で長年暗躍してきたフィクサー的な存在として、第4話から登場します。

演じる木場勝己は1949年12月30日生まれ、東京都江東区出身の76歳。明治大学中退後、演劇センター附属青山杉作記念俳優養成所の第一期生として舞台俳優のキャリアをスタートし、『3年B組金八先生』第6・7シリーズの千田喜朗校長役で広く知られました。2025年には「リア王の悲劇」「天保十二年のシェイクスピア」で第32回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞するなど、舞台を主戦場とする大ベテランです。

木場がこれまで担ってきたのは、『3年B組金八先生』の校長役に代表される威厳のある年長者の役どころでした。今回の「会長」役も、その貫禄を生かした起用で、物語の裏側を知る存在として第4話以降のキーパーソンになる座組と見られます。

コンサルタント―死を執筆する男―のキャスト相関図

『コンサルタント―死を執筆する男―』のキャスト相関図は、伊崎耀を中心とした「カンパニー」側の人間関係と、伊崎が手がける暗殺シナリオの「ターゲット」側の人間関係が交差する構造です。テキスト相関図で整理すると以下のようになります。

[カンパニー側]
  黒川秋峰(GACKT・伊崎をスカウト)
       ↓ シナリオ執筆を依頼
  伊崎耀(伊藤健太郎・主人公)
       ↑ 監視
  水畑早紀(木村文乃・監視役マネージャー)
  五條永作(木場勝己・会長/裏で全体を統括する存在、第4話~)

[伊崎の日常パート]
  伊崎耀 ←→ 斎藤良美(桜井日奈子・社内秘密の恋人)
  伊崎耀 ←→ 徳永貞夫(河相我聞・支社長)

[伊崎を追う側]
  菅野正人(一ノ瀬颯・刑事)── 伊崎の関与を疑い捜査

[暗殺シナリオのターゲット]
  山室将成(大河内浩・国会議員)
  三枝孝之(東根作寿英・司祭)
  加藤篤志(諏訪太朗・酪農家)
  榎本和昌(阪田マサノブ・元部長)
  染谷(芹澤興人)

本作の相関図で押さえておきたいのは、伊崎を取り巻く関係が「カンパニー」「日常」「捜査」という3つのレイヤーに分かれ、それぞれが独立して伊崎に接近している点です。水畑早紀(木村文乃)は監視役でありながら伊崎に最も近い距離にいる人物で、菅野正人(一ノ瀬颯)は外側から真相に迫る立場。斎藤良美(桜井日奈子)は伊崎の「裏の顔」を知らないまま関係を続けている点が、他の人物との違いです。

ターゲット側の山室将成・三枝孝之・加藤篤志・榎本和昌は、国会議員・聖職者・酪農家・元部長と職業も立場もばらばらである点が特徴です。年齢・キャリアの異なるベテラン俳優をターゲット役に配置することで、1話ごとに異なる社会階層の「死」を描く座組になっていると見られます。

コンサルタント―死を執筆する男―のキャスト陣の見どころ・共演

本作のキャスティング上の見どころは、伊藤健太郎がこれまでの明るい持ち味から一転してダーク・サスペンスの主人公に挑んだ点です。WOWOWの連続ドラマW枠は地上波よりも人間の負の側面を踏み込んで描く傾向があり、伊藤にとって新境地となった座組と言えそうです。

共演陣も振れ幅の大きい座組です。音楽と演技の両方でカリスマ性を発揮するGACKT、朝ドラ・大河の実績を持つ木村文乃、若手世代の桜井日奈子・一ノ瀬颯に対し、大河内浩・東根作寿英・諏訪太朗・阪田マサノブ・木場勝己というキャリア40年以上のベテラン勢がターゲット役として脇を固める構成。中田秀夫が監督に名を連ねている点からも、ホラー・サスペンス演出の経験を持つスタッフが、俳優陣の重みを生かした画作りを意識した座組とうかがえます。

コンサルタント―死を執筆する男―のキャストに関するよくある質問

原作はある?

『コンサルタント―死を執筆する男―』には原作があります。韓国の作家イム・ソンスンの小説『コンサルタント―死を執筆する男―』(ハーパーコリンズ・ジャパンより改題・新装版刊行)を、脚本の戸田山雅司が翻案しています。

出てる人は誰?キャストは何人?

主演の伊藤健太郎(伊崎耀役)を中心に、GACKT(黒川秋峰役)・木村文乃(水畑早紀役)・桜井日奈子(斎藤良美役)・一ノ瀬颯(菅野正人役)・河相我聞(徳永貞夫役)・大河内浩(山室将成役)・東根作寿英(三枝孝之役)・諏訪太朗(加藤篤志役)・阪田マサノブ(榎本和昌役)・芹澤興人(染谷役)・木場勝己(五條永作/会長役)の合計12人が主要キャストとして発表されています。

主題歌は誰が担当?

主題歌はGACKTの「FALL AGAIN」です。劇中で謎の男・黒川秋峰を演じるGACKT自身が主題歌も手がけている座組になっています。

全何話?放送はいつ終わった?

全6話で、2026年6月7日にスタートし、最終話は2026年7月12日にWOWOWプライムで放送されました。放送時間は毎週日曜22:00~23:00です。

放送はどこで見られる?見逃し配信はある?

WOWOWプライム「連続ドラマW」枠で放送され、WOWOWオンデマンドで見逃し配信・単話配信が行われています。地上波・TVerでの配信は、2026年7月時点で確認できていません。

コンサルタント―死を執筆する男―キャストの総評

『コンサルタント―死を執筆する男―』のキャストは、伊藤健太郎がこれまでの明るい持ち味から一転してダーク・サスペンスに挑んだ主演作を核に、GACKT・木村文乃・桜井日奈子・一ノ瀬颯・河相我聞という「カンパニー」を取り巻く座組と、大河内浩・東根作寿英・諏訪太朗・阪田マサノブ・芹澤興人・木場勝己という「ターゲット」側のベテラン勢を含めた合計12人の座組です。韓国発の原作小説を戸田山雅司が脚本化し、中田秀夫・小林義則が演出を手がける、WOWOW「連続ドラマW」らしいダークな座組と言えます。

キャスティングの核心は、音楽アーティストとしても第一線に立つGACKTが、正体不明のスカウトマンと主題歌の両面で作品を支えている点です。原作を持つ翻案作品だからこそ成立する、緻密に組み立てられた座組と言えそうです。

世代面では、20代の伊藤健太郎・桜井日奈子・一ノ瀬颯と、俳優歴40年を超える大河内浩・東根作寿英・諏訪太朗・木場勝己が同じ作品の中で交差する点も見逃せません。伊藤健太郎にとって新境地となる主演作であることも踏まえ、全6話を通じたキャスト陣の演技評判と、「暗殺コンサルタント」という設定がどう演じ分けられたかに注目です。

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この記事を書いた人

ドラマ・映画のキャスティング考察を専門にする編集者。俳優のキャリア軌跡・過去作との連続性・脚本家や演出家の作風・事務所動向を組み合わせて「なぜこの俳優がこの役なのか」を読み解いている。

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